2024年(令和6年)1月2日(火)
年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。今は2ヶ国目のスペイン滞在中。前回は世界遺産の城塞都市クエンカ旧市街での絶景をご紹介しました。
クエンカから1時間、マドリードへ戻ってきました。マドリードの1泊目だったホテル、Barceló Imagine(バルセロイマジン)に再び泊まります。チャマルティン駅から徒歩5分ほどなので、チャマルティン駅発の近郊列車を利用するときに便利です。今回ここを選んだのも、クエンカへ行くときの鉄道駅だったことと、翌日足を延ばすセゴビアもチャマルティン発だったからです。
チェックインを済ませ、預かってもらっていたスーツケースを受け取ります。
エレベーター内部が素敵なの。いろいろ内部は違うのだけど、ここはテーマがフラメンコ。ダンサ―の美しさが目を惹きます。
前回泊のときはハードロックなエレベーターを紹介しましたが、こちらもスペインらしいブルーのタイルも素敵で、細かいところまで行き届いたホテルだなという印象です。
今回の部屋は6階。エレベーターホールからすぐの部屋でした。
前回に比べ、若干部屋は狭め。料金も前回の42,275円/2人から30,682円/2人と大幅に安い。大晦日だったことも影響していると思いますが、グレードも若干今回の方が低め。でもまったく問題ありません。
テーブルにはやはりレコードジャケットが置いてあるけれど、使い方がわからなかったのが残念。
デスクの上には瓶のミネラルウォーター。ワインはもちろん私たちが持ち込んだもの。左の白い棚の下が冷蔵庫です。
滞在時間がとても短かったのが残念。観光の中心部であるSOL駅近辺にこのホテルがあったら、もっと頻繁に行き来して快適に観光できただろうと思います。如何せん、遠いのが難点。
ベッドの上になにも載っていないのもまた好印象。だってあれ、ベッドスローって言うんだっけ、重いよね。
バスルームはここもやはりベッドサイドから出入りします。
洗面所の両端にトイレとシャワーブースという造り。
右側がシャワーブース。1泊目の部屋と同じくバスタイムを楽しめる音楽のチョイスなのでしょう、レコードのマークが貼ってあります。
前回よりもグレードが低い部屋だと感じた点は、こちらにはバスタブがありません。でもレインシャワー付きだし、超快適。レインシャワーやオーバーヘッドシャワーに出会うたび、家のバスルームを改装したいという欲がムクムクと湧きます・・・
最後に入口まで戻ってきて気づいたことがあります。
右側はコート掛けとスーツケース置き場。
左側にクローゼットがあって・・・んん???バスローブなんてあるじゃないの。しかもスリッパも!ほら、バスローブのポケットに入っているでしょう?スリッパは重要よ、忘れんといて~
ところでこれ、なんでしょうね?シューズドライヤー?それともスチームアイロン?開けて見ればよかった。
前回飛ばした朝食ですが、会場は地下1階。
謎の構成。斬新と言うべきか(笑
朝食会場は平日7時から、休日は8時からオープンです。でも、今回の旅行ではどこも出足が遅かったです。日の出が8時半ごろということにも関係しているのでしょう。
暖炉は映像のフェイクもの。
窓の外の景色ももちろんフェイク。だってここ地下1階だもの。明るくて清潔なレストランです。
ホットミールは少ないですが、種類もかなり豊富でした。エッグコーナーもあったので、もう少し遅い時間に行けば稼働していたんだろうけど、このときは並んでいる料理のみ。
パンはデニッシュ系からハードパンまで、撮り切れていませんが選択肢はかなり多かったです。デザートまで食べられるといいのだけど、あまり食は太くないのでいつもそれが残念。
種類が多いといってもこんな感じ。チーズ各種。特に気に入ったのが奥にある丸いウォッシュチーズ。スプーンですくってとろりと食べるタイプ。極楽。
ハム類ももちろん種類が豊富。手前にスモークサーモンがあるのも嬉しい。
ホットミールはこちら。緑色のはキッシュだったはず。
これが1度目の宿泊のときのもので、ポテトやズッキーニなどのほかに右側に椎茸を炒めたものがありました。そういえば、椎茸にはよく出会った気がします。
2度目のときはなんだったかな、やっぱりキノコ類と玉ねぎを炒めたようなものだったきがしますが、既に記憶から飛んでいます。
たぶん、右側のインディカ米と併せて食べたと思うのだけど。そして左側の青唐辛子は、マドリードのマッシュルーム店で食べたかったもの。なんてことない一品だけど、日本の惣菜屋みたいで新鮮。ヨーロッパで調理された野菜に遭遇すること自体が稀だしね。
サラダコーナーもこじんまりとしているけど種類は豊富。グリーンサラダ、ミニトマト、ピクルス、オリーブ、コーンなど。
フルーツも種類が豊富。カウントダウンで食べたぶどうもあれば、イチゴやグレープフルーツまで、食べやすく切り分けてありました。
意外だったのが無花果。でも考えてみると、アダムとイブの話にすでに登場しているから古い果物だよね。
丸ごとフルーツも置いてあります。
ヨーグルト、ミルク、ジュースなど。
ルクセンブルクにもあったオレンジジュースマシーン。そういえば、前回のスペインでグラナダやセビリアなど南スペインでは、街中のあちこちで柑橘系の街路樹があったから、豊富に手に入るのでしょう。
あらためて振り返ると、品数は多いものの特筆すべき料理はありません。でも、大満足だったのはやっぱりこれの存在でしょう。ほら、カウンター真ん中にあるこれ。
CAVAがありました~ 美味しいチーズやハム、ましてやここはインディカ米もあったし、野菜も揃っていたので大満足でした。
マドリードはこのあとさらに2泊するのですが、中心部から遠くてもこのホテルにしておけばよかったとつくづく思いました。泡さえあればOKなんだから、私たちのハードルなんて高くないんだけどね。部屋も広く清潔だし、マドリードで5つ星ホテルが1泊朝食付き30,682円/2人はかなりお得です。