2019年(平成31年)12月1日(日)
娘の招待で水上温泉の4室しかないお宿、別亭やえ野に来ています。
前回記事はこちら。
別亭やえ野の朝です。きのうとは打って変わって晴天。早起きして、朝の温泉も楽しみました。
でも、この晴天も長くは続きません。天気予報によると11時からは雲が出始めるということでした。
朝ご飯は7時半か8時。出発を急ぎますので、7時半でお願いします。
前夜、朝ご飯もボリュームがありますよ~と聞いていたとおりの量です。メニューはありませんでしたが、籠の中は鮪のたたきと長芋のみじん切り、たれをかけてご飯といただきます。長芋がみじん切りというのが触感が良くて美味しかったです。
キャベツのお浸し、茄子の煮びたし。
サラダには生ハムと、赤コショウが効いていました。
そして、右にあるのがカレーのなんだたっかなぁ・・・このカレーというのが全体のアクセントになっていてとても美味しかったです。
焼き物は鱒。牛スジの肉じゃがも絶品。
左にある小鍋には豚肉とキノコなど。まったく知りませんでしたが、群馬県は豚肉が有名なのだとか。なるほど、とても美味しかったです。
最後にデザートのりんごはフジでしたが、名月という幻のりんごがあるという話を聞きました。黄色のりんごで蜜がたっぷり。一度食べたらほかのものは食べられないぐらいなのだとか!運が良ければ道の駅で売っているという話を聞きました。
朝ご飯にたっぷり1時間。手抜きになりがちな朝食も丁寧に作られていて、大満足でした。そしてまた朝食でこのボリュームは、里海邸に次ぐかも。
谷川岳ロープウェイ駅へ行くには、昨日行ったそば処角彌のまだ先からバスに乗らなければなりません。10時過ぎのバスを目指して、9時半前には別亭やえ野を出発することにしました。季節が良ければ、もっとお宿の周辺も散策できたかなぁと思います。
一度歩いた道は、早く感じるもの。開店前のそば処角彌を通り過ぎます。前日の写真では車が邪魔をしていましたが、なんのなんの!道路向かいには広い駐車場も持っていました。人気店ですね~
きのう日本酒をひっかけていた湯檜曽川までやってきました。欄干の雪は解けています。
川を渡って上流側を向くと、これが・・・谷川岳よね?怪しげに雲がたなびいていて、ちょっと焦ります。
湯檜曽川をのぞき込むと、青空と雪と紅葉との素晴らしい風景。
でも、晴天には違いないけれど、やっぱり雲がかかるのは時間の問題。果たして間に合うんだろうか・・・
こちらは前日の写真ですが、湯檜曽川を渡ると線路沿いの道へつながる歩道橋が通っています。人通りのないここに屋根付きの歩道橋があるということは、きっと雪が深くなった時には重要な役割を果たしているのでしょう。
歩道橋を渡って車道を通っていると、列車が通り過ぎていきました。しまった!鉄道利用という手もあったんだ!
水上駅から上越線に乗って次の駅がこの湯檜曽駅。もう一駅乗車すると土合駅があり、そこから15分ほど歩いてもロープウェイ駅へ行けるのを失念していました。
きのうの給仕担当者の話だと、1日4便しかない上越線で土合駅から谷川岳登山を目指す人も多いのだとか。土合駅は500段もの階段を備えた日本一のモグラ駅としても有名で、その階段を上るのが登山前のウォーミングアップなのだそう。
もちろん、モグラ駅の話は調べていました。でも、500段も上るなんて嫌がるよね、きっと。でも、4便しかない列車に乗るという話になら乗ってくれたかもしれないのにな~
せめてどんな駅か見たかったな、と帰りを目論みました。
湯檜曽駅前にバス停がありましたが、まだ15分ほど時間があったので先へ進みます。だってほら、田舎のバスって1駅違えば運賃も違うよね(←どこまでも交通費嫌い)
でもまぁ、湯檜曽川を再び渡り、次のゆびそ温泉街のバス停に到着したところでやめておきます。
ゆびそ温泉街という名前がついているとおり、旅館が4,5軒道路沿いに建っていました。でも、廃墟になっている建物もあり、賑わっている雰囲気はありません。
5分ほど遅れてバスがやってきました。もう一駅歩けたな(笑
しばらく揺られると土合駅に到着しました。おそらく、さっきの列車で到着した人たちが乗り込んできます。何やら外を指さして賑やかに話しているので撮ってみました。
右上に見えるトンネルは、雪から道を守るように長く屋根がつけられていましたが・・・彼らは何を見ていたんだろう?
土合駅からロープウェイ駅までは徒歩15分というとおり、バスだとあっという間に到着します。
ベースプラザから続くロープウェイ乗り場までの通路がこんなに高いところに設けられているのは、やっぱり雪のせいもあるのでしょうか。
空はとりあえず、青空を保っています。でも、時刻は10時半。急がねば。
次回記事はこちら。