バラ・マーケットのパエリアが出来上がるまで、もう少し市内観光を続けます。
ロンドン橋を渡り、対岸のフィッシュマーケットにも寄ることにしました。
ところで、このロンドン橋は歌にあるロンドン橋落ちたですよね。でも、私はタワー・ブリッジがロンドン橋だとばかり思っていました。
今の見た目はごく普通の橋でしたが、かつて何度も洪水などで壊れたり流されたりしたそうですね。
その誤解していたそのロンドン橋からタワー・ブリッジを見ると、距離感はこんな感じ。
右手に巡洋艦が停泊していました。
ところで、フィッシュマーケット。上の写真の左側にあるはずなのに・・・ない。
税関の手前なので間違いなくこの建物という場所までわかりましたが、中はがらんどうなのです。
そりゃ、古いガイドブックだからしょうがないと思って諦めましたが、調べてみるとここはOld Billingsgate Marketで、タワーブリッジよりまだ先にBillingsgate Marketは現存しました。移転したのも遠い昔、1982年のことだそうです。
そういや、この建物の前で警官に会いました。
ガイドブック片手の私たちに話しかけてくれましたが、次の目当てのロンドン塔はそこに見えていたので、大丈夫だと言って別れました。
でももしかするとBillingsgate Marketを探す人が他にもいて、新しい場所を教えてくれようとしたのかもしれません。
ま、どっちみち開いているのは早朝４～８時なのでした。
ロンドン塔です。入口はここ。
私は監獄や鍾乳洞好きなのでここは外せません。宮廷としてだけでなく牢獄、拷問、処刑の場でもあったそうです。
エリザベスⅠ世も幽閉されていたことがあるというので、少なくともここは見学したかったのですが、入場料が高く￡25(約3,350円)。
しかも、もしここを見学してタワー・ブリッジをまわってバラマーケットとなると
昼を回る・・・
ランチの時間が大幅に遅れると、相棒は非常に機嫌が悪くなるんです。
それにしても、きのうのケンジントン宮殿、今日のセント・ポール大聖堂、そしてこのロンドン塔へ入場していたとしたら、３ヶ所で￡61(約8,200円)！！！ほんっと高いです。
それでも、ちょっと入れなくて残念だったロンドン塔。いつか見学したいな・・・
タワー・ブリッジを渡って、バラマーケットへ戻ります。
ロンドン塔を背に左側にタワー・ブリッジ、対岸には市庁舎が見えます。
市庁舎は左側の丸い形のものです。ミレニアム・ブリッジと同じ人の設計です。
タワー・ブリッジを渡り、バラマーケットを目指しました。
途中高架下で行列している店がありましたが、ロンドン・ダンジョンというお化け屋敷でした。ロンドン塔のお化けが、ここに移ってきているんでしょうか。
11時半、バラマーケットへ戻ると、人も増えて賑わっていました。
目指すはさっきのお店。気前良く試食を勧めていました。
マレーシアチキンカレー
パエリア
どちらも￡７(約950円)。とても美味しかったです。ただ、ビールがなかったのがなぁ・・・
さらにここでは、Deer Pie とオリーブ＆チーズのパンを買いました。
本当はギリシャ料理など各国料理もまだまだあって食べたいものがいっぱいだったのですが、お腹いっぱい。いったん、買ったものを置きにホテルへ戻ることにしました。
でも・・・バラマーケットを出ようとしたそのとき、目に入ったのがここ。
満腹でしたが、食べないわけにはまいりません。
６個で￡８(約1,100円)。
店の前にはアルコールを売っている別の店のお姉さんがいましたが、料金表示がなかったので諦めました。スパークリングワインもあったので、頼んでしまえばますます居座ったに違いありません。
お腹いっぱいだったせいもあるのでしょう。タスマニアで食べたほどの感動はありませんでした。
ふたつにはレモンを、４つにはチリソースをかけましたが、レモンだけの方が美味しかったです。
ロンドン橋を渡って、市長官邸であるマンション・ハウス。
その前にある信号を渡ると王立証券取引所。
このあと、ワインを買ってホテルへ戻ったのですが、さっき買ったDeer Pieを少し食べてワインを飲み、寝てしまいました。
なんと目が覚めたのは17時半。４時間も昼寝をしてしまったのでした。
貴重な海外の昼下がり、最もいい時間帯を寝て過ごすなんて～
