英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】1日目-1 ベネチア・サンタルチア駅荷物預かり所&交通手段ヴァポレット

 

ベネチア空港へ到着しました。

ベネチアでは11月に高潮の被害を受けていることが報道されていましたが、12月24日にもまたサンマルコ広場あたりが水没しているというニュースを目にしていました。ちょうど、私がヴァポレットの1日券を購入した翌日です。20EURもするのに・・・

ベネチア本島は初ヨーロッパだった2012-2013年の年末年始旅行で観光しているので、今回はムラーノ島ブラーノ島へ行く予定でした。でも、本島以外のニュースは探してみたけれど見つけられません。回れるかどうか心配しながらこの日を迎えていました。

まずは、そのヴァポレットの1日券を券売機で発券します。ちょうど空港の発券機で作業中だった係の人がいたのでしてくれました。券売機の下のほうに予約票のバーコードをかざしていたと記憶しています。

 

本島へのアクセスは2社のバス会社を利用するほか、水上バスで行くこともできます。でも、水上バス15EURと高いし、直接ムラーノ島へ行くには効率的ですが荷物を預けるためにサンタルチア駅へ行かなければならなかったので、2社のうちのATVO社のバスをWEB予約していきました。(名前が似ているので注意!色分けしておきました)

もう1社の ACTV社のバスにしなかったのは、ATVO社が直通バスであるのに対し路線バスだったためですが、15分おきに出発するのでこちらのほうが便利かもしれません。ただ、チケットのWEB購入方法がこのサイトからすぐに見つけられなかったので、現地で購入する手間を省いたということもあります。(購入方法は後述します)

料金はいずれも片道EUR往復15EUR。参考までに2020年1月時点でのATVO社の時刻表を載せておきます。

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ベネチアの空港を出るとバス停があります。10:15着のフライトが早く到着したので、10:40分発に間に合いました。

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本島へ渡る橋に差し掛かりました。再びやってきたベネチア、本島が見えます!予定通り20分でローマ広場へ到着です。

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バス停からサンタルチア駅へは橋を渡って5分足らず。橋は緩やかですが段差があるので、スーツケースを持っているとちょっと大変です。

サンタルチア駅のHPに荷物預かり所があることは書かれていましたが、場所がわかりませんでした。駅舎ではなくホームに入って一番右の端にあります。

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右端のホームを少し歩いた先に見つけられました。6:00-23:00が営業時間。はじめの5時間がEURで、その後は1時間ごとにEURです。

精算はクレジットカードもOK。事後精算です。

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駅を出ると、さっそくベネチアらしい光景。そういえば、と気づきました。このあたりに高潮の影響は見受けられません。

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ムラーノ島へは少し右手のD乗り場から、ベネチアでの交通手段である船、ヴァポレットに乗りました。ベネチアでは車が走れないのでヴァポレットを使います。

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ヴァポレットは1回券が75分有効で7.5EUR。1日券は20EURです。ムラーノ島からブラーノ島へ行って戻るだけの私たちは微妙な感じでしたが、時間を気にして島内めぐりを急ぐのもつまらないので、思い切って買っていきました。購入は ベネチア観光局公式サイトからできます。

はじめてベネチアへ行く人は、OUR BEST DEALSMUSEUMS AND CHRCHES から所要時間や滞在日数に応じて購入することになると思います。ミュージアムの通し券や教会も入れるもの、ヴァポレット乗車券がついたものなどがあります。

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でも、私は2度目のベネチアムラーノ島ブラーノ島が目的だったので、PUBLIC TRANSPORT IN VENICE からヴァポレットの1日券のみを購入しました。ただ、よく見るとその下に AIRPORT TRANSFER MARCO POLO - VENICE と書かれています。

ベネチア空港から路線バスのACTV社のバスのWEB購入の方法がわからないとはじめに書きましたが、こんなところにありました。

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さらに下まで見ていくと、空港からの片道バスチケット付きのヴァポレット1日券も購入できることを発見!しかも、通常1日券20EUR+バス8EUR28EURのところ、26EURで購入することができるではないですか。

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さらにこの下には、空港への往復バスチケット付きも続いているので、ベネチアのみ滞在の場合はそちらから購入しましょう。

 

帰ってきた今はよくわかるのですが、当初は見てもいろいろありすぎてなんだか複雑で、チェックできませんでした。残念。 

ヴァポレットのルートマップもリンクが張ってありました。

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空港からのバスはACTV社の路線バスでもATVO社の直通バスと5分も違いません。じっくりこのサイトを読んで適切なチケットを買うようにしましょう。バスの時刻表は、先にも載せたACTV社のサイトのリンクがWEB購入サイトにも小さく張ってあります。Linea5番。平日は15分毎、休日は20分毎です。

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さて。ヴァポレットに乗ると狭い運河か海へ出るルートを通ります。f:id:fuwari-x:20200108110459j:plain 

 

ちょうどのこの時間は満潮でしたが、とりあえず今は水に浸かっていません。

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運河を抜け、海へ出ました。こうして見ると、あと20cmもあれば歩道が水に浸かるだろうと予測できるほど海面が迫ってきています。慣れているかもしれませんが、それでも気が気じゃないでしょうね。

何でも地球温暖化に結び付けるのはよくないと聞きますが、間違いなくその影響はあると私は思っています。島国日本も他人事ではないはず。f:id:fuwari-x:20200108110519j:plain

 

しばらくいくと海上に見えるのは、サンミケーレ島です。左に見えるの建物がサン・ミケーレ・イニーゾラ教会。ここはなんとベネチアの墓地。1島全部が墓地となっています。

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ムラーノ島までは概ね30分ほどで到着です。船内は満員。直前の高潮のニュースを聞いても、やっぱりベネチアは人気の高い観光地です。