フロントでランチボックスを受け取り、今回のイタリア、クロアチア旅行、最後の目的地ザグレブへ移動します。
昼間は賑わうリヴァもこの静けさですが、クリスマス・イルミネーションが華やかさを残してくれています。
旧市街を出るとき、スプリトの模型を見つけました。ディオクレティアヌス宮殿を中心にスプリトの街がよくわかります。
前回のクロアチア旅行でも思ったことですが、クロアチアは観光に重点を置いているので、街の安全のため夜中や早朝でも明るく、不安を感じることがありません。
フェリー乗り場を通ると、近くの島への時刻表が出ていました。離島へ渡っても移動手段があるのなら、シーズンオフでも行ってみていいなぁと思います。
チケットセンターで購入すると、なぜか4HRK余分に手数料を取られて34HERK(578円)でした。往路のようにドライバーから直接買えばよかったってこと?
バスは8分前に到着。乗客は10数名ほど。
夏のシーズン中は賑わうというスプリト空港行きのバスは、リエカのようにバンではありません。行きも帰りも立派なバスでした。
30分ほどで空港へ到着しました。到着時には悩んだシャトルバスですが、終わってしまえばリエカのバンほどの難易度ではありません。いや、あれだってふつうに待っていたかもなぁ。無理だったらタクシーに乗ればいいんだし。
シーズンオフに来てみると、違和感があるほど立派過ぎるスプリト空港。照明もきれいです。
だだっ広いロビー。近代的な造りです。
調べてみると、まだターミナルを拡張して半年も経っていないようです。
2階(日本でいう3階)へ上がるエスカレーターがあり、セキュリティーチェックの入口はその前です。
ここでランチボックスに入っていたコーヒーを没収されてしまいました。水は直前に処分したのに、なぜか開封していなければ大丈夫と勘違いしていました。失敗。
すでに6時20分。出発は50分ですが、やっぱりラウンジを覗きに行きます(笑
でも、老眼のおばちゃん、なかなかチケットの番号が読み取れなくては入れない・・・
あらま~ あっさりしたラウンジです。クロアチア第2の空港だそうなので、シーズン中はもうちょっと充実するんでしょうね。
飲み物に、スパークリングワインを発見したので、没収されたコーヒーの代わりにいただいちゃいました。
サンタクロースがキュート。細~い足で立っています。
ランチボックスの残りはこちら。ラウンジで何かを食べた記憶があるので、たぶん、クロワッサンあたりも入れてくれていたんだと思います。
没収されたコーヒー(たぶんカフェオレ)以外に2本も飲み物が入っていたので、飲み物とスナックだらけのランチボックスでした。
飛行機は今度はリエカ便に比べ立派!
でも、リエカ空港からだってこれぐらいは飛ばしていると思っていましたよ。
日の出が7時半のスプリト。そろそろ夜明けの時間になっています。
まさにスプリト旧市街の上空です。突堤が見える湾の奥がスプリトの旧市街で、左下の明かりのない黒く見えるところがマルヤンの丘です。
しばらく外を眺めていると、雪がほとんどない上空で一ヶ所だけ積雪か凍結かという場所が見えました。
もしや・・・これってプリトヴィッツェ国立公園じゃない?違うかな?
国内線は上空からの景色にワクワク続き。
ザグレブ空港へは離陸から40分足らずで到着です。
空港バスの位置はよく覚えていました。空港を出て右にぽつねんとバス停。
運賃30HRK(510円)はドライバーに直接支払います。
ザグレブ空港の全景。順番に空港は新しくしていっているのか、ここも新しい空港で、そのスタイリッシュさは記憶に残っています。帰国時にまたその姿が見られるでしょう。
8時発の空港バスに乗って、ザグレブバスターミナルへは30分足らずで到着しました。
バスターミナルの手前が空港シャトルバス、奥がプリトヴィッツエやスプリトなどへいく長距離バスターミナルになっています。
シャトルバス乗り場の前には、以前と変わりない時刻表がドアに貼ってありました。30分毎の運行です。
ところで。実はリエカ空港にいるとき、ふと思いついてザグレブのホテルを変更しました。というのも、ザグレブのホテルは朝食付きの4ツ星ウェスティンホテル。でも、よくよく考えてみるとザグレブ空港発は8時なので、朝食を食べている時間がないということに気づいたのです。だったら、よりバスターミナルに近い場所に変更するほうがいい。
それで、フライトまでの時間に急いで空いているホテルを探しました。
ウェスティンより安くて、バスターミナルに近いところ・・・見つけたのはアパートメントでした。安いのに、やたら評価がいい。
でも、SOBEを避けているのは鍵の受け渡しが難関となるのを忘れていたんですよね。電話は使えないし、free wi-fi が使えるところでメールのチェックができるのみ。果たしてどうなるのか・・・
アパートメントはバスターミナルからまっすぐ6分ほどのこの建物の一室ですが、案の定アパートメントの前に行っても、オーナーへの連絡手段の手掛かりすら掴めません。同じ建物内に居住していたら荷物を預かってもらえると期待していましたが、ドアブザーには誰の名前も書いていませんでした(涙
じたばたしても仕方がない。チェックイン時刻までザグレブの観光をすることに決め、荷物を預けるためにまたバスターミナルへ戻りました。
荷物預かり所は長距離バスターミナルのほうにありました。
なんだかかわいいけど、そこまでして係員さん、隠れたい?というような造り。
ひとまずこれで、街へ繰り出すことができます。
ちゃちゃっと娘にザグレブを案内しましょう。