英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】キッチン付き長期滞在型「AMBIENT 安曇野ホテル」

2023(令和5年)5月

 

毎月安曇野に通い始めて半年。すでに3度泊まっている安曇野穂高ビューホテルの近くにアンビエント安曇野ホテルがあります。泊まったことがなかったのはレビューの悪さ。でも、一度泊ってから評価してもいいのではないかと思い、一休.comから予約してみました。予約なしで穂高駅から送迎バスに乗れるのも気楽です。

 

建物は安曇野穂高ビューホテルよりもさらに古いけれど、お土産物の充実度はかなり高い。ただし、インバウンド客に向けての展開をしているようで、アジア系宿泊の割合がかなり高いです。

 

客室内は広く、古いものの居心地は悪くありません。

 

キッチンには調理器具も備えられていて、長期滞在に向いています。

 

ゆったりした室内。電子レンジも完備。夏休み、避暑にやって来るには文句ない環境下と思います。

 

ただし、コスメは皆無でした。大浴場にクレンジングはあったけれど、化粧水や乳液はナシ。持参が必要です。

 

パジャマは分厚いワッフル地で綿素材ではなく着心地は良くありません。夏もこれと同じだったら暑すぎるかも。

 

なにより館内がカビ臭く、山の中の湿度を溜め込んでしまっているのがマイナスポイント。でも、室内は問題ありません。部屋の窓からは安曇野市内が一望でき、向かいの長峰山方面まで望めます。

 

さて。夕食付きのプランでした。本当は次の週に夕食なしで宿泊して外でのランチを満喫し、あとは部屋で軽く飲むつもりにしていたのですが、前倒ししてしまいました。いつもより遅い19時スタートにしたけれど、食べられるかしら。

 

お食事処にはインバウンド客はいなかったので、プランによって分かれているようです。もとは座敷で宴会場だったはずの大広間にテーブルが置かれています。

 

既にテーブルに並べられていた前菜。期待しなくて良さそうなラインナップ。

 

メニューには旬菜盛合せとだけ書かれており、詳細は説明を受けたのですが書き留めていません。

 

和食に懲りた安曇野穂高ビューホテルよりもさらに評価の低いこちらのホテルで、食事は期待できないだろうと諦め切っていたのです。

 

造里信州サーモンと、マグロ。信州サーモンは、長野県でニジマスブラウントラウトを交配させた信州独自のブランドで、こちらのお味は間違いないのですが、あとは海なし県なこともあっていまひとつ。

 

椀物 小柱若布真丈 菖蒲 独活 

 

炊合 旬野菜煮物 お腹いっぱいのまま食べ進んでいましたが、このあたりで気づきました。食事はそう悪くない、と。

 

焼物 大町産岩魚塩焼 この岩魚もそうですが、地元のものをうまく取り入れて、そこそこ見せるし、味も普通に美味しい。これはきちんと空腹で向き合いたかったな。

 

特に美味しかったのが小鍋 牛肉出汁しゃぶ

 

玉葱は、そこまで火が通らなくてもOKな新鮮な新玉葱だったし、国産の牛肉はとろりと柔らかくて美味。やるじゃないか。

 

ただし、揚物 鱸東寺揚げ 信州サーモン茄子挟み揚げはいまひとつ。でも、大規模ホテルでここまでの料理を出せるのであれば、価格的にみて及第点ではないかと思います。ただし、お腹いっぱいの中で詰め込んだので、逆張りの判断ミスはあるかも。

 

なにしろ、食事 厳選米 香物 信州合せ味噌は、ご飯がいまひとつでした。長野県の旅行でお米が美味しくなかったのはここが初めてじゃないかしら。

 

水菓子 果物ゼリー掛けは、その命名通りでフルーツにゼリーを掛けただけのもの。黒糖シロップを添えたわらび餅はサービスでした。

 

朝食のバイキングは品数も少なくいまひとつ。朝晩で男湯女湯入れ替えの大浴場も、片方は大階段を降りて露天風呂へ行かなければならないなど、疑問符の多い宿泊となりましたが、どうやら改装の予定があるようです。

常連らしき宿泊客と夕食時にスタッフが話をしていていたのですが、今年いっぱいで休業もしくは一部休業するような話題だったと思います。開業して昨年末で30周年ですから、そんな時期と言えるでしょう。再オープン後、まだ安曇野へ足を運ぶことがあれば、もう一度泊まってみるのもありかもしれません。安曇野市街を眺められる立地は、捨てがたいものがあります。

 

1泊2食付    16,190円×2=32,380 

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翌朝は、またもや一ノ沢登山道まで散歩に出掛けました。前回も同じ位置から撮っていますが、蝶が岳方面の雪もだいぶ少なくなっています。とはいえ、5月下旬になってもまだまだ雪の残る北アルプス

 

登山口から20分ほど手前にある駐車場には、30台余りの車が停まっていました。常念岳へ登る登山客は確実に増えています。私もそのうち登るつもり。

 

松本へ戻り、駅ビル地下にある信州アルプス市場で野菜を調達。もうお土産は買っていません。

 

地域クーポンもあるので、お気に入りのヨーグルト(500円)は重いのにやっぱり2本GET。わさびも買いました。

 

6月はもう少し安曇野へ出向く頻度が増えますが、またランチのリサーチをする予定です。