ブルーマウンテンズといえば、大半の人がスリーシスターズを思い浮かべるはず。
でも、圧巻の景色はキングステーブルに軍配が上がり、スリーシスターズは画像では見たことのあるものを確認しに来ただけの場所でもありました。
ガイドさんにとっても、ここまでは緒戦の口ぶり。
確かに豊富な知識は、まさに次のジェノランケーブのためにありました。
エコーポイントからジェラノンケーブまでは1時間半の道のりでは、他の人もそろそろ睡魔が襲っているようでしたが、眠ってほしくない模様。
ガイドさんは鍾乳洞について説明していました。
入る鍾乳洞は鍾乳石が美しいと言われているオリエントケーブで、鍾乳洞がどれぐらいの年月をかけてどれぐらいできるか、鍾乳石の種類の主なもの5種類の特徴と名前をかたっています。
知識の豊富さも素晴らしく、決して退屈だったわけではないし、どれも興味深くて聞きたかったのですが、睡魔に勝てませんでした・・・
だいたい、嘘つきなんです、このガイド。
鍾乳洞では、これらの話を現地ガイドが英語で説明するので、
何を言っているかわからなかったらつまらないので、
先に今、概要を日本語で説明しています
こうのたもうた。
確かにジェノランケーブは自由見学ができず、現地専門ガイドの案内のもとでまわることになっているので、英語ガイドになってしまうということは理解できます。
でも、私の参加したその日本語ツアーでは、
ツアー会社が案内できる権利を持っているので、
ツアーのガイドさんがそのまま、日本語で案内してくれる
というのがウリでした。
つまり、現地係員は引率するものの、日本語でツアーガイドが案内できる権利を持っているツアーを、私は選択したのです。
それを、まるで現地では自分はガイドできないような言い草。
先に知識を入れておいてほしいという気持ちは充分わかるけど、それだったら率直にそう言えばいいんじゃないの?
とにかくいつも、自分の話をすべての人が余さず聞いてくれないと嫌だという彼の態度に、だんだんイライラしてきました。
返事はいちいち声に出してしてやらなくちゃいけないし、質問は作らなくてもいいと言いつつ、何かないかと何度も言うのでそれも気遣う。正直、気疲れ。
察することで生きている日本人には、現地化ナイズされた彼に辟易です。
私の嘆き節は続きますが・・・
くぐってすぐ、左右にひとつずつ鍾乳洞の入口もありました。
左側が短いツアーでよく行くルーカスケーブで、広い空洞があるのだそうです。
ジェノランケーブも自力で何とか来たかったのですが、足がなければ無理。
日本はゴールデンウィークですが、世界的に見れば単に平日です。
車できている人もほとんどおらず、ここはツアーでしか来られないということを実感しました。
ランチ付ツアーだったことにも感謝。
レストランがあったのでそこで食べることはできたと思いますが、ツアー開始まで時間をつぶすにも何もない場所です。当初格安英語ツアーも検討していましたが、断念したのは正解だったかもしれません。
ツアーのランチは、ホテルでとりました。
ここもシーズンオフなので土日以外は閉まっていて、ツアー用に食事だけ提供しているのだそうです。
ランチメニューは、魚かミートパイ、キッシュのうちから選びます。
キッシュ
ミートパイ
牛肉のはずですが、ラム肉のような感じがしました。香辛料のせい?
ラム肉だったとしても好きなのですが、キッシュの方がお勧めできるかと思います。
カレー風味のスープとポテト、イカリング、サラダは皆同じ。とても美味しくいただけました。
鍾乳洞は13時から見学です。