クアラルンプール空港からKL Sentral駅へ到着したのが8時半前。今回はどこかへ出掛けることが目的ではなかったので、KL Sentral駅最寄りのホテルを予約しました。ラウンジアクセスできるホテルから選んだのが、駅隣接のHilton Hotelです。
KL Sentral駅は各地への交通網が集中しているので、どこへ行くにも便利です。
構内はよく覚えています。でも、構内に電車が走っているのは今回まで気づきませんでした。
Hilton Hotelへは表示が出ているのでそれに沿って歩きますが、ちょうどここにエレベーターがあります。
エレベーターに書かれているMRTのSUNGAI BULOH線が近いのですが、その駅名はMuzium Negara駅。ここだけがKL Sentralという名前がつかないので注意です。私もこの駅を目指したかったのに、後日間違えました。ただ、駅名になっているMuzium Negara=マレーシア国立博物館はぐっと向こうなので、駅への距離もまだもう少しあると思います。
さらに奥へ行くとエスカレーターがあります。7,8段階段を上るので、重い荷物がある場合はエレベーターを利用した方がいいですが、通常はエスカレーターの方が便利です。
エスカレーターを上って右へ行くとMRT Muzium Negara駅、左はHilton HotelとLe MERIDIEN Hotelへの入口です。ロビー階へはさらに奥にあるエレベーターで上がるので、まだ通路は殺風景です。
エレベーターを降りると、ホテルの入口が並んでいます。
入ってすぐ。まっすぐ行くとフロントです。
まだ早かったので、ロビー階より上にあるショップは閉まっていました。
ホテルからの景色はこんな雰囲気。土曜日の朝なので車の通りは少ないですが、市内中心部です。皇居のように広大な公園が広がっていました。行く予定にしちているイスラム美術館もずっと右の一角にあるはずです。
まだ早すぎるのでとりあえず荷物を預け、イスラム美術館よりも早くから開いているバトゥ洞窟へ行くことにして、KL Sentral駅へ戻ります。
バトゥ洞窟へのアクセスは本当は簡単で、このKTM Komuterに乗車すれば本来30分ほどで到着するはずなのです。
ところが、前回来たときもそうでしたがこの路線は依然工事中なので、時間ももう少しかかるし、途中シャトルバスの時間帯もあったりするのです。
自動券売機はクレジットカードが使えないという記憶があったので、前回と同様、有人窓口で購入しました。今はSuicaやPASMOのようなチャージ式カードも使えるはずですが、電車に乗る予定は他にないので購入していません。20%ほど運賃が割引になるので、あちこち電車に乗る予定の人は最新情報を仕入れてくださいね。(何の情報提供にもなっていなくてすみませんっ)
有人窓口には、KL Sentral駅からBatu Caves駅の簡易時刻表とシャトルバスによる運行について書かれていましたが、人が待っているのでゆっくり眺めているわけにはいきませんでした。
ただ、時刻表は以前と変わりないままで貼ってありました。私は8:37発に乗ったので、往路はシャトルバスに乗らず最後まで電車で行けました。
時刻表 KTM komuter-from-kl-sentral-to-batu-caves.html
ホームにも時刻表があります。Batu Caves駅へはPLATFORM3から乗ります。
日本人が多いんでしょうね。しっかり日本語で書かれています。結構あちこちの標記に日本語を見つけました。
貼ってあった時刻表も有人窓口も8:37発と書いてありましたが、この日は遅れているのか8:40発となっていました。
電車はきれいですが、冷房がガンガンに効いているので注意です。
40分ほどかかってBatu Caves駅に到着しました。こちらにも自動券売機がありましたが、使っている人は見かけませんでした。
有人窓口の前に時刻表が貼ってあるので、バトゥ洞窟へ行く前に必ずチェックしておきましょう。なぜなら、これを見ていなかった人たちが置いてきぼりを食らっていたのです。
よく見てください。PLATFORM1から出る電車とPLATFORM2から出る電車があるのです。そして、PLATFORM2から出る電車はSentul駅からシャトルバスでKL Sentral駅へ向かうと書かれています。後述しますが、出発ホームまでは時刻表に載っていないので、必ずチェックしておいてください。
Batu Caves駅を出たところです。こちら側からの上りのエスカレーターは前から動きません。
駅を出てすぐ、お店が並んでいます。お土産物のほかに水も売っています。屋根が途切れてすぐ左へ行くと有料の入口がありますが、まっすぐ先へ進めばバトゥ洞窟に到着できます。普通の人はこちらへ行くと思います。
復路の説明も先にしてしまいます。
復路も電車で最後まで移動できる10:18発に乗りたかったのですが、気づいたときはちょうど出発したところでした。その次の電車はシャトルバスを使う11:15発。
私たちを含め、ほとんどの人がPLATFORM1で座って待っていました。その間、1台電車が到着したのですが、すぐに回送となって去っていきました。この路線の時刻表を見ると連絡が悪いんですね。到着した電車が出発するということがまずないんです。
向かい側のホーム(PLATFORM2)には電車が停車していたので、これがあとで旋回してくるのかと思っていました。でもそのとき、ふと気づいたのです。もしや出発は向かい側ではないかと。
早くから待っていた人ほど、このプラットホームの間違いに気づかなかったようです。そして、アナウンスがないのはもちろん、駅の人が教えてくれることもなく、静かに11:15発は出発しました。PLATFORM1に30人以上の乗客を残したまま。
もちろん、シャトルバスの停車しない途中駅に下りる予定の人もいたかもしれませんが、その次の電車は12:15発。さらに1時間後ということは・・・たぶん、気づいていなかったんだろうな。私も声を掛ければよかった。
みんながいるから大丈夫は、間違いです。やっぱりよく調べてくださいね。
Sentul駅に到着すると、シャトルバスが停まっていました。
案内も掲示されているし、下車後下へ下りればすぐにわかる場所です。
ただ、だいたい乗ったとわかったら出発してしまうので要注意です。バスは何台も停まっていますが、乗客の数からいっても次々と走らせるとは思えません。トイレに行っていたのか、出発直後に慌てて走ってきた人がいました。
KL Sentral駅の到着は、空港バスと同じ場所です。上へ行くと迷うことなくコンコースに出られるので心配ありません。逆に往路がシャトルバスの場合、空港バスの乗り場を目指せばわかるはずです。
工事がいつまで続くかわかりませんが、まだしばらくはシャトルバスの時間帯があるはずです。早く30分で行き来できるようになるといいんですけど。