英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【台湾】3日目-2 海外ロケ遭遇&故宮博物館

 
故宮博物館への行き方は、ガイドブックでは赤の経路が紹介されています。
行きは台北駅付近にいたので、地下鉄淡水信義線で士林駅まで行きバスで10分。
 
地図を見ると空港へはもっと簡単に帰って来られそう。バスで文湖線の剣南路駅へ出て2駅か、大直駅へ出て1駅で空港へ到着できるようでした。
 
そんなわけで、私が目論んだのは以下の経路。
 
赤の経路  台北駅 → 故宮博物館
茶色の経路 故宮博物館 → 空港

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ただ、剣南路駅行のバスは、故宮博物館から徒歩7分のバス停から出ており、難易度が高そう。大直駅へ出るほうが簡単そうでしたが、事前に時刻表は見つけられませんでした。
 
さて。まずは故宮博物館へ向かうことにしましょう。
バスでは悠遊カードが使えますが、たぶんチャージはできなかったはず。
しかも、バスでは現金払いの場合おつりが出ません
またしてもギリギリの残高の私たち。
故宮博物館で750元必要とわかっていたので、残り300元を切っています。
私のは100元、そして残りの小銭で相棒たちも地下鉄の券売機で済ませました。
空港まで足りるでしょうか。
 
士林駅では北側の改札を出て、そのまままっすぐ進むと大きな通りに出ます。
すぐ右側に【故宮博物館】と書いたバス停が出てくるのですぐにわかります。
バスはすぐに来ました。なかなか観光客向けのきれいな車内でした。
 
故宮博物館はロータリーのあるバス停だったので、とても分かりやすかったです。
バスはハードルが高い乗り物だとよく思うのですが、ここへは難しくありません。

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階段を上がると故宮博物館ですが、まずは時刻表をチェック。
大直駅へ行く棕13、週末は0分・30分。たった4駅しか乗りません。
思ったより近そうなので、うまくいけば30分ほどで空港へ到着できるかもしれません。
ガイドブックに紹介されないのは、バスの本数が少ないからなのでしょう。
 
右上が時刻表です。

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バスを降りたのが13時20分なので、15時のバスに乗れば16時50分のフライトに楽勝。
1時間半あれば、ちょっとは見学できるでしょうか。
 
階段を上り、記憶に残っている建物を目にしながらパチリ。
な~んにも気づかずに撮っていますが、すでに写り込んでいます。
ここになにが?って?

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呑気に私が写真を撮っていると、娘の小さな驚嘆の声。 
 
ほらっ
ほらっ
 ほら~っ
 
ゲーノー人がいてるっ

 

ゲーノー人って? 台湾のゲーノー人なんて知らないと思っいながらふと見ると、高橋ひとみさんではありませんか。お隣のかたは見たことがあるような?
 
ロケって大変なんですね。まず、上の写真の階段まで戻りって、まずそこに立っています。ここからカメラが回り始め、さもずっと話していたかのように会話を始め、ほんの数秒でカット。

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ほぉ~プロだなぁ。
テレビで見ると、ほんとにずっとだらだら歩いてしゃべっていると思ってました。
調べてみると、55歳だそうですが、とてもおきれいでした。
背は165cmとか。でも、細いせいか小さく見えました。

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いや~ 芸能人ってほんときれい。

つやっつやのお肌。シミなんてどこにも見当たりません。

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この男性のお名前がわからないことには、オンエアーされる番組もわからないですね。

 
高橋ひとみさんの撮影は続いていましたが、じろじろ見るのもなんだし故宮博物館へ。

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右手ドアを入るとチケット売り場です。
入場するには荷物はコインロッカーへ預けなくてはなりません。 
飲み物は置いておく台がありました。 

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コインロッカーは10元コインを使いますが、手持ちにコインがなければ両替もしてもらえます。帰りに荷物を出すとコインは返却されてくるのがいいですねっ
 
私は以前見た数多くの精巧な彫刻が見たかったのですが、下調べを充分していなかったので、どこから見ればいいのかわかりません。とにもかくにも白菜だろうと3階へ。
 
数人待てば見られましたが、私たちが見終わった後は長蛇の列。
タイミングによってツアーの団体客とかち合うのでかなり待つそうです。
 
本当に小さな白菜ですが、前にも見た記憶が残っていました。

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葉っぱにとまっている虫も見えます。 

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ヨーロッパのミニチュア(5cmぐらい)化粧箱 。

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鼻煙壺

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書のコーナーもまわりました。

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掐絲兼畫琺瑯酥油茶罐
この壺は、上部持ち手の金の部分だけで300万円もするそうです。

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私が見たかった精巧な彫刻は、これ。
確か前回見たときの説明では、象牙だったと記憶しています。

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10年前、こういう精巧な彫刻をいくつも見ましたのですが、時間切れ。
ルーヴル美術館と同じく、1日どころか数日かけてじっくりと回るべき場所ですね。 
 
このサンゴの前にお姉さんがいるんですが、スケッチをしていました。
それがもうすごいお上手で、サンゴよりもそれを写したかったんですけど、覗き込むのもね。絵が描けるというのも素晴らしいなぁと思いました。 

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たった1時間半でしたが、白菜が見られただけでも良しとしましょう。