映画はかなりの本数を見ました。
「LIFE! 」 (2014.3日本公開)
「私は、ダニエル・ブレイク」(2017.3日本公開)
「素晴らしきかな、人生」 (2017.2日本公開)
マクドナルドの誕生秘話を描いた「THE FOUNDER」 (2017.7日本公開予定)
誕生秘話というよりは、野心満開、ちょっとえげつない話でしたよ。
邦画では「海賊とよばれた男」などなど。
岡田準一くん、なかなか厚みのあるいい役者になりましたね~
ひとつ、9月日本封切りのちょっといい映画があったのでご紹介します。
【ドリーム(原題:Hidden Figures)】
当時はまだコンピューターがない時代で、宇宙計画に必要な計算は、すべて手計算で行われていました。
まだ、人種隔離政策が取られていた当時、図書館も公共バスもトイレも、白人と有色人種とで分けられており、NASAでも黒人は黒人用の施設でしか働けませんでした。
そんな時代に差別と闘いながらNASAで働いてきた3人の黒人系女性。
宇宙飛行士ジョン・グレンが米国人として初めて地球周回軌道を飛行しましたが、その功績を支えた知られざる活躍を描いた伝記ドラマです。
宇宙ロケットを飛ばすのに、手計算ですよ、手計算。
高度な数式を解くためのスペシャリストとして、活躍する黒人女性たち。
アメリカ映画らしい後味爽快な映画で、おススメです。
もうひとつ。
遠藤周作原作【沈黙-サイレンス-】も観ました。
クリスチャン弾圧の中で信仰を問う原作は、何年も前に読んでいます。
テレビの予告編での凄惨なシーンに、観ることを躊躇させられました。
相棒は2度、娘も1度観に行っています。
アクション映画は最近苦手になってしまったので、他にあまりいい作品がなかったために観たのですが、いい映画でした。
予告版の印象から受けたのは残虐な描き方でしたが、もっとじわじわ来る感じ。
信仰によって人は救われるのか、それともそれぞれの心の在り方で、他によりどころを見出すことはできるのか。
よりどころを求めて信仰に入ったとしても、大半の人間は、権力や圧力には屈してしまうものではないのかと、私なんぞは思いました。
その象徴として描かれているのが、何度も宣教師を裏切るキチジロー。
弾圧には簡単に屈するくせに、信仰を捨てきってしまうこともまた恐ろしく、裏切るたびに「懺悔すれば、こんな私でも神は許してくださるか?」と、毎度宣教師にすがるキチジロー。
蔑みたくなる一方で、いやいや待てよ、死に至ってまでも信仰を守ることが正しいのか、救われるのかという自問もあり、思ったよりもずっと深く響く映画になっていました。
【お土産編】
オレンジのビスケット?クッキー?気に入りました~
ソフトクッキーになるのかな?食感が柔らかいんです。6.49~8.49HRK(110~143円)

バニラ味のクッキー10.99HRK(185円)とシンプルな甘いクッキー9.99HRK(168円)
これはちょっと期待外れ。箱の内側にセロハンが貼ってある紙箱で、粉がボロボロと出てきていました。その点、日本の包装は優秀ですね~
レーズンとキャラメル2種 すべて6.99HRK(118円)
チョコレート3種
チェリーのジェリー入ったのは美味しかった~ 12.99HRK(220円)
スティック状のもソフトタイプのクッキー 13.99HRK(236円)
ココナッツチョコレート 8.79HRK(148円)
ロンドンでこういったケーキを買ったら安いのにとても美味しかったので購入。
悪くはないけど、ちょっと期待外れでした。15.99HRK(270円)
リゾット用のお米やブルーチーズも買いました。