英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【佐賀】はじめての佐賀1日目-1 唐津のミシュラン2つ星「鮨処 つく田」

2019年(平成31年)3月16日(土)
 
相棒の誕生月3月。
去年は鹿児島へ、一昨年は秋田へ行きましたが、今年は私がまだ訪れたことのない佐賀、呼子へ烏賊を食べに行こうと決定!佐賀へ行けば、足を踏み入れていない都道府県は、青森・愛媛・宮崎と残すところ3県になります。
 
迷ったのは、佐賀というのはなかなか見どころが少ないんですよね。有田焼も伊万里焼もあまり好きな磁器ではないし、唐津焼もいまひとつ。せめて美味しいものをと思っていたところへ朗報。
 
それは、yahooでのブロ友まんちさんが紹介されていた寿司屋 楠本 へ行ったときのことでした。私たちの隣の常連さんと会話していた大将が、
 
佐賀なら「つく田」が有名ですよね
 
と言ったのが聞こえたのです。
この 楠本 もピブグルマン認定の店。その店主に声が届いているという鮨処つく田を調べてみるとミシュラン2つ星!ランチで6千円はいつもからすると少し高いけど、せっかくなので早速予約を入れました。 
 
福岡空港から、玄界灘を眺めながら筑肥線で10時間半。前日までの雨とは打って変わって晴れの唐津へ到着しました。

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唐津駅に到着後、唐津焼を扱っているお店に行ってみました。思っていたよりも素敵。よく見かける草木を描いた絵唐津は好きではなかったのだけれど、落ち着いた土色の器肌はどんな料理も合わせやすそうでした。 
 
でもまず、30分後に開店の つく田 をまずは偵察。唐津駅から続く道は、それなりに店が軒を連ねているというものの本当に小さい町で、ここにミシュラン店があるとはとても思えませんでした。

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楠本で初めて予約時間に一斉に始めるスタイルのすし屋を経験し、先月の富山鮨人でも同じだったので、今回もきっとそんなふうに始まるのだろう・・・ちょっと余裕を持って訪れることができました。 
12時。開店です。

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中に入るとカウンター席がわずか7席あるのみ。これまでの2店と違い、どこでも好きな席を選んで大丈夫でした。私たちは入口から3席。きれいな白木のカウンターです。
写り込んでいるのは二代目のようです。

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隣の人と私たちはにぎりのみの6千円、反対端の2人はつまみ3品つきの9千円。旅館での夕食も多いと思ったので控えました。
 
ビールはハートランドの小瓶(600円)から始めます。先代がまずはネタをひとつずつ丁寧に切り揃えていくのを、ただ眺める私たち。
 
まずは、平目から。

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サワラは、燻製のにおい。好きです。

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このアオリイカは丁寧に処理がしてあり、とても美味しい。

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車海老

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日本酒は、新潟北雪純米酒唐津焼の酒器でいただきます。1合1,500円。

ガリは甘さのほとんどない味付けです。

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赤身でありながら舌で解けていくよう。

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しめ鯖

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サヨリ

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ホタテの低温蒸し

甘みがよく出てふっくらした味。

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ウニを巻き物にするとは仰天。絶品の味。

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地元のお酒 田中六十五 1合1,800円

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海老のすり身を入れた卵焼き

これはいつも行くお寿司屋が完勝。完成するまでの試行錯誤も知っているので、なぜ圧勝なのかのヒミツもちょっと想像がつく。

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以上でコースは終了。

 

追加で娘は赤貝のヒモ

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私たちは。これは残念な味。

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たぶん、それぞれすごく丁寧に下拵えがしてあるということは窺えました。相棒はとても気に入っていたし、娘も満足していたように思います。 
 
先代も二代目も物腰が柔らかく、言葉遣いも丁寧。唐津の小さな町の地元のすし屋という雰囲気ではまったくありません。

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ただ、私にはそこまでのものかどうか、わかりませんでした。すし屋行脚はまだまだはじめたばかり。のちにここのすごさがわかるのかもしれません。
  
たった40分で終わってしまったのも、ちょっと残念だったかな。つまみ3品付きの人たちも終了は同じでした。
 
合計26,100円。
ってことは、追加した鰯と赤貝で4,200円かぁ・・・すし屋との付き合いってつくづく難しい。勘所を鍛えていかないとビビってしまうわぁ。
 
次回記事はこちら。