英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シドニー】物価高に驚愕の外食!でも、海老はふんだんに食べられる

2022年(令和4年)8月

 

2年半ぶりの海外旅行で、シドニーへ来ています。感染者数が爆発的に増えていたこの時期、食事は極力ピーク時間を外し、いつにも増して地味に。そんなシドニーでの外食の模様を一挙ご紹介します。

初日のランチは順調にカンガルーとエミューのピザを食べましたが、夕食から躓きました。シドニーの街を歩いていても、中心部ではパッと見てレストランというところが思いの外、少ないのです。しかも物価が高く、麺類1杯で1,500円といった外食事情。

 

①【chat thai68.01AUD(6,509円)

初日は、いったんホテルに戻ってから検索し、ショッピングモールのレストラン街を見つけて出掛けました。シドニーに数店舗あるタイ料理レストランです。まだ17時半でしたが店内は賑わっていました。お持ち帰りを取りに来る人も多く、人気店であることをうかがわせるお店でした。

 

スタッフは全員マスク着用です。

 

ボトルのビールにはグラスはついてきません。私たちは瓶のまま飲めないので、お願いして持ってきてもらいました。私の好みはやはりPALE ALEのほう。

 

ヤムウンセン 23AUD

海老がふたつ、他にはイカやホタテなどシーフードがたっぷり入っていました。

 

鴨のレッドカレー 27AUD

ココナッツが効いていて、辛いけど甘いという味。別に頼んだジャスミンライスとの相性はもちろんばっちりです。

 

ここと同じく、たいていは百貨店やショッピングモールにフードコートやレストラン街があるといった位置関係で、路面店は土日は閉店していたり、逆に混雑している様子を見て敬遠してしまったりで、入る機会がありませんでした。

そんな中で、路面店しかないといっていいのがダーリングハーバー。それでも、観光地と言える位置なので玉石混交と思え、なかなかお店が決められませんでした。事前にピックアップしていたところは休業日だったり。

 

②【Jordan’s Seafood68AUD(6,529円)

多くのお店にはランチメニューが出してありました。フェリーの発着するダーリングハーバー港に沿ってずらりと並ぶお店の多くには、ランチメニューが出してありました。14時を過ぎているという時間帯もあるのか、どのお店も全体に空いています。

 

あれこれ悩んでいるうちに、ランチ時間が終わってしまったら大変。仕方がない、シーフードが食べられそうなこのお店に決めてしまおう!

 

テラス席は寒いかなと思っていましたが、うまく風よけをしてくれているので心地よく過ごせます。

 

まずは、生ビール。Peroni と 4 Pines Aacific ale(10AUD)。やっぱり私はエールビール派でした。これはたぶん、初日にオーストラリアンホテルで飲んだビールと同じ。

 

Prawn Salad 23AUD 

ひたすらシーフードを求めていたので、またしても海老。マンゴー入りのサラダで、ソースもマンゴーとマスタード。これぐらいなら食べられそうにも思いますが、私たちには到底無理。

 

Salt&Pepperberry Calamari 23AUD

スペインへ行ったとき、カラマリはイカリングと覚えたものの、形状の違うイカはまた違った名前になっているので、さんざん遭遇しました。同様の経験は塩漬けのタラでもあり、私たちが海外で避けている食べ物。でも、ランチメニューには他に思うものがなかったので頼んでみました。でもやっぱり、この大量のカラマリはあかんわ~ 半分も食べられませんでした。

お隣の人たちは、これらにプラスして生牡蠣もペロリと食べていたから、もう胃袋が違う。これだってサラダすら完食できなかったんだもの。見た目よりかなり多いです。

 

でも、持ち帰りOKでした。あとで部屋でゆっくり食べるといけるもんです。ワインを買い込んで楽しみました。

 

③【Toki73.08AUD(7,042円)

観光地で食べるからダメなんだ!と若干足を延ばしてWoolloomooloo(ウールルームルー)地区へも行きました。イタリアンレストランです。

 

コロナ禍で非接触での経営努力をしたのでしょう。自席でアプリからメニューを選ぶようになっていました。私たちはfree-Wifiがないと無理なので対面で注文です。

 

ここ注文方法はとても分かりやすいです。ベースの味を決め、パスタの種類を選びます。トッピングが必要ならさらにそれも注文。

 

やっぱりPale Ale(10AUD)を注文しています。瓶ビールはグラスが出ないのでお願いし、あとで白ワインも注文しました。

 

Marinara 26AUD

ひたすらシーフードに走る私。ムール貝、海老、帆立、イカ入り。トマト味と、手打ちっぽいパスタが美味しかったです。

 

Fish & Chips 22AUD

なにを思ったか頼んだのがフィッシュ&チップス。直前にオーストラリアのフィッシュ&チップスは侮れないぞ、というブログ記事を読み、つい頼んでしまった一品。でもその人の食べたものとは違い、分厚い衣がなかなか手強い。そりゃそうだ。そこのが美味しいんであって、オーストラリア全土でクオリティが高いわけじゃないよね。魚は青魚っぽいテイストなんだけど、明らかに白身の魚。帰国後、その記事を読んだらキスではないかと推測していらっしゃいました。そうか、そうかもしれない。でも、揚げたては良かったよ。

 

④【Stir Crazy MLC33.80AUD(3,260円)

旅先ぐらいちょっとリッチに食べるのもありと思っていましたが、珍しく相棒が嫌がったので適当なレストランを見つけるのに苦労しました。このときは前日に通ったレストランへ行こうと思っていたら、ホテルのすぐ近くにフードコートが見えたので入ってみました。

 

中華料理からトルコ料理などいろいろあり、多くのビジネスマンで賑わっていました。私たちの好物、東南アジア系の麺類を発見し、ここで食べることにしました。

 

トムヤムクン 17.9AUD

この辛みは、まさに食べたかった味。しつこく海老を食べていますが、しっかりしたサイズの海老が6尾入っていました。

 

Clear Noodle Soup 15.9AUD

クリアっていったいどういうことなんだろうと思って頼んでみたら、まぁ透明スープってことですね。トムヤムクンから辛みを抜くと、2ADU安くなるのかと笑いました。やっぱり海老は6尾。きれいに処理されていてプリプリの美味しい海老です。さっぱりした味でした。とはいえ、飲み物もなしでランチで3,000円超って・・・ねぇ。

 

旧中央郵便局の東隣のブロックにあるMartin Placeに面していて、ちょうどTheatre Royal Sydneyの裏手に位置しています。それまでも通ったはずだけど、平日7-15時と営業時間が短いので見つけられなかったんだろうな。

 

IPOH TOWN31AUD(2,991円)

最後がこちら。帰国前にホテルへ荷物を取りに戻る途中、地元民でかなり並んでいたお店があったので、看板を見るとマレーシア料理。東南アジア系は好きなので、つい入ってしまいました。

 

このあとスコーンを食べる予定だったし、空港に着けばラウンジでも食べるだろう、飛行機で機内食も楽しみたい。軽く食べられるものにしなくっちゃ。

 

LAKSA 16AUD

まだ食べるか、海老!!!ココナッツ味のスパイシーな麺料理であるラクサ、なぜか太い麺も混じってるけど、ここのはビーフンで作られていました。厚揚げが入っているのに驚き。日本だけのものじゃなかったんだ。でも、メニューにはTofuのトッピングっていうのもあったわ。

 

Mee Goreng 15AUD

ナシゴレンは焼きそばのことですね。これも海老が選べたけど、野菜にしました。レモンを絞って食べるところが東南アジア風なのかな。ここにも厚揚げが入っていました。

 

以上、シドニーで外食する場合、ラーメンのような軽いものでも1,500円、ランチ程度の1品にビールを頼めば3,000円というお値段でした。コロナ禍もあって、積極的に外食する気になれなかったのもありますが、それでもシドニーとしてはかなりチープな仕上がり。でも、海老だけは満喫しました!!!

 

番外Vintage Cellars

部屋飲み用のワインの調達は、案外難しかったです。スーパーでワインを買うことはまずできず(隣接しているところはある)、酒屋を見つけなければなりません。探していないときであればサーキュラーキー駅にもあったのに、いざ買うとなると見つけられない。

今回、毎日のように通い詰めたのがクイーン・ビクトリア・ビルディングの北側ブロック、York St側に面するVCでした。

 

2本20AUDとかいう格安ワインも置いているところが助かる。毎日スパークリングワインと赤ワインを買って飲んだくれていました。1本は日本に持ち帰りましたが、購入本数は5泊6日で9本!!!

 

あとで気づいたことには、この向かいに最終日に入ったマレーシア料理のIPOH TOWNが位置していました。毎日ワインだけを考えて歩いていたから、向かいのレストランなんて見えてなかったのね。