2020年(令和2年)2月2日(日)
クアラルンプールに来ています。
ブキッビンタンのウェスティンホテルのクラブフロアは、アフタヌーンティータイムがなくなっており、昼間は出掛けるほかありません。この日は無料バスGO-KLをハシゴして、KLセントラルのスーパーをまわり、ホテルまで戻ってくる計画を立てました。まずは、パープルラインでPasar Seniまで行って、チャイナタウンへ向かいます。

無料バスGO-KLのパビリオンのバス停はここ。マリオットホテルから数mほど信号寄りです。正面がステンレス版で塞いでしまっている場所には、以前コスメの店舗がありました。取り壊すのかもしれませんが仮歩道が設けられておらず、駅や信号へ行くには車道を歩かなければなりませんでした。知らなかったら突然道が途絶えていて、どうすればいいのか困るよ、ほんと。

Pasar Seniで降りたつもりでしたが、どうやらもうひとつ手前のKatarayaだったみたい。チャイナタウンのアーケード、プタリン通りを通り抜けます。もう、めちゃくちゃ雑多。ざ・チャイナタウン。

目当ては1本隣の通りでした。ひとつめの宗教施設はヒンドゥ教のスリ・マハ・マリアマン寺院です。ヒンドゥ寺院は、前回、前々回マレーシアに来たときに行ったバトゥ洞窟や、シンガポール、さらにはタイやバリ島へ行ったときも見た覚えがありますが、実は入ったことがありません。正面左の建物で靴を預けなければりません。2MYRだったかな。以前は返してもらうときにチップとして払うようでしたが、今回は先払いでした。

入るとすぐに神殿があります。

神殿の横から入ってきた方を振り返るとこんな感じ。吹きさらしの屋根だけの建物です。

中は奥の方にお参りする場所があります。

右が女性、左が男性と記されているので、きっと通り方に方法があるのでしょう。

建物の側面も、ヒンドゥの神さまが祀られています。

こちらは神殿の隣の建物。ヒンドゥはいつも愉快な雰囲気がありますよね。

神殿の裏側にも神々が祀られています。

多神教のヒンドゥはで、名前を憶えているのがシヴァ神ぐらいなのですが、この像の頭を持つ姿をご存じの方も多いのではないかと思います。シヴァ神の子どもガネーシャ。富と繁栄、智恵と学問を司る神です。

スリ・マハ・マリアマン寺院を出ると、斜め向かいのブロックに關帝廟(かんていびょう)があります。

関帝とは、中国後漢の滅亡を受け皇帝に即、蜀漢を建国した劉備に仕えた武将関羽がのことを指し、神格化されここ關帝廟に祀られています。

ヒンドゥ寺院もカラフルでしたが、こちらもまた派手。金ぴかに赤を基調とした装飾で目がチカチカします。

正面に祀られた関帝に、熱心にお参りする人が多くいました。

關帝廟を出ると、果物屋さんがありました。左端にはとげとげのランブータン、その隣にはマンゴスチン、バナナの下にはピンク色のドラゴンフルーツや、スネークフルーツとも呼ばれるサラッやドゥクも見えています。

さらに行くと、セントラル・マーケットに到着しました。ちょっと涼みに入りましょう。

中はお土産物屋さんです。

欧米人が割に多く見られました。

何やら音がするので見に行くと、春節だからでしょうか、獅子舞のような踊りを披露していました。地面に置かれているのはお供えのミカンです。

最後はどうやらお供えをいただいて終わりのようです。まだコロナも出始めのころ。マスクをしている人がそう多くないことも少しわかると思います。

セントラル・マーケットの裏には肖像画や似顔絵のお店が軒を連ねています。

こちらは肖像画っぽいですが・・・

ここらあたりは、似顔絵のようですね。

最後の宗教施設はモスク。イスラム教の礼拝堂です。

前回は国立ムスクへ行きましたが、こちらは1909年に公開されたマレーシア最初のムスクであるマスジッド・ジャメです。

なーんとなく敷居が高そうな入口ですが、入ってみましょう。

中ではどこの国から来たかを記入すると、衣装を貸してくれます。女性は髪も隠さなければならないので、係の人がヒジャブを着せてくれます。国立ムスクと違っていろんな色があるので、服に合わせてコーディネートもしてくれていました(笑

男性の場合はショートパンツでなければいいみたいで、貸し出されている衣装も巻きスカート。

礼拝堂はなにもありません。イスラム教は偶像崇拝禁止ですもんね。

礼拝堂の前のスペースでは、暑さから逃れて寝っ転がっている人たちが多く見られました。一応、観光客は立ち入り禁止っぽいスペースなんですけど、モスクって信者ならお昼寝もOK?

この界隈は、10分も歩けばこうして3つの異教徒寺院があるところが興味深いです。さらにムルデカ広場の近くにはセントマリー聖堂もあるので、本当は15分圏内で4つの宗教施設が回れます。他宗教がうまく共存しているらしいマレーシアの縮図がここにありますね。
さて。モスクを出て無料バスGO-KLは難関のレッドラインに挑戦します。

付近の地図はこの通り。マスジッド・ジャメは川の合流地点にあるので、橋を渡ってムルデカ広場へ移動します。

クラン川にはミストが設置されているので、もわもわと水蒸気が上がっています。スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)の時計塔も、すぐそこに見えています。

ここからが、またもやパニックに陥りました。というのも、前回もここのバス停Dataran Merdekaがわからなかったんです。ムルデカ広場のどこかにバス停があるはずなのに、誰に聞いてもわかりません。路線バスのバス停は付近にいくつかあるのですが、どれもレッドラインとは兼用していないようで、もしパビリオンのようにバス停のないタイプなら見当のつけようもありません。

ところが、無料バスGO-KLは、確かに目の前を通り過ぎていくのです。走って追いかけてみると、ムルデカ広場と前回行った国立モスクの間に広い道路があり、そこを通っていきました。あの道路のどこかにバス停があるということ?でも、高速道路のようなその道を歩いてみましたが、歩道は途中で終わってしまいます。次に見かけたドライバーには手を振ってみましたが、困ったように首を横に振ります。炎天下のクアラルンプール。またしても、バス停は見つからない(号泣
いったいどこへ行けばいいの?
結局あちこちで人に尋ね、マスジッド・ジャメを北に行った通りにあるひとつ手前のバス停Coliseumをやっと見つけ、そこからレッドラインでKLセントラルへ出ることができました。でも、私の乗りたかったバス停Dataran Merdekaはどこにあるの?
ホテルへ戻ってからいろいろと調べてやっとわかりました。
土日はムルデカ広場でイベントがあるので
レッドラインはルートが変わる
しかもそのルートはドライバーによって違うらしい
土日にレッドラインを利用される方は、これぐれもご注意くださいませ。でも、KLセントラル駅からブキッビンタンへの経路を検証しましたが、交通費は数10円と判明したクアラルンプール、ふつうに電車に乗ればよかったよね^^;
無料バスGO-KLのKLセントラルのバス停はヒルトンホテルの表示がある方のエスカレーターを上がったところにあります。

エスカレーターを上に上がって外へ出ればOK。

バス停はこちら。とても分かりやすいです。

ブキッビンタンへ戻るのに、暇なのでレッドラインからブルーラインへ乗り継ぐことにしました。Terminal pekelilingがレッドライン、ブルーライン、オレンジラインのターミナルとなるのでここで乗り換えます。

でも、重ねて言いますが、クアラルンプールの交通費は数10円。こんなに時間をかけてただ乗りを目指さなくても、交通費を払えばいいと思います。ハイ、交通費嫌いの私でもそう思います。
ブキッビンタンへ戻って来ました。ショッピングピンクの電光広告が道路脇に連なっています。LEDだろうけど、一年中クーラーをつけていなければいけないだろう常夏の国では、節電できるところはもっとしてほしいなぁなんて、考えたりもしました。
