英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【オーストリア】英語も話せないのに個人手配で大ハプニング!

2014年8月。
この旅行のときが、本当の意味での英語も話せないのに個人旅行でした。
そう・・・娘が不参加だったのです。
 
たった5日でも、やっぱりヨーロッパへ行きたい!
現地で一番時間のとれるフライトがオーストリアだったので、同行者は前年も行っているけれどザルツブクin、ウィーンoutで航空券を取りました。
 
12月に今度はルフトハンザ航空で直接予約して、20万円弱。20万円を切っていることに満足していましたが次第に欲深くもなり、このころから月に1度、旅行先候補地の航空券料金をリサーチするようになりました。
 
このときの旅行では、思わぬ大アクシデントがありました。
トランジットのフランクフルト空港は毎度利用していて、このときで3度目。空港の中も店も熟知していて、大好きなお店でパンも食べてリラックス。

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あと1時間というところでゲートへ行って座ったまではよかったのだけれど・・・同じテーブルに座っていた男性が、ご家族が戻ってこないのを心配して、荷物を見ていてほしいと頼んできました

 

それに気を取られていて・・・ふと気がつきました。 
あれ?私たちの待っているゲートの行先が違う!え?ゲート変更?いやいや違う!
  
私たちのゲートは背後の隣のゲートで既に出発時刻
 
もう搭乗口は閉鎖されていたのでした。

 

どうすればいいの?どうなっちゃうの?慌てて、近くのゲートの係員に聞きました。あちらのお方たちは、急きも慌てもしてくれません。とにかく、ルフトハンザの窓口へ行け、と。そして窓口へ行くと番号札を引いて順番待ち。

 
いやいや。待ってる場合じゃないってば。
 
それでも、待つほか手立てはなく、ようやく順番が来たら、イケメン。
穏やかな笑顔で応対してくれることに安心していたら、いうことは何とも非情。
 
乗れなかった理由には航空会社に落ち度はない。
しかも、乗らなかったことは契約不履行だから、帰りの飛行機も乗れない。
 
どうやらそういう説明をされました。 
 
いやいやいやいや!!!困るって困るって!!!
 
日本人係員に電話をつないでくれました。
落としどころは、
 
違約金48EUR(6,700円)を支払って、なおかつザルツブルク行の航空券を買う
 
こんなことになっても往生際悪く交通費は嫌いです。前年のスイスパス、ユーレイルパスでの経験もあるので、おおよその経路も見当がつきます。
ってなわけで、
 
違約金を払って帰りの航空券は有効にし、ザルツブルクへは電車で向かう
 
5時間かかるんですけどね、しかも100EUR(13,500円)かかるんですけど、飛行機だと7万円ぐらいと言われたから、そんなの絶対イヤだ。
 
空港だったのでwi-fiは有効。あとはあちこちつたない英語で聞きまわって切符を買って、サンドイッチやワインも駅の売店で買って、準備万端乗りましたよ。

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朝10時には着くはずだったザルツブルク。空港で預けた荷物を受け取るにも嫌になるぐらい待たされたし、18時になってようやく到着しました。
 
日没が21時という時期だったので、一応旧市街地をぐるりとまわりましたが、強風と雨。何とも不幸な初日となりました。
 
でも、なるようになるさが信条。そうでも思えなければ、個人手配で行こうなんて思えない。ひとしきり笑って、呆れて、これもまた、旅の思い出となりました。