2022年(令和4年)8月
2年半ぶりの海外旅行でシドニーを訪れました。感染拡大が著しかったこの時期、できるだけ人の少ない屋外や無料の美術館・博物館などを見学して過ごし、今は帰国の途についています。前回はニュージーランド航空のラウンジの様子をご紹介しました。
さて、そろそろ搭乗ゲートに向かいます。見下ろすとまぁまぁの賑わい。そう。お店以外はそこそこ人がいました。
帰りの座席も粋と同じ場所。真ん中の2席を相棒と取っています。
アメニティーポーチは英国グローブ・トロッターで、2019年夏のヨーロッパ便のときのものと同じ形。行きのトランク型よりは使いやすいけど、ビビット過ぎる色に困惑(笑
ウェルカムドリンクのシャンパンと、追加のシャンパン、そして水。


それと、見落としていましたが、ANAではいつも農口尚彦研究所のお酒を扱っているのです。
豪州便では早々に食事になりますが、行きの洋食が、見た目はゴージャスなのにまったく受け付けられなかったので、迷いなく和食をチョイス。
ところがですね・・・和食もまた、いまひとつだったんですよね。贅沢過ぎるのか、私?メニューは美味しそうな名前が並んでいるんですけどね。
前菜
● たらば蟹 マスカルポーネ アボカドの柑橘ジュレがけ ● もろこし真丈 ● 鰻煮こごり
● 合鴨八幡巻き
これがまた大味で、しかも大きすぎる主菜。でもね、ご飯はびっくりするほど美味しかったです。
主菜 鯛揚げ浸し 白御飯
お造りサーモンは食べやすかったかな。
お造り 炙りサーモン
帰りの朝ご飯にも同じく一風堂のラーメンをお願いしました。でも、行きと違って雑な作り方で、ぬるいし麺が固まっているし。表面上愛想のよいCAに限って、こういう仕上げにしてくるところが残念。見た目に期待したらあかんなぁ。
撮り忘れていますが、行きと同じくチーズの盛り合わせ(トリプルクリーム・ブルーチーズ・エメンタール)を注文したら、その大きさときたら3種類それぞれが店で売っているぐらいのサイズ。誰がひとりで食べるんや?
前に美味しいと教わったフォンダンビスキュイも忘れずにお願いしました。
と・・・文句の多いビジネスクラス搭乗記となりましたが、帰って来てみるとやっぱり楽しかったといつも思うのです。地味な訪問先だった旅行そのものもそうだし、ラウンジやビジネスクラスもそう。やっぱり利用してこその感想ですもんね。
年末年始の旅行もあちこち画策しましたが、東南アジアのエコノミーで15万円前後、北米や欧州はもはや手も出ません。ANAにこだわらず、しかもパック旅行も検討したものの燃料サーチャージ代は別建てで驚くほどの値段でした。
不穏な情勢はあれこれあるけど、それでも行くかどうかは別にして、行けるようになっただけ閉塞感は減ったと言えるかな。
お土産編
物価高のシドニーで買うことはない!と相棒。それでも日本で入手しにくいマヨネーズ6AUD(580円)と、前に買って気に入ったレモンのオリーブオイル7.7AUD(740円)を購入。日本よりは安いと思ったんだけど、円高だしそうでもなかったかな。
HAIGH'Sのチョコレートはゼリーとナッツが入ったものの詰め合わせ。12.5AUD(1,200円)
娘にはシドニーで2大人気だったKOKO BLACKで9種類チョイス28.1AUD(2,710円)して詰めてもらいました。家で渡せなかったので、中身は写せず。
そしてこれが、空港でラウンジにすぐに入れなかった元凶のワイン2本(笑
2本20AUDの特売品を買っていたので、1,000円弱。そんなもののために、空港で2時間も待ちぼうけ・・・次回は海外に必需品と思っていたハサミとワインの持ち帰りには充分注意しよう。
機内映画編
珍しく映画はほとんど見ていません。というのも、次回記事にしますがスクリーンを見るのがとてもつらかったのです。だから、できるだけ眠ることに専念していました。
● JAZZ FEST: A NEW ORLEANS STORY(2022年)
ジャズの聖地ニューオーリンズで50年の歴史を誇る『ジャズ・フェス』の記念すべき50回目のライブ映像やインタビューを織り交ぜた映画。
字幕も見ずほとんど音楽を聴いていただけでしたが、ハリケーンが襲ってなにもかもが壊滅的になったニューオリンズで、やはり人々のよりどころとなったジャズ。淡々と描かれた記録映画のようでもありました。
● Marry Me(2022年)
ジェニファー・ロペス制作・主演の映画。ポップスターと平凡な数学教師の恋の行方を描いたラブストーリー。世界的歌手カットと彼女の恋人である音楽界の新星バスティアン(マルーマ)は、ファンの前で華々しく結婚式を挙げようとしていた。しかし式の直前、バスティアンの浮気が発覚。失意の中ステージに登壇した彼女は、客席にいた見ず知らずの数学教師チャーリー(オーウェン・ウィルソン)を指名し、突然プロポーズするという驚きの行動に出る。カットを取り巻くスタッフやマスコミ、ファンが大混乱に陥る中、互いを知るところから結婚生活を始める2人だったが・・・
53歳のジェニファー・ロペスと28歳のコロンビア出身のレゲトン(プエルトリコ人によって80-90年代に生み出されたレゲエ+プエルトリコ音楽だそう)歌手、マルーマが結婚するという堂々たる設定にも驚いたけど、いや~ 年齢を感じさせない鍛え方をしてるわ。気楽なラブコメで思いのほか楽しみました。
以上で、シドニーの旅行記は終了。次回は、機内映画が大好きな私が見られなかった理由について、少し書く予定です。