英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【佐賀】はじめての佐賀1日目-2 呼子「観光ホテル 大望閣」でイカを食す

2019年(平成31年)3月16日(土)
 
相棒の誕生月3月。
今年は私がまだ訪れたことのない佐賀、呼子へ烏賊を食べに行こうと決定!佐賀へ行けば、足を踏み入れていない都道府県は、青森・愛媛・宮崎と残すところ3県になります。
前回はミシュラン店でのランチの話を書きました。
せっかくはじめての佐賀ですが、残念なことに唐津にもそこからバスで30分の呼子にも温泉がありません。しかも、前回ミシュラン店の話をしていた寿司屋 楠本 の大将が話すのには、 
 
魚はとれたては旨くない。熟成してこそ旨みが増す。
 
だから、呼子で烏賊を食べても美味しくないというのが持論でした。それなら呼子はやめて嬉野温泉へでも行こうかと思ったものの、時はすでに遅し。いい宿は埋まっていたし、帰りのフライトも早めの便を予約してしまっていました。
 
唐津バスターミナルからのバスは、そう本数も多くありません(昭和バスのHP)。
13:15発のあとは14:05発ですが、まさか1時間足らずで食事が終わると思っていなかったのに、先のバスに余裕で乗れちゃいました。
 
唐津バスターミナル

f:id:fuwari-x:20190903102856j:plain

 

バスに乗って30分。呼子のバス停に到着しました。バス停は呼子港のすぐ傍です。チェックインは15時なので、少し呼子の町を歩いてみましょう。

f:id:fuwari-x:20190903102901j:plain

 
鯨組主中尾家屋敷

f:id:fuwari-x:20190903102905j:plain

 
江戸時代、鯨組主として巨万の富を築いた中尾家の屋敷が公開されていました。

f:id:fuwari-x:20190903102911j:plain

 
隣は造酒屋、米屋を営んでいた対馬屋です。ここらは、呼子の朝市通りに位置していますが、この時間は誰もいません。

f:id:fuwari-x:20190903102916j:plain

 

湾にはイカ釣り船が係留されています。

f:id:fuwari-x:20190903102921j:plain

 
お食事処と併設されているお土産屋さんもいくつか見ましたが、徒歩で観光するには難しい地だったので、3km先にある今日の宿へ向かうことにしました。40分ほどかかるようでしたが、ちょうどそれでチェックインの時間になります。
 
平坦な道を歩くだけだと思っていたら、峠をひとつ越える上り道が続きました。でも、名護屋大橋へ到着したときは、玄界灘の美しい風景。右手に見える橋は加部島へ架かる呼子大橋です。

f:id:fuwari-x:20190903102925j:plain

 
名護屋大橋を渡るとそこに、今日の宿 観光ホテル 大望閣 が見えました。

f:id:fuwari-x:20190903102937j:plain

 

ロビー

f:id:fuwari-x:20190903102941j:plain

 

ラウンジ

f:id:fuwari-x:20190903102945j:plain

 

廊下は、右手のドアを開けると客室の廊下、左手へ行くとお食事処です。

f:id:fuwari-x:20190903102949j:plain

 

部屋からは先ほど渡った名護屋大橋が見えました。

f:id:fuwari-x:20190903102953j:plain

 

手前にベッドがある和洋室です。

f:id:fuwari-x:20190903102958j:plain

 

お風呂は大浴場と、同じ並びで小さい露天風呂がありました。人が少なかったので玄界灘を見ながらのんびり入ることができました。

 

食事は部屋食でした。楽しみはイカの活け造りです。

f:id:fuwari-x:20190903103003j:plain

 

前菜

f:id:fuwari-x:20190903103008j:plain

 

前菜のうち赤と緑の器の手前にあるのが藤壺に似た貝 かみなりの爪。ちぎって中身を出して食べる珍味です。

f:id:fuwari-x:20190903103017j:plain

 

地魚盛り合わせ

f:id:fuwari-x:20190903103021j:plain

 

佐賀牛の刺身

魚よりも佐賀牛のお刺身の方がトロッとやわらかくて美味しい。

f:id:fuwari-x:20211029152258j:plain

 

アオリイカの活け造り

f:id:fuwari-x:20190903103026j:plain

 

この日のイカの活け造りはアオリイカでした。身の厚いアオリイカは、あまりお造りに向くとは思えません。大味でがっかり。脚など残りの部分は天ぷらか塩焼きにしてくれます。

 

イカ墨蕎麦

九州の甘めのお醤油でいただく料理が多くて飽きてきていたので、このお蕎麦はお口直しになりました。

f:id:fuwari-x:20190903103032j:plain

 

いかしゅうまい

いかしゅうまいは美味しい。翌日、朝市で買って帰りました。

f:id:fuwari-x:20190903103038j:plain

 
佐賀牛ステーキ
お刺身だけでなく、ステーキも美味しかったです。海の幸を目当てに来ましたが、佐賀牛の方がぐんとよかったかも。

f:id:fuwari-x:20190903103044j:plain

 
イカの天ぷら
アオリイカの天ぷらは、活け造りよりもマシ。甘いお醤油味でないところもいい。

f:id:fuwari-x:20190903103049j:plain

 
ごはんも美味しかったです。家であまり米飯を食べないので、ご飯の美味しい宿は嬉しいです。

f:id:fuwari-x:20190903103054j:plain

 

デザート

f:id:fuwari-x:20190903103059j:plain

 

お酒は唐津の酒屋で買った地酒、なるたけ酒造の 太閤 うすにごり を飲みました。 ビールは大浴場の前の自動販売機にあると言われたので、食事のときにもないのかと思い、部屋食だったので、お酒もそっと持ち込みをいただいちゃいました。

 
これで1泊19,440円/人は高くはないけど、お得とも言えないかなぁ・・・という感じ。部屋の位置が厨房の裏手だったので、うるさかったのはマイナスですが、和洋室のつくりは広かったので、それは良かったかなと思います。イカの旬が他のものだったら、満足できたのかも。 価格との満足度とのバランス、私も覚えなくちゃいけません。
 
次回記事はこちら。