英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【長野】2度目の「安曇野穂高ビューホテル」も安定のホスピタリティ

2023年(令和5年)2月

 

毎月訪れている安曇野。今回は楽天トラベルからの予約であれば安曇野市の割引も利用できたので、格安。前回の休暇村リトリート安曇野も、1泊2食2人で17,836円と破格の安さでしたが、頻繁に行く身としては本当に助かります。

fuwari-x.hatenablog.com

 

2度目の安曇野穂高ビューホテル。穂高駅からの送迎バスで到着です。

 

登山が富裕層のレジャーだった時代を感じさせるようなラウンジ。すっかり古びてしまっているホテルだけれど、ここの雰囲気はとても好きです。

 

階段の絨毯遣いや手摺りの艶が重厚感を与えています。

 

ただ、部屋はやっぱりザ・昭和なの。

 

10畳あって、さりげなく窓辺にはカウンターもあり、部屋全体にはゆとりがあります。前回の和洋室よりもスリッパを脱いだり履いたりしなくて済む分、使い勝手はいいかも。安いし(笑

 

コロナ禍なので、お布団はセルフで敷きます。でも、途中で誰かが部屋に入ることを思えば、私にはそのほうが好み。

 

冷蔵庫はもちろん空。大浴場へ行くときはここからタオルを持参することを忘れずに。ここの大浴場は超遠いんだから。

 

洗面所には歯ブラシなどはなく、フロントでもらっていくシステムだったと思います。今、ホテル業界全体でプラスチック製品を削減していく方向なので、それでいいよね。私はずっと昔から歯ブラシ持参だし。

 

一応お風呂付。トイレもウォシュレット機能を備えています。

 

お風呂は大浴場と露天風呂が、広大な敷地の正反対の端に位置しているので遠い。大浴場はドライヤーの数なども多いですが、露天風呂のほうは鏡ひとつしかないので要注意。

 

たぶん目一杯予約を入れていないのでしょう。10人以上になることもありませんでしたが、これ以上予約者を増やしてしまうと大混雑だと思います。

 

外は2月にしてこの積雪量。ここ20年ほど、麓はほとんど積もることがなくなったという話でしたので、冬は常態でこの程度なのかもしれません。

 

前回は稼働していたグランピング用テントには、今回灯りがありませんでした。そりゃ寒いよね。でも冬だからこそのロマンチックさもあると思います。私には不要だけど。

 

このゲルっぽいテントも宿泊用なのかしら。前回は見かけなかったように思うのだけれど。

 

これだけの規模を建て替えることはできないし、リノベーションしていくのも大変だから、集客の工夫をあれこれしているんでしょうね。せっかく山の中にあるんだもん。確かにお天気が良ければグランピングもワクワク感があります。

 

さて。今回は夕食の予約もしています。車がなければ食べに出掛けることもできないものね。全員の食事枠がないので、早めの予約が必須です。

 

なーんとなく、子どものころはじめて連れて行ってもらったころのフルコースの雰囲気。ずらりと並んだナイフとフォークを外から取ると知ったのは、当時流行っていた漫画からだったな。

 

アルコールはちょっと決めきれない価格帯。グラスワインで頼んだ場合の量がわからないので、どのペースで飲めばいいのか迷うもの。

 

これはワインリストを持ってきてもらった方が良さそう。ふむ、シードルやフルーツワインを除けば4,180円からというラインナップ。

 

ご登場願ったのは、ブラッククイーン&メルローのワイン。私たちには最安値で充分よ。しっかりした味わいで好みでした。定価1,689円。

 

さて。コース料理の開始です。この先もまだまだ安曇野へは来るけど、旅行じゃないからね、たぶんこのホテルをメインに使うと思います。小規模旅館で顔馴染みになるのはちょっと抵抗があるし。ただ、メニューはどれぐらい変化があるのかなぁ。

 

信州サーモンのムース 赤パプリカのフランからスタート。

 

ムース、美味しかったです。チコリに合うし、奇をてらわない王道路線は案外悪くありません。

 

紅ハルカのクリームスープ アーモンド風味

量も適量。さつまいもの甘さはポタージュにして外れるはずがありません。

 

パン バターとオリーブオイル

パンがとても美味しくて、珍しく相棒がお替りしていました。これまた王道のパンですが、逆に新鮮よね。

 

ほうれん草とベーコンのキッシュ トマトソース

なんというかね、このトマトソースで美味しいはずなさそうに見えるんだけど、案外どれもハズレがないんです。当たりじゃないけど外れない。また次に来るとしても、とりあえず安心です。前回の休暇村リトリートは部屋は新しくて清潔だったけど、食事が妙にこまっしゃくれていたのと正反対。

 

お口直し ふじりんごのグラニ

 

牛フィレ肉のパン粉焼き ソースマデラ 冬野菜と共に

蓮根やブロッコリーが冬野菜かどうかはギモンだけれど、牛フィレ肉をパン粉焼き、これもある意味新鮮でした。お肉はホロホロでやっぱり悪くないの。

 

デザートは、ホイップの上にブルーベリーという謎の盛りつけもあったけど、抹茶のムースも悪くなかったし、古き良き時代のコースと思っていただく分には充分美味しかったです。

 

食後は、ラウンジでまたもやワイン。2杯分のコインがついているプランでした。結構酔ったみたい。知らない間に寝落ちしていました。

 

翌朝のバイキングです。ここは種類が多くて評判が高いのですが、まぁ過不足ないといったところ。

 

和洋食ともそれぞれきちんと種類があります。ビーフンが美味しかったな。

 

サラダは、安曇野らしくわさびを使った和風ドレッシングがありました。でも、ごまだれも気になったな~

 

こちらのわさび丼コーナーはやっぱり外せないよね。わさびを擦ってたっぷり乗せ、鰹節と海苔とネギをトッピング。私は邪道にも納豆や山芋も入れました。だって、何杯も食べられないんだもの。

 

昨晩のパンも美味しかったので、シンプルだけどこれも美味しいはず。しかもショップにあるりんごやいちごジャムが置いてあったし試したかったな。

 

デザートだけがちょっと残念。かんてんやゼリー、ヨーグルトなど。ちょっとしたスイーツがあると、コーヒーに合わせられて嬉しいのだけど。

 

旅行クーポンは4千円分。ショップで使い果たしました。

 

素朴だけれどぎっしり詰まったくるみの焼き菓子をゲットしました。

 

今回は違う宿を取って2泊するので、いったんチェックアウトして所用を済ませます。こっちがメインだからね。

全国旅行支援と安曇野市の割引で破格の安さで泊まれたのでほんと助かりました。スタッフはつかず離れず安定のサービスで、ホテル感がきっちり感じられました。また来るよ。

 

1泊2食   18,480円×2=36,960

ポイント即時利用          -10,748 

全国旅行支援クーポン  -6,000

    計                    20,212