2023年(令和5年)8月1日(火)
つい半月前に取り寄せた「富小路 やま岸」のおうち懐石で鱧しゃぶ鍋を食べたところ。でも、やっぱり関西人なので夏に鱧は必須。もう一度ぐらいプロの味を食べたいよね。
取り寄せサイトを眺めていて気になっていたのが「祇園 丸山」。ミシュラン二つ星という名店。6,000円や10,000円のお弁当も出しているし、鱧鍋もある。うーっ 食べたい。相棒に聞いてみるとぜひぜひと乗り気。ポチってしまいました。最短で届けてもらって、夕食に。
淡
今回は、淡路産鱧しゃぶ(2人前)と紫ずきん入り生姜ご飯12,960円のセットです。
木箱に詰められたセット。
贈り物にも相応しい見栄えのいい梱包です。
鱧しゃぶのタレは3種類で酢味噌、ぽん酢、梅肉醤油。梅肉醤油はかなり濃いめのお味。
タレを取り出した後は、鍋の材料と炊き込みご飯の材料が顔を出します。
こちらが、鍋の材料。ん?想像していたよりも少ないかな。
納められた木箱を開けると見事な大きさの鱧が並んでいます。
これ、箱の端から端までの大きさなの。かなり立派な鱧です!
でも、具材は量が少なくて、鍋だけでは夕食に足りません。水菜、大黒しめじ、揚げ豆腐、蓬麵が入っています。
大黒しめじは初めて見たのだけれど、ポルチーニに似ていて、京都府京丹波町にある「瑞穂農林」が人工栽培に成功した幻のきのこと言われているホンシメジです。
鍋はかなり塩味の効いた味付けでした。タレも全体に濃いめですが、梅肉醤油がもっとも好み。鱧にはこれぐらいしっかりした味が必要なのかもしれません。酢味噌、ぽん酢、梅肉醤油それぞれ2度ずつ味わえるように12切の鱧が入っていました。
(画像はHPよりお借りしました)
炊き込みご飯を炊いてちょうどの量だとは思いましたが、お出汁の残りも気になるので、半分ずつに取り分けてこの日は素麺を、翌朝は雑炊にしました。鱧しゃぶとしての感想は、前回の富小路やま岸のものと比べると、鱧の質はこちらがぐんと上で、食べごたえのある大きさと、しっかりした食感が素晴らしかったです。でも、お出汁の味付けや具材を合わせたトータルで考えるとやま岸の方が、我が家的には好みでした。
翌日は贅沢にも炊き込みご飯をお弁当にして持って行きました。紫ずきんとは、日本一の品質を誇る「丹波の黒豆」の品種改良版で、京都府だけで作られている枝豆用品しゅん黒大豆「紫ずきん」です。
枝豆の薄皮が薄紫色をしていることや、豆の形が頭巾のようであることから名付けられた京都府が認定する「京のブランド産品」の枝豆。でも、下拵えをしてあったので、薄皮の色は見られませんでした。
量り忘れていましたが、たぶんお米2合分ぐらいだろうと思います。お弁当2人分を作っても残りが同じぐらいありました。こちらも味付けはしっかり目。生姜が効いて美味しかったです。
その他にも丸山にはお取り寄せがいくつかあります。私は一休.comを利用しましたが、公式HPからも取り寄せられます。是非、夏の京都の味を検討してみてください。