2019年(平成31年)1月5日(土)
サン・セバスチャンの絶景、コンチャ湾を散歩し、旧市街まで戻ってきました。
10時半、まだ街は静かです。
モンテ・イゲルドは上がれませんでしたが、モンテ・ウルグルへ向かいます。
でも、その前にチェックアウトを済ませておきましょう。
荷物を預かってもらって、出発です。
いくつか道はあるはずですが、確実に知っている場所から上がりました。
上からの写真になりますが、この広場は旧市街の一角にあり、初日に通りました。
右下の角に博物館があって賑わっていたものの、内覧見学はあまり興味がなくなっていたので、気になりつつも素通りした場所です。
たった123mの山ですが、12世紀に山頂にモタ城が建設されて以来、要塞でした。
その要塞の先まで歩を進めて眺めると ・・・なんという絶景でしょう。
ウルメア川対岸にあるモンテ・ウリアは初日にちょうどこの下の道から見ましたが、ビーチもこんなにきれいだとは知りませんでした。
こちらのスリオラ海岸も、きれいな弧を描いています。
護岸の手前側がウルメア川河口。
やっぱり上から見る景色って素晴らしい。
さらに上がって、木々を狭間から見えるスリオラ海岸もステキ~
先へ進むには、いろんな道がありました。
石畳の車道もありましたが、やっぱり低いとはいえ雰囲気のあるこちらを選択。
要塞の名残り、満載ですよね。
まずひとつ城壁をくぐります。
20世紀初頭、あまりの美しさにここが観光リゾート地化していったのでしょう。
これまでの軍事拠点としての関心が失われ、市に土地が売却されてました。
ここをくぐると、ちらりとコンチャ湾。
でもまだ全貌は見えません。
さらに奥にはモタ城への入口。
でも、モタ城へは5月1日から9月30日までしか入場できないようですね。
市に土地が売却されたあと、1950年に建てられたイエス・キリスト像が見えます。
モンテ・ウルグルを見上げたときに見えているのは、この像ですね。
城壁内へは入れるので進んでみましょう。
合間から、コンチャ湾が見えます。
左に目をやると旧市街も一望。
12mもあるというキリスト像の建物の前を通り、ぐるりと北側へ回ってみました。
モタ城の開いている夏場はもっと賑わっているのでしょうが、この晴天においても、そう人はいません。
入った場所とは違う階段を降り、来た側とは違う方へ進むと展望台に出ます。
向こうに見えるのは上がれなかったモンテ・イゲルド。
なんという美しさ。
モンテ・イゲルドとサンタ・クララ島が連なって見えます。
そうか。向こうにも上れていたら、この逆の景色が見えたんだな~
上らないと見えない景色って、あるよね。
コンチャ湾を出て、ビスケー湾に見えるのはウィンドサーフィンでしょうか。
こんな美しい海に出られるっていいなぁ。
遠いように見えますが、インストラクターらしき人の声が聞こえていました。
ワタクシ、遠い昔に連れて行ってもらったことがありますが、立つことすらできませんでした。
もう、なにこれ~ としか感想の出てこない私。
絶景を前に言葉を失ってしまいました。
展望台には、遥か見える山の名前もありました。
一番高くても1,000mちょっと。そんなふうには見えないんだけど。
いつまででも眺めていたいコンチャ湾。
この絶景が見られて本当に良かったです。
下まで降りてくると、ハーバーが見えてきました。
海岸にも人が少し増えています。
階段を下り切ると旧市街。
1時間ほどの散策を終え、時刻は12時半。ランチにはちょうど良い時間になりました。
最期のバル巡りです。
外せないのは、一番初めに行ったお店でのウニ!