2019年(令和元年)9月
アデレードでの図書館、博物館、美術館、どれも堪能して終わりました。街を楽しむという観光はほとんどしませんでしたが、ちょっと違うテイストの今回の旅行もまたいい時間になりました。
最後のランチは、ピックアップしていたお店に行ってみましたが、調べたところへ行くとたいてい開いていなかったり閉店してしまっていたりする不運に見舞われる私たち。今回もランチタイムは開いていませんでした。
うろうろして人気のありそうなお店を覗き見て入ったのがインドネシア料理のお店Bakmi Lim。ファーストフード店になるのかな。
前日のチキン専門店と同じく、ここも注文の仕方がちょっと難しい。
まず、ベースをTraditional Noodles・Nasi・ビーフンから決め、次にトッピングを選ぶという流れです。
相棒が選んだのはTraditional Noodles、おうどんに近いかな。そしてトッピングはチキンとマッシュルーム12AUD(912円)。
私はジャスミンライスが好きなので、Nasiを選びました。トッピングが Braised Pork belly、つまり豚の角煮をのせたもの。この角煮がすんごく美味しかったです。チリもプラスしてもらいましたが、容赦なく辛い。14AUD(1,065円)
娘のビーフン&ローストポークは撮りそびれていますが、こちらも14AUD(1,065円)。 改めて日本円に直してみると、やっぱりオーストラリアって高いですね~ でも、この豚の角煮のボリュームから言えばお得とも言えるのかな。人気店でしたよ。
帰りは、U1 Grenfell st.からバスに乗りました。バス停には何番のバスが停まるか書いてあるのでわかりやすいです。

地図を拡大してみましょう。すべてのバス停に番号があるので、慣れればとても分かりやすいと思います。
帰りのチケットはドライバーから直接購入なので現金のみです。チケットは有効化したときにはじめて使ったことになるので、アデレード駅などで先に購入しておくことも可能です。その場合はクレジットカードもOK。
1番上は友人のところへ行ったときの1日券。次がピーク時のチケットで、最後がオフピークチケットなので安いです。2時間有効なので、有効期限の時刻が刻印されています。

アデレード空港までは約25分。
ヴァージンオーストラリア航空15:40発でしたが、30分ほど遅れたので少し焦りました。シドニーでの乗り継ぎ時間は3時間です。ただ、ANAと通しで乗継便を購入した場合はの相手航空会社はヴァージンオーストラリア航空なので、めったなことで乗り継ぎできないということはないと思います。甘い?
たぶんそのためか、ANAとヴァージンオーストラリア航空のアライアンスは違いますが、バゲッジスルーは可能 なので、荷物は日本まで送ってもらうようにお願いしました。(往路は必ずシドニーでピックアップが必要なので不可です)
シドニー空港で失敗したのは国際線への移動。今はT-BUSが無料なので、外へ出ればよかったんです。でも、発券時にヴァージンオーストラリア航空のバスに乗る案内をもらったので、それに従ってGate46へ向かってしまいました。
下へ降りると航空会社のカウンターがあり、国際線チケットの確認をされました。バスは待機していましたが、だーれもいないので、もう少し人が集まるまで待ちますと言って20分ほど待つハメに。
国内線から国際線の移動はバスで15分ほどあるので、結局シドニー空港へ着いてから1時間近くたって予約ラウンジに辿り着きました。
入ってすぐ、個室っぽいゾーンもあります。
食事が用意されているカウンターがあり、奥に座席。
あれ?昨秋にタスマニアへ行ったときとラウンジの様子がまったく違う・・・なぜ?前回はクリケットの試合を白いカウンターのところで観た記憶が鮮明にあるのに、こんな短期間に改装してしまったんだろうか?
座席は、ソファーやテーブルなどいろんなタイプが用意されています。残された時間は1時間。頭の中は疑問符だらけだけど、とにかく食べよう(笑
前回よりも品数はちょっと少な目っぽい。でも、お味は断然今回のほうが美味しい~!!
このチキンは絶品。かりっとしててジューシーで、思わず二つ目も取りに行ったほど。
こちらはマルタ料理のPastizzi(パスティッツィ)というペストリー。これはミンチ肉が入っていたと記憶していますが、リコッタチーズが入ったものが代表的な味みたい。
パイ生地が何層にもなっていて、調べるとイタリア・ナポリのsfogliatella(スフォリアテッラ)をマルタ流にアレンジしたものという説があるようです。納得!
ナポリで食べて、とても気に入ったのをよーく覚えています。
こちらもやはりパイ生地に包まれたソーセージ。
フィッシュカレー
カレーとくれば、もちろんジャスミンライスも。
飲み物はシャンパンもあったし、ビールも各種置いてありました。アルコールも合格!


サラダコーナーにはバルト三国で食べ損ねたピンクのボルシチの正体、ビーツもありました。インパクトはあっても食欲にはつながらないピンクですが、味もなかなかのもの。
結局、1時間の間にデザートまでいただいてラウンジを後にしました。
このラウンジの謎、どういうことだったかというとシンガポールでSilverKlisLoungeっを利用したのでその名前を見つけて入っちゃいましたが、前回利用したのはニュージーランド航空のラウンジだったんです。同じスターアライアンスのラウンジがふたつ並んでいるというオチ。でも、断然SilverKlisLoungeのほうがおススメです。ただ、トイレはふたつしかありません。
ANAのHPではシドニー空港ではニュージーランド航空のラウンジが使えると案内していますが、シンガポール航空のラウンジも利用できました!
さて。旅行記はこれで終わりですが、最後の衝撃をご案内します。
びっくりでした。夕食後、ひとりずつに袋を渡され、そこにハーブの入った蒸しパンのようなものとスナックバー、Tim Tam、水が入っておりお好きなときにお召し上がりくださいと放送が入りました。
ビジネスクラスの専有面積が増え、ただでさえ肩身の狭いエコノミー、もはや乗せてやっているという扱いに成り下がっているような気がします。国際線でこれってひどすぎると思いませんか?
冬の欧州便がどう変わっているのか、ちょっと恐怖です・・・
お土産と機内映画の備忘録を次回に書き残します。