英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ポーランド】3日目-3 クラクフ・荘厳な聖マリア教会に深く感動

 
クラクフ旧市街を散策しています。
 
聖マリア教会は、織物会館のある中央広場にあります。最初の建立は1221年ごろですが、モンゴルのポーランド侵攻により破壊され、その後14世紀中にブリック・ゴシック様式で再建、のちにチャペルや時計塔なども追加されていっています。
 
それでも、外はそう豪華さはないでしょう?中に入ると、想像をはるかに超える美しい教会なんです。 

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信者の入口から入って無料で見ることもできるのですが、この場合写真は禁止。いくつもの教会を見てきましたが、どれも素晴らしいけれど、どれも記憶に残らないと思っていた私でも、ここはじっくり見学したいと思わせる、それはそれは素晴らしい造りでした。
 
見学料は10PLN(300円)、撮影料は別に5PLN(150円)、教会側面の前にあるチケット売り場で購入します。
 
圧倒される煌びやかさ。天井下に十字架に張りつけられたイエス・キリスト。おお、なんというところに。

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振り返ると見学者が見えますが、信者の入口からはここまで入れます。私がはじめに見た場所もここからでした。 でも、写真は厳禁です。 
 
上にパイプオルガンが見えます。

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思わずどんどん中へ入ってしまいましたが、ちょっと戻ってゆっくり見てみます。肖像が飾られていますが、ヨハネ・パウロⅡ世ですよね? 
 
ヨハネ・パウロⅡ世は当時455年ぶりの非イタリア人教皇でした。国の誇りであったに違いありません。 

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じっと見つめている人もいました。
 
細部まで装飾は見事でした。柱に至るまでこの煌びやかさです。

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前へ行ってみます。ゴシック様式の祭壇、ステンドグラスも美しくて言葉を失います。 
 
 
天井のこのブルーは何色と言えばいいんでしょう。ヨーロッパの教会でこの青は初めて見たような気がします。

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正面を見ると、天井だけでなく側面のブルーが美しいことがわかります。 
 
その側面も見てみましょう。豪華な装飾のみならず、美しい色彩が天井まで続きます。
 
もう一度最後に眺めて、ここをあとにしました。筆舌に尽くしがたい美しい教会でした。
 
少し昼寝をして、夜のコンサートに備えます。ただ、この聖マリア教会でもコンサートをしているとわかったので、少し残念でした。先に確認しておけばよかったなぁ。
 
15:40。クラクフの気温が一番高くなるのは15時なので、まだまだ暑いです。旧市街は、こんな緑の公園に囲まれている美しい街でした。 

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