2019年(平成31年)1月5日(土)
サン・セバスチャンも最終日です。
昼から開いているバルを巡って、マドリード空港近くのホテルへ移動です。
まずは、1軒目。
まだ早い時間だからかテーブルも開いていたので、そちらでいただきました。
所狭しと並べられたピンチョス、立って食べるなら、自分のお皿はいずこへ?
ほら。こんなにあると、なかなか選べないんですよね。
もうどれでもいいって思っちゃって、そのくせ決断力がない私は割と外します。


選んだのは、コロッケとムール貝、そしてもうひとつなんだろう2~2.5EUR?
魚貝類のすり身をマヨネーズで和えてサラダ仕立てにたものだったと思うのだけど。

チャコリの微発泡を際立たせるために、高いところから注ぎます。
その様子がこれ。
これ、私のだったのかな? 懲りずにチャコリで攻めてました2EUR。
合計 10.5EUR(1,321円)
ちょっとのんびりしてから次へ出掛けたのが、初日一番最初に入った
● SPORT
ここが結局、私たちにとってはベストでした。
メニューがわかりやすくて頼みやすいし、たいていさらに手を加えてくれる。
ステーキを食べている人もいたし、フォアグラも評判らしい。
それと、タパスバーでは使ったナプキンを下に落とすという習慣があるんです。
下を見れば、人気店がわかる。
この店はまさにそれが顕著でした。
ハシゴしないで、ここで居座って食べ続ければよかったなぁ~

頼んだのはもちろん、ウニ3.5EUR
もうひとつは、キノコクリームを詰めたクレープ3.1EUR
飲み物は、いい加減チャコリ三昧も止めようとシェリー酒を頼みました1.8EUR。
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラで試飲だけして買えなかったから。
で、シェリー酒のことは「ヘレス」と言うと聞いていたので頼んだのですが通じず。発音が悪いだけだったのか、それとも北と南では言い方が違うのか、ガイドブックを渡して見てもらいました。
合計 13.7EUR(1,724円)
最後の1軒は決めかねました。
長時間のバスを前にこれ以上飲むわけにもいかないので、ここというところに入ろうとあちこち彷徨いましたが決められません。
結局、ゆっくり座れそうなお店に入りました。
● Taberna Orhi

頼んだのは、たぶん、ベーコンとキノコをトルテに詰めたものと2.5EURと、海老クリームを載せたもの2.5EUR。
この店もカウンターにはあまり多くのピンチョスが置いていなくて、慣れていないと選びにくいお店でしたが、テーブルでゆっくりできたのでOK。
ちょっと尻すぼみでしたが赤ワインで締めました2EUR。

合計 9EUR(1,132円)
これでバル巡りは終わりです。
行ったバルの数は延べ8軒 合計118.6EUR(14,916円)
ちょろちょろ使っているので、もっと高かったのかと思っていたら、なにこれ。
ほんとはちゃんと星付きのレストランへも行きたかったのですが、それはもうちょっと英語が上達してからにします。
旧市街をあとにするとき、白い服を着た子どもたちが広場に並んでいました。
実は前日か前々日の夜、旧市街をものすごい数の人たちがデモ行進してました。
いったいなんのデモかわかりませんでしたが、わからないこそ怖いですよね。
「君子危うきに近寄らず」がモットーの我が家。
またデモかと思ったのですが、子どもたちがいるということは違うはず。
1月6日の公現祭の前に、なにかキリスト教行事があったのかな?
スペインでは1月5日の夜に、クリスマスプレゼントが届くそうなので。(参考)
マドリード滞在の予定から変更したのは12月に入ってから。
師走の忙しい中での計画だったので、交通機関以外は調べないまま現地でした。
バスク地方、もっと堪能できただろうなぁと今になって思います。
例えば、フランス国鉄renfeに乗り換えたアンダイエから船で対岸へ渡ると、スペイン領オンダビリアという街があります。装飾された窓枠や、赤や緑といったカラフルなバルコニーのある街並みが特徴的で、旧市街のある丘を登ると美しい海辺の景色を一望できるんだそうです。しかも、美食の街バスク地方なので、美味しいレストランもばっちり。
バイヨンヌへ行く途中で通ったサン=ジャン=ド=リュズも海辺のリゾート地。
駅前すぐにマルシェがあって、イートインも。
これといった観光地はないかもしれませんが、美しい海や美味しい食事があれば、思った以上に充実した滞在ができるのではないかという気がします。
特に海が好きな方には、夏場に賑わっている海バスク、是非ともお勧めしたいです。