英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【クロアチア】6日目-5 夕暮れのマルヤンの丘から眺めるスプリト旧市街

 

スプリトの観光は翌日まわし。

せっかく日没時刻に合うようにフリーになったなら、マルヤンの丘へは絶対行きたい!

旧市街から15分ほどで展望台まで上がれるようでした。

 

日没時刻は16:30。旧市街を出発したのがその5分ほど前でした。

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海の色は赤く染まってきています。

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はじめの展望台までは10分ほどで上がれました。ここからでもスプリトの街が一望できます。

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海の色がもう少し深く染まってくるまで見ていたい。

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ふと後ろを見ると教会がありました。偶然、飛行機雲が十字を描こうとしています。

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小さな石造りの教会。ふと、長崎のかくれキリシタンの教会を思い出しました。

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たぶん、娘ももう少し日が暮れるまで見ていたいんじゃないかと思って、もう少し先へ行ってみようかと声をかけてみました。

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薄暮の中、人気もない夕暮れの道を急ぎます。

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途中で、犬の散歩の地元のおじいちゃんたちが公園で話をしていました。

クロアチアで思うことは、男性同士でのおしゃべりが多いこと。しかも、パーソナルスペースってあるの?というぐらい距離感が密接。

 

そこから延々、緩やかな階段を上って、上って、上って・・・頂上!

ここでも若者がおしゃべりしていました。夕暮れを見に来てるというより、おしゃべりに来てる?

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少しずつ空の色が変わっていきます。

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海の色も不思議なグラデーションを描いています。

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眼下に見える港はまだまだ明るいですが、少しずつ暮れているのがわかる・・・f:id:fuwari-x:20200205163813j:plain

 

振り返ると、十字架の下でおしゃべりに興じていた若者が帰り始めました。

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これ以上ここにいたら、真っ暗になってしまうでしょう。そろそろ私たちも戻らねば。

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刻々と表情を変える空。

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スプリトの北側のほうも望めます。湾を挟んだ向こうが内陸部側です。

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スプリトは小さく突き出た半島で、北側には鉄道の駅もあります。クロアチア最南端の鉄道駅ですが、ザグレブからは9時間、リエカからでも5時間ほどかかります。

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はじめの展望台の場所まで戻って来ました。すっかり日も暮れています。

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展望台までの道はこんな階段。

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下り切ると、ちゃんと標識もありました。

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海岸沿いの道リヴァはこれからが賑わいの本番です。

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リヴァから左に曲がると旧市街のショッピングストリート、Marmontova(マルモントヴァ)通りに入ります。

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通りの端にはこんな噴水があるのですが、この噴水、カップへの命中率は100%ではありません。ときどき外すので気をつけて通らないと濡れネズミ(笑

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せっかく旧市街に宿泊しているなら、人のいない金の門も通りましょう。

ここは宮殿のメインゲートで、かつては豪華な装飾が施されていたそうです。空洞となっている壁のくぼみには、ディオクレティアヌスを含む4人のローマ皇帝の肖像が飾られていたとか。その両脇には八角の塔もあったのですが、改築を重ねていく過程で取り壊されてしまいました。でも、細かな石造りにかつての面影が残っています。

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門は中へ入ってもうひとつ構えられている二重造りで、急な侵入や攻撃にも備えられていました。

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18時前にしてすっかり静かになった旧市街。メイン通りを抜けていきます。

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昼間は観光客でいっぱいのペリスティル広場も、今はひとり占め。真正面の階段を下りると宮殿の地下通路になっており、今はお土産物屋さんになっています。

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ペリスティル広場の東側に建っているドムニウス大聖堂の八角形の建物がちらりと見えます。隣に建つ鐘楼を見上げると月明かり。

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旧市街は明日ゆっくり回ることにしましょう。