英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【スペイン】8日目-1 サン・セバスチャンの絶景コンチャ湾

2019年(平成31年)1月5日(土)
 
日数から考えると、同じバスク地方でも空港のあるビルバオに滞在するほうが、時間的にはぐっと短縮できたはずでした。それをなぜ、サン・セバスチャンにしたかをすっかり忘れていました。
 
商業の中心地であるビルバオよりも、リゾート地として名高く、コンチャ海岸のくるっと弧を描いた美しい海岸に魅かれて選んだんです。
 
バスク地方は、大きくはビスケー湾に面していますが、その中にさらに小さな湾がいくつかあって、コンチャ湾はビスケー湾の真珠と呼ばれています。
「コンチャ=貝」です。
 
そのコンチャ湾を見たのは、到着した日に端っこからちょろっとだけ。あのまま帰っていたら大後悔でした。 
 
朝、アパートメントタイプを活かした食事ができました。
バイヨンヌで買ったキッシュは温めて、ミックスサラダと生ハム、パイナップル。こうしてゆったり食べられるのは、思った以上に良かったです。 

f:id:fuwari-x:20190711174459j:plain

 
生ハムは脂身のところが硬くて食べられませんでした。少し火を入れると、柔らかくもなるし、よりおいしく食べられるような。持って帰られないので、ここで試してみればよかったです。 
 
日の出を待って8時半過ぎ、出掛けます。
コンチャ湾の端まで歩き、モンテ・イゲルドをケーブルカーで上がる計画です。
 
とにもかくにも海に向かおうと歩いて行くと、何やら見えるぞ。
ほら、建物に何かが座ってる。

f:id:fuwari-x:20190711174506j:plain

 
ここは市役所なんですけど、誰なんでしょう?
すんごい大きいパイプをくわえたおじさんが座っていました。
クリスマスの飾りのひとつなんでしょうか?

f:id:fuwari-x:20190711174511j:plain

 
市役所と向き合って観覧車があります。
これに乗ってみるのも、コンチャ湾を見るにはいいかも。

f:id:fuwari-x:20190711174515j:plain

 
市役所の右端のバルコニーに、おじさんが座っているのが見えます。

f:id:fuwari-x:20190711174520j:plain

 
コンチャ湾を囲んでぐるっと遊歩道があります。
向こうに見えるのが、これから行くモンテ・イゲルド。
グーグルマップによると40分ほどかかるようだったので、帰りはバスにする予定で調べておきました。

f:id:fuwari-x:20190711174525j:plain

  
こうして見ると、コンチャ湾の弧の美しさが、少しわかるでしょうか。

f:id:fuwari-x:20190711174530j:plain

 
振り返ると、旧市街側にはモンテ・ウルグル。
あとでこちらにも上りましょう。

f:id:fuwari-x:20190711174534j:plain

 
海岸線にはずーっとホテルやアパートが建ち並んでいます。

f:id:fuwari-x:20190711174539j:plain

 
そりゃ、ここから海を見ながら過ごせたら、最高にきれいだろうなぁ。

f:id:fuwari-x:20190711174543j:plain

 
朝陽を反射したモンテ・イゲルド。
手前にはサンタ・クララ島が重なって見えます。

f:id:fuwari-x:20190711174548j:plain

 
旧市街側のモンテ・ウルグルも負けてはいません。

f:id:fuwari-x:20190711174552j:plain

 
まだ、日の出から30分しか経っていないので、海岸にいる人も少なく、寒さもあって静謐な空気が流れていました。

f:id:fuwari-x:20190711174556j:plain

 
途中、ビーチに突き出すようにしてフィットネス・クラブがありました。
帰りに見たのですが、なんとここから出てきた割と年配のおじさんたち数人が、水着で海へ走っていきましたよ~

f:id:fuwari-x:20190711174601j:plain

 
サンタ・クララ島が真ん中に位置する場所まで来ました。
ふたつの山で囲まれたこの湾の入り口は狭いうえ、真ん中にはサンタ・クララ島があるので、多少天候が荒れても、この湾はそう荒れることがないのでは?と思います。

f:id:fuwari-x:20190711174607j:plain

 
ワンちゃんたちの散歩も楽しそう。
ノーリードで走れるキミたちは幸せだよ。

f:id:fuwari-x:20190711174611j:plain

 
さぁ、モンテ・イゲルドはもうそこ。
ケーブルカーは10時始発のはずなので、もう少ししたら乗れるはず。

f:id:fuwari-x:20190711174617j:plain

 
と・ところが ・・・どう見ても閉まってますよね。

f:id:fuwari-x:20190711174624j:plain

 
2019年の営業日が貼ってあったので見てみると、そもそも1月は2~5日のみ稼働していて、11時からの営業でした。
あと1時間20分も待ってられない~ 
 
見てのとおり低い山なので、歩いて上ることも可能でした。でも、旧市街側にあるモンテ・ウルグルにも上りたいので、潔く断念。バスで戻ろうかと思いましたが、相棒が歩いてにしようと言うので、そのまま散歩を続けることにしました。
 
ケーブルカー乗り場あたりからでは、この程度しか見られません。

f:id:fuwari-x:20190711174636j:plain

 
戻っていくと、行きにワンちゃんたちが戯れていたあたりに、ミラマール宮殿の入口がありました。

f:id:fuwari-x:20190711174641j:plain

 
1893年スペイン王室によって建てられた純英国風の宮殿で、宮殿と庭園とが一般開放されているのですが、この日がどうだかわかりません。
コンチャ湾を見渡せる絶好の位置に建っていますが、モンテ・ウルグルへ行くなら、わざわざ上がっていくこともないと素通り。
あとで見ると、侮れない景色が広がっていたようでしたけど。

f:id:fuwari-x:20190711174646j:plain

 
陽のあたる場所が行きとは変わってきていて、モンテ・イゲルドへは上れなかったけど、コンチャ湾は堪能できました。

f:id:fuwari-x:20190711174651j:plain

  
戻ってきて改めてこの観覧車を見てみると、これ、壁がないのよ。
オープンの観覧車って、勇気いりますよね。

f:id:fuwari-x:20190711174657j:plain

 
続いては、モンテ・ウルグル、上ってみましょう。
やっぱり山には上がってみるものだ!
さらに、絶景です。