英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【富山岐阜】1日目-2 富山駅「とやま方舟」でランチ/奥飛騨温泉郷平湯温泉「KKR 平湯温泉たから荘」

2017年(平成29年)11月18日(土)

 
娘が宮古島へ行くというので、留守中に私たちも出掛けようと急遽思い立ち、初プレミアムクラスで富山へやって来ました。
前回記事はこちら。
高岡大仏を拝んだあと富山駅へ戻りました。
時刻は既に13時。今日の宿泊先、平湯温泉行のバスは15:05発です。2時間あればランチもゆっくりできるでしょう。なにより、バスの乗車時間は3時間も乗るので、呑んで寝るしかないよね。
 
ところで、とやま方舟は、富山駅ビルとやマルシェ内にあります。入ったところにある白えび亭も、お寿司屋さんすし玉も大行列。気になるなぁ。
 
とやま方舟はカウンターに通されました。結論から言います。
 
いまひとつ、ぱっとしませんでした 
 
ランチの時間帯だったのですが、お酒を呑むので丼は好まない。ふつうのメニューから頼みました。
 
白海老のお刺身
これは、あま~くて美味しかった~ 期待大で始まりました。

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素干しホタルイカ天婦羅 / 幻魚(げんげ)の唐揚げ
むむ?油が悪いのか? 美味しい魚なのにな~

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本日の地魚カルパッチョ風仕立て

メニューに比べてエライ大雑把だけど、まぁ、お魚は美味しい。

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それより、カウンター向こうの調理人が新人さんの愚痴をこぼし続けていて、その会話が耳障りでならない。
人の話に反応するようなマネは、普段なら決してしない。でも、聞こえているぞ、不快だぞ、と表したくて、会話中にクスっと笑ってみた。 
 
おやじ「あれ、聞こえてるぞ」
店員女「女の人は耳がいいですからね」
おやじ「じゃ、〇〇(新人さん)は聞こえないふりをしているのか?」
 
ってな感じで、さらに新人さんの愚痴を続ける。件の彼女、笑顔で頑張ってるんだけどな。どうやら段取りも悪くないぞ。
 
揚げだし堅豆腐

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よっぽど会話にイライラしていたのか、写真を見ても食べた記憶なし。そこまで苛立つ私も私だ。
 
酒器は 能作 の錫(すず)

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 前回高岡を訪れたとき、ここの作品が展示されている店が国宝瑞龍寺近くにありました。錫製品だと シマタニ昇龍工房 の自在に曲がるお皿も有名ですね。
 
この錫の酒器は、帰ってからじわじわと良さを思い出しました。冷酒が好きなので、冷たいまま長く保てるこの酒器はイイ。シャンパンだと、なお良さがわかるかも~ 
 
頼んだ日本酒は、飲んだ記憶のないものから選び、若駒特別純米無濾過生原酒 弥久(びきゅう)、吉乃友純米無濾過1801酵母の2合のみ。

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こーんなに富山のお酒があるというのに。まだまだ呑みたかったなぁ。
ちなみに、とやマルシェでは生酒はほとんど扱っていませんでした。それでも四合瓶を1本買ったのに、なんだったのか撮り忘れ。 
 

 
 
特急バス「神岡・平湯温泉線」で、平湯温泉へ向かいます。私は平湯温泉という名を聞いたことがなかったのですが、上高地へ抜けることができる場所で、冬季通行止めになるまでの間、賑わう場所なのかもしれません。

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バスには3人ぽっちりしか乗りませんでした。1日たった4便ですが、これじゃあ本数が少なくてもしょうがないよね。
この便は神岡営業所で乗継ぎで、そこまで1時間半。思惑どおり熟睡していました。
 
乗換えてからも1時間半の予定でしたが、降車専用区間があるの時間帯だったので、降りる人がいなければ穂高ロープウェイへの往復はありません。30分ほど短縮されました。
 
日没にかかるころでしたが、紅葉が本当に美しかった!車窓からは撮れませんでしたが、晴れていたらもっと賑わっていたはず。もっとも美しい時期だったんじゃないかと思いました。
 
もうひとりの乗客はクマ牧場で降りるとか。
「暗いから熊が出るかもしれないよ~」と運転手さんが言っていましたが、到着して、冗談ではないとわかりました。真っ暗。
 
そのおばさんはちゃーんと懐中電灯を持って、そこで迎えを待つようでした。お気をつけて。そういえば、乗り換えたときには既に雨も止んでいましたね。雨の中でなくて良かったです。 
 
次が終点のバス停平湯温泉です。ここから徒歩4分のはずですが、宿は見えません。
近くの温泉施設で場所を確認してから歩き始めました。暗いだけで、すぐに到着しました。 
 
このお宿 KKR 平湯温泉たから荘 は国家公務員共済組合の保養所です。もともとは組合員しか泊まれなかったんでしょうけど、今は一般人もOK。 
外観は翌朝の写真ですが、保養所満開の地味ィ~な造り。ここって泊まれる場所っていうような、そんな雰囲気ですよね。合宿所と言ってもいいぐらい。

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フロントもロビーも階段も、ザ・保養所です。

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でも、10畳和室の部屋は、きれいに改装されていました。

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夕食は18時からの一斉スタートなので、またもや食事が待っております。食べて、寝て、起きて・・・まだ食べるんかいっ
 
海外だけではなく、国内でも貧乏旅行が趣味なわけではありませんが、ココ、実は1泊2食で11,800円/人という破格のお値段でした。たぶん、共済からの補助金もあるだろうし、厳密に独立採算ではないはず。価格以上のモノが得られるのではないかと目論んで、予約しました。
 
なんせ、富山駅近くでシティホテルに素泊まりするのと変わらない。しかもそれでA5格の飛騨牛しゃぶしゃぶも付くんですよ~

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牛肉は美味しかったですね~ 落ち鮎の有馬煮も気に入りました。
写っていませんが酢の物で出されたカニはいまひとつ。

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そして揚げ物もいまひとつ。特に揚げ物は衣に卵を入れていないのか味がない上に、関西風の薄味の天つゆだったので、ますます味がしなかったんですよね~
でも、全体的には及第点だったと思います。

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お腹いっぱい過ぎて、デザートはお断りしました。お部屋へ運びましょうか?と言っていただきましたが、それも無理。そんなにとやま方舟で食べたとは思わなかったのですが、残念でした。  
 
温泉へ参りましょう。夕食時に見た限り女性は7~8人。この日も翌朝も貸切状態で入れました。
写真は翌朝のものですが、温泉への道中も頑張っているでしょう? 

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脱衣所 

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内湯がひとつと露天風呂がひとつ。

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はじめてお風呂の中の写真を撮ることができました。 

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露天風呂は落ち葉をすくうのに、網が置いてあるとよかったんですけど。

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中から降りる階段に人工芝やタオルが滑り止めに敷いてありましたが、それが冷たい。
手すりも冷たい。 でも、いいお湯でしたよ~
 
次回の記事はこちら。