英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】1日目-1 ビジネスクラス搭乗記~地下鉄MRT利用

2019年(令和元年)6月

 

2度目のシンガポールへ行ってきました。前回は15年前、たぶん市内観光付きのフリーツアーだったんじゃないかと思います。

覚えているのは、

  1. 当時アジア旅行のたびにそのメンバーでエステやマッサージに繰り出していたので、ここでも自力で予約に行ったこと
  2. マーライオン公園へは連れて行ってもらったこと
  3. 植物園・ナイトサファリは自力で行ったこと

 

このうち、ナイトサファリは猛獣舎の前でガオーッと言ってみたら、中からものすごい咆哮返ってきて、怖さのあまり走って逃げたのは今でも語り草。逃げる必要なんてないし、もしサイアクあるとしても・・・走ったって無駄だってば。

ナイトサファリは、最後にニシキヘビが逃げたとサクラの観客が言って探し、見つけたところでショーが終わるというものだったのですが、なによりも怖い蛇が自分たちの座っていた座席の下にいたことが今でもトラウマ。

 

そもそも、なぜシンガポールに行くことになったかと言うと、相棒がシンガポールチャンギ空港に隣接した商業施設 JEWEL(ジュエル)オープンの記事をネットで見つけたことにありました。珍しく「ここ、行こうよ」と言うので、特典航空券を探してみると、1席だけビジネスクラスに空きがありました。私はエコノミーでもいっこうに構わないのですが、それだと気兼ねするだろうから、とりあえずプレミアムエコノミーを押さえ、アップグレードのキャンセル待ちをすることにしました。7時間ほどで行けるシンガポール174,410円!去年SFC修行をしてからちょっと贅沢を覚え、交通費嫌いの私もこんなことをするようになっています(笑

 

アップグレードは、割と早くにできました。プラチナステータスでもらったアップグレードポイント片道8ポイント使えばマイルは必要ありません。でも、私が行けるような繁忙期で欧州便の空きが落ちてくることはないだろうけど、欧州便が片道10ポイントだということから考えると、東南アジアで使うのは割にあわないかなという気がします。

 

空港では荷物を預けるとラウンジへ直行。SFC修行で乗ったシドニービジネスクラス利用以降、年末年始、ゴールデンウィークと利用すると、そろそろ慣れてきています。しかも同じ空港ばかりじゃ飽きますね。

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翌0:40発の深夜便なので、時間は山のようにあります。ビジネスクラスの食事は到着2時間半前だけで、あとは希望すればおつまみと聞いたので、食事はしておかないと。炭水化物三昧を避けるためにカレーは断念し、まずは焼きそばとラタトゥイユ、稲荷寿司、サラダ。あ、多いですか?お皿が小さいので案外少なめです。一応・・・笑

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でもさらに、とろろわかめ蕎麦にかき揚げプラスしてもらって食べています。飲み物はビールを半杯とスパークリング、赤ワイン。

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長く居座っているとメニューが少しずつ変わります。通りかかるとハンバーグがあったので、それも取ってみました。悪くなかったです。

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すっかり満腹になってからの搭乗。

東南アジアへのビジネスクラスって、面白くない。やっぱり安いだけのことはあると思います。アメニティはこんなの。テンションあがらない~(使わず、持って帰らず)

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映画三昧を予定している私は、寝ている場合ではありません。シャンパンを頼むとおつまみも持って来てくれました。なにやら盛りだくさん。あとでチョコレートもお願いしましたが、噛みきれないぐらいカチカチに凍っていました。

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到着前の朝ごはんは、あまり食べられませんでした。ラウンジ利用で充実させてしまうと、こういう失敗があるので困ります。しかもなにこのボリューム。

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チャンギ空港はアジア最大のハブ空港ですが、空港から地下鉄MRTへの道は、早朝とはいえガラガラ。さすがはシンガポール、きれいな空港ですね~

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実はカナダ旅行記にうつつを抜かしていて、今回はほとんど何も調べず、ガイドブックすらケチって路線図だけプリントアウトして出発したので、ほぼぶっつけ本番でした。

ダウンタウンへ行くには地下鉄MRTに乗るのが一般的で、旅行者向けにツーリストパスがあることまではわかったのですが、あまり移動しない人は元が取れないと読んだので、それを採用しちゃいました。観光メインの人は1~3日券があるので、こちらを参考にしてください。 

 

券売機はクレジットカードが使えないということも書いてありました。クレジット機能も備えられていますが、SuicaPASMOのようなチャージ式のEZ-Linkカードのチャージに利用できるようでした。

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チケットの購入方法は簡単。私の購入したスタンダードチケットは購入時に10セントのデポジットが取られるので、チャンギ空港→オーチャード2.6SGD(2.5SGD+10セント)です。スタンダードチケット利用は、運賃の割引がありません。

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目的地の入力は、地図から選ぶこともできるし、路線から駅名を押すこともできますが、いずれにせよ行先の駅名は必要です。

 

この切符は6回利用することができます。2度目以降は券売機のトレーの部分にチケットを載せ、行先を選んで5SGC以下の紙幣かコインで支払います。3回目に購入時に払った10セント分が戻ってくるので10セント安く購入でき、6回目にも10セント割引されるようになっています。

もし、小額紙幣を持っていなければ、有人改札で両替してもらえます。チャンギ空港駅であれば、改札口傍にあります。

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距離によって料金が違うので、1日券などと迷って料金のシミュレーションをしたい場合は、こちらで検索ができます。


追記:MasterCardがあれば、事前登録してクレジットカードで乗れるという記事を読みました。気になる方は調べてみてくださいね。

 

駅は広くて清潔です。

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ホームドアも設置されていて安全そのもの。方向もわかりやすい。

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路線図を見ると公用語が4ヶ国語であることがわかります。黄色の帯に書かれているのは英語、中国語、マレー語、そしてインド系の言語であるタミル語。さすがは多民族国家。英語が必須で、あとは民族の言語を使用しているそうですね。

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シンガポールの地下鉄MRTは次々と路線を増やしており、随分以前とは違っているように思いました。チャンギ空港から市内へ行くには、2駅乗ったTanah Merah駅での乗換が必須です。向かい側のホームから乗るだけなのでまったく難しくありません。

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車内での飲食は禁止されています。座席が多かったり少なかったりしますが、そう混むことはありませんでした。

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チェックインには時間が早いので、ホテルでひとまず荷物を預かってもらいます。時が流れての再訪。今、シンガポールと言えば必ず出てくる2010年オープンの屋上にインフィニティプールのあるホテル マリーナベイ・サンズと、その向こうに広がる人工巨木のそびえるガーデンズ・バイ・ザ・ベイだけは絶対に見に行きたいと思っていました。