英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【スペイン】6日目-2 美食の街サン・セバスチャンでバルデビュー

2019年(平成31年)1月3日(木)
 
ホテルに満足したら、まずはバルを覗きに行きましょう。
バルはバルセロナに行ったときも入ろうとしたのですが、自分で場所を確保するのが結構難しくて断念したので、今回楽しみにしていました。 
 
時刻は15時を回ったところ。
セビリア空港でちょっと食べてから何も食べていないので、ホテルでもらったおススメのバルをチェックして回ってみました。
サン・セバスチャンは小さな町ですが、100軒以上のバルがあります。
 
昼から開店しているところもあれば、夜からしか開けないところもある。
昼間開けてもいったん閉めて、夜からまた開けるところもあるのですが、そのうちのひとつが、通しで空いていたので入ってみました。 
 
● BAR SPORT
ドアから立っている人が見えますが、そこにカウンターがあります。
中途半端な時間にもかかわらず、結構人がいました。
 
バルはカウンターで立って食べるのがセオリーなようですが、座席を置いているところもあります。

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ここに一番最初に入れたのは幸運でした。
スタッフはとてもフレンドリーで親切。
即、名前を聞いてくれて、あとは名前で呼んでくれるんですよ~
一気に緊張が解けました。
 
日本語メニューもアリ。

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美しく並べられたピンチョスは、どれもいかにも美味しそうでしたが、目を奪われたのは、ウニ。これがたった3.5EURなんです。

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もうひとつはトマトとチーズ2.8EUR
目の前に置いてあるピンチョスを選んで注文すると、きちんと温めてくれます。
ウニはトロトロ、チーズもトロトロ、美味しい~
 
あ、ピンチョスはピンチョ+複数形の「S」なので、単数だとピンチョです。

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お会計は頼んだときに払ってもいいし、あとからでもOKです。
こんなにたくさんの人がいるのに、どうやって覚えてるんだろう?
いちいちレジには打ち込むのですが、立っているから場所を動いたりもするし、把握しておくのは難しいと思うのですが ・・・さすがプロ。
 
赤ワインは2.1EURでした。
合計 10.5EUR(1,321円)
 
 
無事バルに入れたので、あとはもう少し遅くなってから始めることにしました。
サン・セバスチャンの街を歩きます。
 
バルのある旧市街を歩くと旧市街の代表的な教会、サンタ・マリア教会が見えます。
このあたりも、もう少し遅くなるとバルがたくさんあります。

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旧市街は狭いので、教会の前を左手に曲がるとすぐラ・コンチャ湾です。
確か海が美しい場所だと読んだ記憶もありましたが、あんまりわからない。
これでここからは離れちゃいました。

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旧市街を反対側に行くと、はじめに到着したウルメア川。
河口の向こうはスペインの北、フランスの西に位置するビスケー湾です。

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対岸に目をやると、モンテ・ウリアが見えます。
ここの風景は、最終日に絶景を撮ることができましたが、美しい海岸線のビーチがあるとは、この角度からはわかりませんね。

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向こう側にもガイドブックで見た気になるバルがあるので行ってみたのですが、残念ながらそのお店はありませんでした。
場所が不正確だったり、閉店していたり、よくあるんですよね。
 
到着したときにクリスマスマーケットがあったことを思い出し、川沿いに駅のほうへ向かってみました。
 
途中の建物はどれも重厚。

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こんなところに住んでいるなんて、なんだかスゴイ。
歴史的建造物っぽいのに、ふつうに洗濯物が干してあったりするんですよ。

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川沿いのアパートメントも新旧建物が混在しているようですが、落ち着いた佇まい。
アンダルシアに比べて、ぐんと洗練された雰囲気。
まぁでも、特にこれといった見どころがあるわけでもないんですけど。

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旧市街の裏手にモンテ・ウルグルが見えます。
このときは気にも留めていませんでしたが最終日に上ると、眺めのよい場所でした。

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クリスマスマーケットはアクセサリーが多かったのですが、瓶詰めや缶詰の魚やホワイトアスパラガスなどを置いている店がありました。
こういうのはやっぱり興味があるわ~
 
でも、スペイン語だかバスク語だか、まったくわからないので、なんの魚か見当もつきませんでした。

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到着したときに渡った橋を渡って、サン・セバスチャン大聖堂へ向かいます。
左手奥に見える建物は駅ですが、その傍に青いスロープが見えるでしょうか。
子どもたちのために、氷で滑り台が作ってありました。
クリスマスマーケットの時期のイベントなのかな。 
 
サン・セバスチャン大聖堂は ・・・あれ?どこかから入れたのかな? 
 
大きくて収まり切れないほどのカテドラルに気を取られていたら入ることを忘れていました。

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朝までいたアンダルシア地方とは違って、北部にやってくると寒さも厳しい。
 
夜のバルは18時半ぐらいから開き始めるところが多いので、部屋飲み用のワインを確保し、しばらく休んでから出掛けることにしました。 
 
と、ところが。
ホテルに戻っても自動ドアが開かないんですよ。
なんで?
 
ブザーっぽいのがあるから、あれこれ押すしかないか?
でも、押してから気づきました。(←すでに押した。しかも何度か押しましたっ)
その下にカードをかざすところがありました。
 
気づいたときには、レセプションからさっきの人が走って降りてきてました。
すみません~
 
チェックインタイムは開放しているけれど、全員がチェックインを終えたから、閉めちゃったってことですかね。いや、でもあなた。カードの説明は絶対してなかったわよ。(絶対じゃないな、たぶん)
 
ま、失敗はその程度で済みました。
サン・セバスチャンでは穏やかに過ごさなくちゃ。 
 
ところでワインの件で驚いたことがあります。
近くの小さなスーパーへ部屋飲み用のワインを買いに行ったら、なぜか白しか売っていませんでした。
思い返してみると、バルでも圧倒的に白の人が多かったなぁ。
海の傍だから、ピンチョスも海のものが多いからなんでしょうか。
ちょっと謎です。