2024年(令和6年)2月23日(金)
なにか美味しいものを食べたいと思いつつ、なかなかレストラン等の新規開拓に重い腰が上がらずにいたところ、思い出しました。年が明けたらあのお店のお取り寄せが再開されるよ、という情報。
あのお店とは大阪は高槻市の山奥にある「心根」で、一休.comのお取り寄せで見かけた鯖すしがずーっと気になっていたのです。でも、鯖すしだけのために送料を払うのはなぁと躊躇っていたところ、鍋の取り扱いが再開されるはずだ、と。ふたつ送ってもらうならいいよね。
あれこれ取り寄せを計画していたので、予定を立てて手配。心根は2月23日3連休初日に登場と相成りました。
猪と芹とクレソンの鍋って、ありそうでないよね。ほかにも熊、鴨、雉も取り扱っています。その中からチョイスしたのが猪。高槻市は大阪北部に位置し、JR京都線や阪急電車も通っていて中心部からアクセスのいいベッドタウンです。でも、奥地は京都に隣接する山奥。ここへお客さまを呼び込むのだから、魅力あるお店に間違いなし。
丁寧に緘口された箱。贈り物にいただいてもテンションが上がるだろうな。猪鍋は10,800円(税込)。
2段重ねの木箱の中にきれいに納められた食材。
ビジュアルもいい。
猪肉もたっぷり密閉パック。生麺はラーメンかな。細くて美味しそうです。
あまり見かけない食材のセット。緑が色鮮やかで新鮮さがわかります。
芹、芹の根っこ、生麩、猪肉団子、クレソンがたっぷり詰まっています。
猪肉団子は4個入り。粗挽きで食感がしっかりしています。
生麩は粟麩と蓬麩。
残念だったのが芹の根っこ。根っこはしっかり洗ってあるのだけど、根元近くの茎部分をめくると、泥がかなり残っていました。でも、この手の野菜の始末の難しさはわかるので、自分で対処しました。ただ贈りものにするには躊躇ってしまうかな。
お出汁は昆布と削り節でとったもの。猪鍋、いいよね。熊も雉も鴨も気になるから取り寄せてみたいけど、現在はまた販売を停止しています。残念。秋になれば再開するかな。
で、本来こちらがメインでした。鯖すしです。3,240円なので、京都の老舗いづうほど高くはありません。
以前はよく鯖の押し寿司を作ったのですが、アニサキスが心配で作る機会がなくなってしまいました。子どもたちのお弁当にもしていたぐらいなのに。
ほおぉ、背には包丁で切れ込みが入れてあり、食べやすさにも工夫があります。
切ってあるというのも意外でした。ひと切れずつに葉蘭を挟み、食べやすくしてあります。心遣いも素晴らしい。
子どものころ、バッテラって好きじゃなかったんだよね。あれ?バッテラって関西のものなのかしら?てっぺんに薄い白板昆布をのせて型抜きしたサバの押し寿司で、その昆布が子どものころの私には邪魔だったんです。
大葉と胡麻が入った酢飯としめ鯖。最強の取り合わせだと思います。お酢の味がもう少し強い方が好みですがとても美味しかったので、鍋の取り寄せが再開されたらリピします。実店舗にも行きたいな。(お皿とお猪口は娘作)
高槻駅までは新大阪からJRで15分、伊丹空港からならモノレールと阪急電車を乗り継いで50分ぐらい。高槻駅への送迎バスをお願いすればアクセスも悪くありません。