2019年(平成31年)3月16日(土)
相棒の誕生月3月。
去年は鹿児島へ、一昨年は秋田へ行きましたが、今年は私がまだ訪れたことのない佐賀、呼子へ烏賊を食べに行こうと決定!佐賀へ行けば、足を踏み入れていない都道府県は、青森・愛媛・宮崎と残すところ3県になります。
佐賀なら「つく田」が有名ですよね
と言ったのが聞こえたのです。
楠本で初めて予約時間に一斉に始めるスタイルのすし屋を経験し、先月の富山鮨人でも同じだったので、今回もきっとそんなふうに始まるのだろう・・・ちょっと余裕を持って訪れることができました。
12時。開店です。
中に入るとカウンター席がわずか7席あるのみ。これまでの2店と違い、どこでも好きな席を選んで大丈夫でした。私たちは入口から3席。きれいな白木のカウンターです。
写り込んでいるのは二代目のようです。
隣の人と私たちはにぎりのみの6千円、反対端の2人はつまみ3品つきの9千円。旅館での夕食も多いと思ったので控えました。
ビールはハートランドの小瓶(600円)から始めます。先代がまずはネタをひとつずつ丁寧に切り揃えていくのを、ただ眺める私たち。
まずは、平目から。
サワラは、燻製のにおい。好きです。
このアオリイカは丁寧に処理がしてあり、とても美味しい。
車海老
日本酒は、新潟北雪の純米酒を唐津焼の酒器でいただきます。1合1,500円。
ガリは甘さのほとんどない味付けです。
鮪
赤身でありながら舌で解けていくよう。
しめ鯖
ホタテの低温蒸し
甘みがよく出てふっくらした味。
ウニを巻き物にするとは仰天。絶品の味。
地元のお酒 田中六十五 1合1,800円
海老のすり身を入れた卵焼き
これはいつも行くお寿司屋が完勝。完成するまでの試行錯誤も知っているので、なぜ圧勝なのかのヒミツもちょっと想像がつく。
以上でコースは終了。
追加で娘は赤貝のヒモ
私たちは鰯。これは残念な味。
たぶん、それぞれすごく丁寧に下拵えがしてあるということは窺えました。相棒はとても気に入っていたし、娘も満足していたように思います。
先代も二代目も物腰が柔らかく、言葉遣いも丁寧。唐津の小さな町の地元のすし屋という雰囲気ではまったくありません。
ただ、私にはそこまでのものかどうか、わかりませんでした。すし屋行脚はまだまだはじめたばかり。のちにここのすごさがわかるのかもしれません。
たった40分で終わってしまったのも、ちょっと残念だったかな。つまみ3品付きの人たちも終了は同じでした。
合計26,100円。
ってことは、追加した鰯と赤貝で4,200円かぁ・・・すし屋との付き合いってつくづく難しい。勘所を鍛えていかないとビビってしまうわぁ。
次回記事はこちら。