2023年(令和5年)12月31日(日)
年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。前回はルクセンブルクから2ヶ国目スペイン移動の際、マドリードへのフライトが変更になり、到着が夜中。ホテルのチェックイン時刻を過ぎてしまうというトラブル遭遇の話を書きました。
カウントダウンをマドリードで迎えるはずが、ホテルに到着したのは深夜1時近くなっていました。それでも駅からの徒歩10分を治安の悪さを感じることなく歩けたのは幸いでした。今夜のホテルはBarceló Imagine(バルセロ イマジン)、5つ星ホテルです。
マドリードには国鉄の主要駅がふたつあります。ひとつはトレドへ行くときの拠点となるアトーチャ駅、もうひとつがバルセロナやセゴビアへ行くときに利用するChamartín駅(チャマルティン)です。空港バスはAtocha駅(アトーチャ)から発着していますが、早朝深夜便だけはCibeles広場(シベーレス)止まり。
観光の中心部は王宮からシベーレス広場あたりなので、ホテルの選択はシベーレス広場以西が便利なのですが、カウントダウン時に人数制限をする区域に隣接するようだったので、チャマルティン駅のそばのホテルを予約しました。観光の中心部からはかなり離れており、電車で20分ほどかかります。
バルセロイマジンのエレベーターの中です。昨年夏、アイルランドで泊まったハードロックホテルに似た感じで、ロック!!!
エレベーターホールもレコードのデザインです。
スタイリッシュな廊下が続いていて、疲れ切った身に希望を与えてくれるアプローチ。
ドアの左は荷物台。
右側はミラーをスライドさせるとクローゼットです。ミラーに映った荷物台が戸惑うほどクリア。
荷物台の向こうは冷蔵庫が組み込まれた棚とデスク。
瓶に入っているのは有料のスナック類ですが、ナッツなど美味しそうでした。冷蔵庫はミニバー。このごろ冷蔵庫が空のホテルも多いですが、このホテルの周辺はあまり便利ではないので需要はあるかも。
ブルーのチェアがふたつ。おお~ めちゃ感じがいい。テンションが上がります。
テーブルの上のLP盤のレコードジャケットの中は紙製のレコードもどきが入っていて、たぶんなにかすればそれらの曲が聴けたと思うのだけどわからずじまいだったのは残念。
ブルーのチェアの向こう側にベッド。ベッドのまわりもとても雰囲気がいい。
壁にはジャズピアニスト、Count Basie(カウント・ベイシー)とOscor Peterson(オスカー・ピーターソン)もいるよ。
ん?バスルームは?
入口にあったドアはクローゼットだったし、残すところはベッド左側のドアかな?
はい。ドアを開けると洗面所。思った以上に広いバスルームでした。
アメニティは歯ブラシ、剃刀、シャワーキャップと、VANITY KITには綿棒とコットンが入っていました。
トイレはすりガラスのドア。でも、洗面所のドアも閉めれば気になりません。
バスタオルはホテルサイズの中でもひときわ大きく、タオルケットぐらいあるかと思いました。巻きつけきれない(笑
洗面所の左側がバスルームで、QRコードを読み込むとバスルーム用の音楽が聴けます。
使わなかったけど、バスタブ付き。
しかも天井からのレインシャワーがついているし、きちんとドアが閉まるので洗面所が濡れる心配もせずに済み、申し分ありませんでした。
そしてテーブルには大晦日ならではの贈りもの。
マドリードでは、白ぶどう12粒をカウントダウンのとき鳴る鐘に合わせ、1粒ずつ食べていくという風習があります。鐘の鳴り終わるタイミングで12粒すべて完食できたら新年に幸運が訪れるんだって。ぶどうはプラスチックのグラスに入れられたものなど、いろんな容器で売られているようですが、ホテルでも用意してくれていたのです。
残念ながらカウントダウンには間に合わなかったけれど、このホテルがHotels.comで9.6という高評価の理由がよくわかりました。ここには1泊空けてもう一度泊まります。この日は大晦日ということもあるのか、1泊朝食付き42,275円/2人というなかなかのお値段。それでも、安めなぐらいでした。次回は部屋のレベルも1段落ちますがそれでも遜色なくて1泊朝食付き30,682円/2人という良心的な価格の5つ星です。相棒は遠くでもすべてここに泊まりたかったと言っていたぐらい気に入っていました。
朝食は次回の宿泊記と併せてアップします。