2023年(令和5年)6月10日(土)-11日(日)
毎月訪れている安曇野。宿に食事のクオリティを求めるのはやめて、外で食べればいいと悟ったものの、12月に訪れたにし屋別荘はもう一度その価値を確認してもいいと思いやって来ています。前回は施設編としてお部屋や温泉を紹介しました。
今回はお食事編。前回、到着時に迎えられた和室の部屋でのお食事です。古民家にイギリスのアンティーク家具がマッチしています。

ここのお食事の良さは、出来立て熱々だったと記憶しています。いかにも作り置きされていた感がとても少ない。

飲み物は、日本酒からワインまで揃っています。まずは瓶ビール(660円)からスタート。

季菜 焼き茄子のオクラ掛け・水無月豆腐・鰻巻玉子・海老番傘

丁寧に作られた季節の前菜です。前菜で鰻巻を持ってくるところも小さな贅沢。海苔を海老に巻いての海老番傘も見栄えだけではなく下処理がきちんとしていて美味しい。枝豆も味が濃く、何気なく添えられたツナと和えたサラダも全体のバランスにとても良かったです。

焼き茄子にオクラ掛けというのは、盲点。オクラと長芋がとろりと茄子に絡みます。

水無月豆腐も餡掛けで。少しずつ工夫が凝らされたお料理。評判だけのことはあります。

そしてもうひとつ季菜には、豚の角煮。これは前回もとても美味しかったので覚えています。にし屋別荘の自慢の定番料理なのでしょう。

油物 海老真薯揚げ
これも前回いただきました。海老のすり身は大好きなので、こうしていただけるのはとても嬉しいです。

蓋物 玉地蒸し 青さ海苔餡
実は私は食事で椀物や茶碗蒸しが出されるのが好きではないのです。なぜならお腹いっぱいになってしまうから。こちらはさらに青さ海苔まで入っていたので、さらに弱りました。味の有無ではなくほかのものが食べられなくなってしまう残念感。共存させるのは難しいといつも思っています。

アルコールの中でもビールが1杯以上飲めないのも同じ。でもスパークリングワインだと行けるので、好みの問題なのかしら。今回も続きは日本酒に移りますが、驚いたことに「生酒はありますか?」と聞いたところ、そんな区分けがあるとは知らなかったと言われました。ん?前回のスタッフにはおススメも教えてもらったけどな。

日本酒は黒澤に決め、お猪口をこちらから選びます。各地の焼き物を集めたもののはずですが、今回のスタッフは特にこの件についても詳しくないようで、説明はありませんでした。

焼き物 岩魚の塩焼き
40分ほどかけて囲炉裏で焼いたという岩魚。ゆっくり焼き上げると骨まで食べられるようになります。小ぶりで無理なく食べられるサイズなのも嬉しい。塩加減も上々です。

和え物 蓮芋と枝豆の白和え
海老のすり身と同じく、好きだけれど面倒で作りにくいのが白和え。水切りにも時間がかかるし、それでいて副菜にしかならないんだもの。こういうところで出してもらえると本当に嬉しい。蓮芋のシャクッとした歯ごたえにしっとりした白和えが合います。

寿司 笹舟手毬
あいだにお寿司が入るというのもいいですね。単純に酢飯好きだし。ここで使われている海老は丁寧な下拵えで、ありがちなパサパサ感もなく、ぺらっぺらでもなく存在感があるのも好印象。

またしても苦手の椀物登場。椀だねだけなら喜んでいただくのですが、これだけの水分を異に収めるのがきついのです。でも、つるりといただけるジュンサイが入っていたので、思わずお箸が進みます。ふわっふわのとうもろこし真丈もいい。

台の物 炭火焼 牛肉 原木椎茸 アスパラガス
メインの三河牛が運ばれてきました。立派な椎茸と地物のアスパラガスも存在感があります。焼き加減はミディアムレアをお願いしました。

原木椎茸は、もう少し塩味があったほうが美味しかったかも。半レアに焼かれているのは新鮮な証拠。

アスパラガスも皮を剥かずとも裾まで柔らかいのは、これも新鮮だからでしょう。大好きな野菜のひとつです。

前回はほとんど満腹で、味わえたとは言い難かった牛肉炭火焼。ワイルドな調理法ですが、素材が良く活きています。

凌ぎ 稲庭うどん
信州で蕎麦ではなく稲庭うどんを出すというのは新鮮。前回も美味しくいただきました。麵類は好きなので、茶碗蒸しや椀物ほど抵抗なし。勝手な言い分だ。

酢の物 塩丸烏賊
最後にお口直しの酢の物。あっさり目の味付け。前回もいただいています。

食事 安曇野産子こしひかり 赤だし 香の物
ご飯の量は減らしていただきました。お米の美味しさを知りたかっただけで、もうこれ以上食べられません。期待どおりの地元産。

水物 杏仁彩りゼリー
杏仁豆腐にゼリー寄せのサクランボ、キウイなどのフルーツ。

作り置き感の強いものが少なく、夕食はとても美味しいと思います。定番のものとの組み合わせもいい。前回ほど忙しなくバタバタしなかったのもよかったし、気持ちよくいただけました。
続いて朝食。
こちらはまったく前回と同じでした。見比べてみると違うのはフルーツぐらい。

玉子焼きは関東風に甘い。

あとで運ばれてきたのは手作りの堅豆腐。これも前回と同じ。

信州サーモンは、このあたりで宿泊すると必ず出されます。毎度同じでも間違いのない一品なので、楽しみにしています。

たらこやちりめん、山葵菜の佃煮だったかな、ご飯のお供が多いので朝からつい食べ過ぎてしまいます。

お櫃に入ったご飯は軽く2杯分ずつ程度。お代わりもいただけますが、いやいやこれで終わっておかないと。

納豆がカップ納豆ではなかったところが好印象。前回はわさびが添えられていましたが、今回は辛子でした。

さて。これで2度目のにし屋別荘は終了。誰もが一定の満足を得られる宿と思います。
1泊2食 22,000円×2=44,000
ポイント即時利用 -1,760
全国旅行支援クーポン -6,000
計 36,240
今回、地域クーポンは送迎のないにし屋別荘から穂高駅までのタクシー代の一部に使用し、お土産もなしで帰っています。ただし、毎度気に入っている飲むヨーグルトのみ2本GET。

それと、失敗したのがこちら。日本酒は持ち帰り用として、ワインは電車で飲むために購入しました。でも、見て!ワインオープナーがないと開けられないタイプ。じゃ、日本酒にしようと思っても栓抜きがいるし(爆
このワインは、翌週の安曇野訪問時に持参しました。なにやってんだか。
