2019年(平成31年)1月5日(土)
商業の中心地であるビルバオよりも、リゾート地として名高く、コンチャ海岸のくるっと弧を描いた美しい海岸に魅かれて選んだんです。
「コンチャ=貝」です。
そのコンチャ湾を見たのは、到着した日に端っこからちょろっとだけ。あのまま帰っていたら大後悔でした。
朝、アパートメントタイプを活かした食事ができました。
バイヨンヌで買ったキッシュは温めて、ミックスサラダと生ハム、パイナップル。こうしてゆったり食べられるのは、思った以上に良かったです。
生ハムは脂身のところが硬くて食べられませんでした。少し火を入れると、柔らかくもなるし、よりおいしく食べられるような。持って帰られないので、ここで試してみればよかったです。
日の出を待って8時半過ぎ、出掛けます。
コンチャ湾の端まで歩き、モンテ・イゲルドをケーブルカーで上がる計画です。
とにもかくにも海に向かおうと歩いて行くと、何やら見えるぞ。
ほら、建物に何かが座ってる。
ここは市役所なんですけど、誰なんでしょう?
すんごい大きいパイプをくわえたおじさんが座っていました。
クリスマスの飾りのひとつなんでしょうか?
市役所と向き合って観覧車があります。
これに乗ってみるのも、コンチャ湾を見るにはいいかも。
市役所の右端のバルコニーに、おじさんが座っているのが見えます。
コンチャ湾を囲んでぐるっと遊歩道があります。
向こうに見えるのが、これから行くモンテ・イゲルド。
グーグルマップによると40分ほどかかるようだったので、帰りはバスにする予定で調べておきました。
こうして見ると、コンチャ湾の弧の美しさが、少しわかるでしょうか。
振り返ると、旧市街側にはモンテ・ウルグル。
あとでこちらにも上りましょう。
海岸線にはずーっとホテルやアパートが建ち並んでいます。
そりゃ、ここから海を見ながら過ごせたら、最高にきれいだろうなぁ。
朝陽を反射したモンテ・イゲルド。
手前にはサンタ・クララ島が重なって見えます。
旧市街側のモンテ・ウルグルも負けてはいません。
まだ、日の出から30分しか経っていないので、海岸にいる人も少なく、寒さもあって静謐な空気が流れていました。
途中、ビーチに突き出すようにしてフィットネス・クラブがありました。
帰りに見たのですが、なんとここから出てきた割と年配のおじさんたち数人が、水着で海へ走っていきましたよ~
サンタ・クララ島が真ん中に位置する場所まで来ました。
ふたつの山で囲まれたこの湾の入り口は狭いうえ、真ん中にはサンタ・クララ島があるので、多少天候が荒れても、この湾はそう荒れることがないのでは?と思います。
ワンちゃんたちの散歩も楽しそう。
ノーリードで走れるキミたちは幸せだよ。
さぁ、モンテ・イゲルドはもうそこ。
ケーブルカーは10時始発のはずなので、もう少ししたら乗れるはず。
と・ところが ・・・どう見ても閉まってますよね。
2019年の営業日が貼ってあったので見てみると、そもそも1月は2~5日のみ稼働していて、11時からの営業でした。
あと1時間20分も待ってられない~
見てのとおり低い山なので、歩いて上ることも可能でした。でも、旧市街側にあるモンテ・ウルグルにも上りたいので、潔く断念。バスで戻ろうかと思いましたが、相棒が歩いてにしようと言うので、そのまま散歩を続けることにしました。
ケーブルカー乗り場あたりからでは、この程度しか見られません。
戻っていくと、行きにワンちゃんたちが戯れていたあたりに、ミラマール宮殿の入口がありました。
コンチャ湾を見渡せる絶好の位置に建っていますが、モンテ・ウルグルへ行くなら、わざわざ上がっていくこともないと素通り。
あとで見ると、侮れない景色が広がっていたようでしたけど。
陽のあたる場所が行きとは変わってきていて、モンテ・イゲルドへは上れなかったけど、コンチャ湾は堪能できました。
戻ってきて改めてこの観覧車を見てみると、これ、壁がないのよ。
オープンの観覧車って、勇気いりますよね。
続いては、モンテ・ウルグル、上ってみましょう。
やっぱり山には上がってみるものだ!
さらに、絶景です。