英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ブダペスト】5日目-3 王宮の丘・マーチャーシュ教会~漁夫の砦

 

ブダペストは2日しかいないので、ランチのあとは早速王宮の丘を目指します。
M3からM2を乗り継ぎSzéll Kálmán térへ降り立ちました。

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トラムにバスに地下鉄にと、拠点となる駅のようです

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ここから城内への入口はベーチ門(Bécsi kapu)が近いらしい。
10分ほどで到着するはずなので、だいたいの方角はわかると思っていたら、さっぱり。
 
慎重に方角を見定め歩き出した方向は住宅街のような地味な上り坂。
そんな坂を上がって本当に行き着くのか不安でしたが、すぐにそれっぽい建物が見えてきました。
 
見えた建物は国立公文書館
ベーチ門はこの右手にありましたが撮りそびれていました(涙

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 王宮の案内図。現在地ピンクの場所から右へ歩いていきます。

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ガイドブックには、マーリア・マグドルナ塔なるものがあると書いてありましたが、
この場所からはまったく見えません。
とにもかくにも、書いてあるものは見てみたい私はひとりでぐるりと回りました。
でも、塔のはずがすっきり見渡せる位置にはありません。
 
ふと通りを見てみると、ここもだまし絵。
チェコにしてもハンガリーにしても、常に財政難の国だったようです。

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まっすぐ行くとマーチャーシュ教会。13世紀、王宮と同時に建設されています。
トルコ軍の侵略時にはモスクに変更され、軍の撤退とともにカトリック教会へ戻されたという教会です。

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ここ、マーチャーシュ教会はこの日見学できたのかできなかったのか不明。
たぶん、拝観料が必要だったのでやめたような気がします。
今回の旅行でよくよくわかったことなのですが、よっぽどでなければ、積極的に建物内部に入って見学することはありませんでした。
結局、私たちは街歩きが好きなのだろうと思います。
 
マーチャーシュ教会
ほぼ歴代のハンガリー国王の戴冠式がここで行われています。
ダイヤモンド模様の瓦屋根や、雨樋の機能を持つ怪物などの彫刻を載せた尖塔は、のちの修復で任された建築家のシュレク・フリジェシュが加えたものです。
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手前右に見えるのが三位一体の像
18世紀、ペストの終息を記念して建造されています。

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教会の右手には漁夫の砦
ドナウ川と川向こうのペスト地区が一望できるビュースポットです。
ちなみに王宮のある方がブダ地区です。
 
漁夫の砦は1899年から6年の歳月をかけ、マーチャーシュ教会の再建担当だった、建築士シュレク・フリジェシュの設計で築かれています。
名称は、かつて城壁を守ったのが漁師だったことに由来しているそうです。
砦に上ってマーチャーシュ教会を見ると、ここからのほうがダイヤモンド模様の瓦屋根がくっきりです。建築家の独自の要素を加えた修復は当時大論争を巻き起こしたそうですが、今はすっかり一大観光地。
 
せっかく街は見えるのですが、靄がかかっていてすっきりしません。この景色は次の機会にゆだねることにしましょう。
 
国会議事堂
 
 鎖橋
 
 下へ降りて漁夫の砦を見上げます。
 
 時刻は14時。駆け足の要所めぐりは、ここから鎖橋を目指すことにします。