英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【イタリア】3日目-3 世界遺産の町アルベロベッロ Trullo D’Oroでランチ

 
相棒たちはまったりするのが好きなので、ポポロ広場の木陰で時間つぶし。
私は、うろうろと腹ごなしをして再び戻って来ましたTrullo D'Oro
その名のとおりトゥルッリを改装したレストランです。

f:id:fuwari-x:20190830205848j:plain

 
写真右側の出っ張ったところへ通されました。
先客は2組。12時半、まだ早い時間ですからね。

f:id:fuwari-x:20190830205856j:plain

 
まだまだ店内はクリスマスの飾りつけが残っています。正月が終わるまでこのままですね。

f:id:fuwari-x:20190830205903j:plain

 
外の光が入って明るい店内。

f:id:fuwari-x:20190830205907j:plain

 

どのテーブルにもオリーブとタラッリの入った瓶が置かれています。

f:id:fuwari-x:20190830205913j:plain

メニューは、おススメマークのついているものから選びました。

帰ってから調べてみると、そのマークはプレシディオ・プロジェクトといって
 
 特に消滅の危機に瀕した商品を、
生産者の組織づくりや販路拡大の面からサポートするプロジェクト
 
で、おススメというより、地産地消に近い取り組みのメニューだったのかな。 

f:id:fuwari-x:20190830205918j:plain

 
こにゃくうさんのブログを読んで絶対に食べたいと思っていたブッラータにも
マークがついていました。12EUR(1,650円)

f:id:fuwari-x:20190830205924j:plain

 
モッツアレッラ生地で作った袋に、細かくしたモッツァレラとクリームを入れ巾着状に口を縛ったブッラータ。こにゃくうさんのブログを読んだときは、もっと濃厚な味だと思っていました。だって、モッツァレラに生クリーム。
でも、高カロリーが想像できる製法よりも、あっさりしていながらクリーミーで、いわゆる発酵したチーズ臭さはもちろんないし、これ、いい!
 
パンとフォカッチャも運ばれてきています。

f:id:fuwari-x:20190830205930j:plain

 

ビールのあとはスパークリングワインをボトルで頼みました。

f:id:fuwari-x:20190830205934j:plain

  
ズッキーニのペーストとCardoncelli(カルドンチェッリ=イタリアのエリンギ)のオレキエッテとまわりにCapocollo(カポコッロ=豚肉の首肉で作った生ハム) 10EUR(1,380円)

f:id:fuwari-x:20190830205940j:plain

全体的に味は薄めで、そこへカリッカリのカポコッロの塩味がよく効いて、美味しい~ 
でも、プーリア州といえばオレキエッテとインプットされ過ぎでした。もう少しパスタも違う種類を食べればよかったかも。 
 
メインは魚が食べたかったのだけど、メニューにあるcodが何か思い出せなくて(タラでした。ポルトガルでの恐怖の干しダラ、バカリャウなら覚えているのに)、本日の魚を聞いてみるとsea bass・・・これも、思い出せない。でも、たぶんイタリア料理ならスズキだろうと推測。 

f:id:fuwari-x:20190830205946j:plain

お値段は書いてなくてkgあたりの時価っぽいけど、いっちゃえ~
グリルかスチームか、娘はスチームを選びました。
 
魚、すごい姿で出てくるでしょう? ちょっと引きましたよ。日本人が顔つきのままの魚を食べるのを野蛮だとか言いますが、この盛り付け方、食欲が失せるでしょ?

f:id:fuwari-x:20190830205950j:plain

 
でも、このオリーブオイルのソースをかけていただくんですが、見た目に反してめちゃくちゃ美味しい。魚自体には味付けしていなくて、赤ピーマンやオリーブなどが入ったあっつあつのオリーブオイルが合う~
ちょっと怖かった時価のスズキは20EUR(2,760円)と安い~

f:id:fuwari-x:20200324130748j:plain

 

大満足の78EUR(10,750円)でした。

そういや、お土産物屋さんの陽子さんが教えてくれました。
イタリア人の料理というのは、魚でも肉でも下味はつけないで、焼きあがったところへ塩コショウだけして食べるんだと。だから、トリュフ入りの塩もそういう活用の仕方をするといいのよ、と。
 
 
しかし、ミシュランがついているのにトイレは便座なしのエアートイレでした。衝撃。
 
食べ終えると14時をまわったところ。店内はいっぱいになっていました。
私たちのいた部屋からはわからなかったので、びっくり。出足が遅いんですね。
 
お迎えまであと1時間足らずとなりました。
今夜のワインとお水を買っておかないと心配。
 
クリスマスマーケットの残る広場近くのお店で聞いてみると「あっちあっち」。
それっぽいお店がないなぁと振り返るとお店からおじさんがまだ見ていてくれて、もうちょっと右と指図してくれます。暖簾をかき分けるしぐさをするので、入ってみたら確かにそこにありました。
チーズやハムを主に売っていて、あとは食材や日用品などがあるコンビニっぽいお店でした。
ありがとう~ アルベロベッロの人は、人懐っこくて親切です。
 
最後に、朝行った公園の向かいにあるサン・アントニオ教会へ行きました。
宿からすぐだったのに、最後になるなんて。

f:id:fuwari-x:20190830210007j:plain

昼をまわると多くの人がいますね。

f:id:fuwari-x:20190830210013j:plain

 
荷物を受け取って、レセプションの前でタクシーのドライバーを待ちます。
 
心配だったのは、車の乗り入れが難しくなっているこの地域、もしレセプションまで入ってくることが無理だった場合はLINEで連絡が入ることになっていました。そのときは、サン・アントニオ教会での待ち合わせを指示するかも、と。
 
wi-fiは部屋の前まで行けば繋がりますが、レセプションでは弱いのが気がかり。でも、指示があるまでは動いてはダメ。
 
ドライバーのコシモさん、教会の前に車を置いて、歩いて迎えに来てくれました。
マテーラまで1時間のドライブです。