英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【マレーシア】1日目-1 クアラルンプール空港~バトゥ洞窟

 
マレーシア、台風襲来で行けるんだかどうだか危ぶんでいましたが、無事に行ってきました。
切り替える前のパスポートの初っ端がアンコールワットだったのですが、それ以来の東南アジアです。刺激的でしたね~
 
早朝、予定の6時よりも40分ほど早くクアラルンプール空港に到着しました。
到着直前、殺虫剤の散布がありました。
なにそれ~ 先行き不安。
 
まずは空港でキャッシング。
クレジットカードがどれだけ使えるのか不安だったので、2万円分ぐらいを想定。
30円ぐらいの交換レートと思っていたので、600MYR調達しました。
 

600MYR≒16,527円  1MYR=27.546円

 
初日はチェックインまで時間があるので、その足でマラッカへ行くか、バトゥ洞窟へ行くかのどちらかを予定していました。 
マラッカ行きのバスは、その日の始発が7:45と言われたので断念。
ヒンドゥー教の聖地、バトゥ洞窟を目指すことにしました。
まずはKLセントラル駅へバスで向かいますが、行先は同じでも、バス会社が何社かあるのでわかりにくい。運賃も若干違ったりします。
 
ここでもう、ノックアウトされちゃいました。
バスの中は薄暗く、乗ってくるのは現地の男性のみ。
旅行客は皆無で、なんとなくアヤシ~イ雰囲気。 

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 6:30発のバスで1時間ほど揺られると、途中停車駅などなかったはずが停車し、大半がここで降りて行きました。しかも荷物は頭に載せて。
 
KLセントラル駅はまだ10分ほど先とのこと。
動き出してすぐ、セントラル・マーケットを通過。
 
KLセントラル駅には、コインロッカーがあると書いてあったので、ここに預けてバトゥ洞窟へ向かいます。
コインロッカーの位置を聞いてみると、ヒルトンホテルへのエスカレーターを上がってすぐと言われたのですが、なんと顔認証式。
 
右端にある機械で顔写真を撮られます。
で、受け取りのときに顔を読み取って、ロッカーが開くという仕組み。 

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これ、不便でした。一番小さいロッカーで入りそうでしたが、先にサイズを決めてお金を入れないと開かないんです。
 
しかも、機内持ち込みサイズで20MYR(約560円)は高い!
荷物、代わりに取りに行ってっていうのも出来ないしね。
空港からのバスが10MYRだったと書けば、高いってわかりますよね。
 
でも、あとで調べると、エスカレーターを上がらずにその奥へ行けば、普通のコインロッカーもあるようでした。
 
 
バトゥ洞窟行きの電車は、事前に調べたところ8:09発だったのに、8:37までありませんでした。
しかも土日は本数が少なくて、帰りも1時間ほどで引き返した方がよさそう。
でも、洞窟へは行きたくないと言っていた相棒を、現地までは連れて行けるなら、それで良しとしましょう。
30分ほどで到着するはずが工事中なんでしょうか、今は40分かかります。
 
 
Batu Caves駅でトイレに行きました。
0.3MYR(9円)支払いますが、これ、あれね・・・和式だと穴が開いているだけ。
バンコクで初めて遭遇したときに慄いたタイプでした。
電車の待ち時間があんなにあるなら、ロッカー近くのヒルトンホテルで行けたのに。
  
駅から出て迎えてくれたのは、こちら。
なんでしょうかね~ 動物っぽい。 

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この日は炊き出しがありました。
外国人の団体さんも食べていたので、私もいただいてしまいました。 

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カレー、美味しかった~ 

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貧しい人に施すという雰囲気ではありませんでしたが、なんだったんでしょう?
調べてみましたが、わかりませんでした。
カレールーは少なく見えますが、辛いのでこれでご飯すべて食べられちゃいます。
 
ほかのカレーも食べてみたかった~
ペットボトルの水も配っていました。 

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寺院へは、靴を脱いで上がらなければなりません。
ヒンドゥー教の教徒は9億人。
キリスト教20億人、イスラム教16億人に続き、人口では世界第3位でここは聖地。
とても多くの教徒がお参りしていました。(ちなみに三大宗教はキリスト教イスラム教、仏教です。広域に信者がいることが条件でインドの民族宗教であるヒンドゥー教はその定義から外れるからだそうです)
 
どうやら、私たちは場違いのようだったので、即、降りました。
さらに先へ進むと、お目当てのバトゥ洞窟が見えます。 

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おお~!
なんと大きい。スカンダ神というヒンドゥー教の神様です。
この階段を272段上れば、鍾乳洞の中にカラフルな像が祀られています。
階段は今回塗られたようですが、こんなにカラフルではありませんでした。
認めた覚えはないという関係当局と寺院とで対立しているところです。
 
景観を損ねると大不評だそうですが、私は悪くないと思ったけどな~ 

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かなり急な階段です。の、のぼりたい。 

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でも、カレーなんぞいただいていたので、上がっている時間はありません。
相棒は待っていてくれると言っていましたが、暑いのにはすこぶる弱い私。
蒸し暑い中を上ることも、蒸し暑い中を待たせることも、できませんでした。
  
しかも、中央駅で見たところ、10:18の電車を逃せばそれ以降は途中駅からバス。
帰りの切符(トークン)を先に買ったし、ややこしいことはしたくない ←交通費嫌い 

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隣の寺院は、まだ塗り替えの作業中の場所がありました。
先月あたりまでは、この巨大なスカンダ神も塗り替え中だったので、ちょうどいいときに行けたようです。 

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それにしても派手です。
ヒンドゥ教の神は、象の頭を持っていたり外見が猿だったりする上、色彩が鮮やか。
なんともにぎやかな感じがします。 

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お参りは素足なので、ほとんどの人がサンダルやスリッパ。
あちこち無造作に脱ぎ捨てられていますが、自分のってわかるのかしら? 

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マレーシアの国教はイスラム教ですが、多民族国家なのでインド系も8%なので、このインド系の人たちを中心に、ヒンドゥー教が信仰されているようです。 
 
残り時間でドリアンを割ってもらいました。小さいのを買ったので10MYR(280円)。
でも、ほとんどが種でした。また見つけたら、絶対に食べるっ
クリーミーなドリアンは大好きな果物です。 

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Batu Caves駅。エスカレーターはありますが、動いていません。
電車は空調がものすごく効いていて、外へ出るとメガネが曇ります。 

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電車の窓は、なぜかあちこち割れていました。
はじめは雨滴かと思っていました。
そんなに治安が悪そうではなかったんだけどなぁ。  

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行きにKLセントラル駅に掲示されていた時刻表は、どうやら臨時のもの。
行きのと照らし合わせて想像するに、クリーム色の時刻は土曜日は運休。
緑色は稼働で、バスと連絡していそうな紫色の時刻は不明。
となると、確実に動く10:18に乗っておく方が無難でしょう。 
 
KLセントラル駅のひとつ手前、クアラルンプール駅がクラシックな感じだったので、そこで降りることにしましょう。