英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【スペイン】6日目-3 美食の街サン・セバスチャンでまだまだバル巡り

2019年(平成31)1月3日(木)
  
18時を過ぎました。
そろそろバルも開き始める時間です。
本格的に出掛けてみることにしましょう。
 
バルの楽しみ方は、もちろん同じお店に居続けてもいいし、1杯飲んで1品頼んで、それを終えたら次のお店へハシゴといった楽しみ方もアリ。
私たちはまた違うお店に行ってみることにしました。
  
● TAMBORiL
旧市街を歩いていると、ひょっこり広場に出る場所があります。
昔は市役所があったらしいところなのですが、その一角にこの店はありました。
 
なんかよさそうな感じ。
中に入ると立ち飲みだけの狭い店内。
日本人夫婦が子どもを2人連れて来ていて「次のお店で終わりだからね~」と、子どもたちに声を掛けながら出て行くところでした。
 
ふむ。ハシゴ中なのね。
ここもピックアップしてたということは、期待できるかな。
ただ、ピンチョスの種類はそう多くありません。

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ホテルで白ワインの謎を調べてみると、どうやらここで飲むべきは チャコリ
微発砲性でごく辛口、酸味が強く、アルコール度数が低いワインらしいのですが、その微発泡を発たせるために、たか~いところから注ぎます。
 
ここで、早速頼んでみましたEUR
でも、へ?これだけ?ぐらいにしか入れてくれません。
 
で、少ない中から相棒が選んだピンチョは、まさかの鱈でした3.2EUR
ポルトガルで「鱈=バカリャウ」の塩味の濃さにさんざんやられて、イカリングである「カラマリ」とともに警戒している一品。
でもまぁ、悪くなかったかな。

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もうひとつは海老とアンチョビだったような2.3EUR。 
 
1軒目でもそうだったのですが、注文しないと出てこないメニューもあって、すべてが、普通のレストランのように注文制のところさえあります。
そうなると敷居が高い。
 
ここのピンチョスが少ないのも、注文して出てくるものがあるのかも。
でも、チャコリともどもそこまで魅力的な感じがしなかったのでこれで終えました。
合計 9.5EUR(1,187円)。
 
 
絶対に行きたかったお店は、キノコ専門店のタパスバー。
19時になってもまだ開いていなかったので、今回はパスすることにしました。
そこで3軒目に選んだのがこちら。
 
●  Goiz-Argi
ここもなかなか人気店のよう。

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どこから来たの?と聞かれたので答えると、メニューがあると教えてくれました。
温かいピンチョスはやはり注文してからというものが多いようです。 
 
やっぱり温かいピンチョスの方が美味しいと思ったので、タコ2.7EUR
 
マッシュルームとベーコンEUR

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ワインはちょっとしか入れてくれなかったチャコリはやめて、赤ワイン1.8EUR
入れてくれたのはCrianzaと書いてありました。
スペインのワイン法で熟成度合いを示す言葉のようですが、よく出される赤ワインはリオハというワインみたい。
う~む。チャコリにしてもそうだけど、そういうのも調べておけばよかった。
 
ここもそう品数は多くなかったけど、もうひとつ頼むことにしました。
店内には、ガイドさんとタパスバーを巡るツアーの人たちがいるようでした。
そういや何軒かまわってくれるツアーを見かけた気がします。
 
最期の1品は豚の血肉入りソーセージEUR
タコの向こうにも、マッシュルームの向こうにもチラチラ見えていますね。

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揚げてくれるのですが、カリッとして、ちょっとスパイスを感じる味。
面白い食感でした。
 
相棒の食べたしし唐はアタリ。からい~
合計 11.7EUR(1,472円)。
 
  
バルのある旧市街はこんな感じ。
まだ19時半なので、賑わうのはまだまだこれからです。 
 
昼間歩いているときに、あちこちイルミネーションが準備されていたので、ぐるりと回って帰ります。

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対岸の公会堂では、こんなふうに新年を祝っていましたね。
セビリアではホテルが中心部から外れていたせいか、いつになく静かに年を越したので、なんとなくこのとき新年を実感しました。 

 
劇場には人が多く詰めかけて来ていたので、これから公演が始まるのでしょう。
クラシックコンサートのようでした。 

 
劇場の隣では、クリスマスイルミネーション。
これももうすぐ終わりのはずです。 


ちょっと飲み足りない分は部屋飲みと思っていましたが 、なぜか白ワインしか売っていなかった中から、唯一見つけた赤ワインを買いました。
でも、飲んでみると、あれ?なんか違う~
 
調べてみると、クリスチャンは教会のミサでパンとワインをいただきますよね。
それ用のワインのようでした。
 
キリスト教におけるワインは「キリストの血」。
お味の方もまーったく普通のワインとは似て非なるもの。
残りは今もうちにあります。
 
ワインとともに買ったのは、チーズ。

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タスマニアで買ったパルメザンを着々と使っているので、それに代わるものを探していました。
 
削って使えるものなのかはまだ不明。チーズは我が家の必須アイテムです。
(追記:味は薄め。すぐにカビてくるので要注意のチーズです。
    硬い割に水分が多く含まれているようです)