2021年(令和3年)4月30(金)-5月1日(土)
緊急事態宣言中ですが、GWの混雑を前にホテルにおこもりのプランを立て、リーガロイヤルホテル東京に宿泊しています。
前回記事はこちら。
今回はワインとオードブル付きのプラン。アルコールは19時半まで部屋での提供です。赤・白・スパークリングから選べ、スパークリングワインにしました。
チェックイン時にすぐに持ってきてもらうようお願いしています。
持ち込んだ日本酒は秋田清酒の刈穂、4合瓶。運ばれてきたスパークリングワインは、フランス産Comte de Neufchatel Brut(コンテ・ド・ヌーシャテル ブリュット)。
ルームサービスのワインとオードブルは、こんなふうにセッティングしていただけました。ちょっといい雰囲気になります。
このセットはゲスト向けに4千円でオーダーすることもできました。
メニューにはチーズ、コールドミート、スモークサーモンと書かれていましたが、オリーブやナッツ、マッシュポテトなども盛られており、意外なことに何でもないバゲットがパサパサではなくとても美味しかったです。
持ち込んだお弁当は、なだ万の 匠の膳(2,160円)。
お弁当の中身をずらりと挙げてみましょう。
赤魚西京焼、合鴨燻製、海老芝煮、豆乳入りしんじょあおさ揚げ、厚焼玉子、角蒟蒻
鶏つくね焼、丸十蜜煮、えんどう豆さつま赤唐辛子揚げ、蕗・つき蒟蒻・木耳・油揚げ煮
湯葉飛竜頭、白身魚入りつみれ豆腐、鶏つくね高野挟み含ませ煮、椎茸旨煮、人参
蟹風味しんじょ煮、野菜包み寄せ、茄子オランダ煮、蓮根田舎煮、六方里芋
牛肉香味焼、白御飯
んまぁ、こんなコンパクトなお弁当の中にそんなに入っているの?というほどのお品書き。
でも、茄子のオランダ煮の揚げ油がちょっと悪かったことを除けば、どれも美味しかったです。ご飯は牛肉香味焼をのせた白御飯よりも筍御飯のほうが好み。牛肉の味があっさりし過ぎで御飯にうまく絡まなかった点がマイナス点。
いやはや、さすがはなだ万。京都のお弁当のクオリティの高さに驚かされました。
翌朝もルームサービスでの朝食です。
和洋食から選べ、和食を選びました(3,800円)。時間は7時以降、30分間隔で決めることができます。
蓋を開けると、こんな感じ。3,800円の割に質素ではありますが、お味は悪くありません。
ご飯はミニお櫃に入れられていて、各自お茶碗に装うスタイル。
スムージーやフルーツも美味しかったです。
チェックアウトをして帰ります。
唯一開いているガーデンラウンジは、まだ開店時間前でした。
ホテルの中ももう少し散策しようと、奥の階段を上がってみました。
今はコロナ禍で閉店中のバーが見えます。
大隈庭園の入口が見えたときに思い出しました。
そうだった。ホテル椿山荘東京だけではなく、ここも庭園があるから予約したんだった!それも見ずに帰るところでした。
建物を出ると緑豊かな庭園に出られます。
右側のガラス張りが、ガーデンラウンジ。
庭園の向こうを見て、あっと気づきました。早稲田大学です。こんな位置関係なんですね。なるほどそれで大隈庭園。もとは旧松平讃岐守下屋敷庭園です。リーガロイヤルホテル東京は土地信託方式で早稲田大学の敷地内に建てられているのでした。
こちらは茶室、完之荘(かんしそう)。1952(昭和27)年、商科卒業生の実業家小倉房蔵氏から寄贈された建物で、その名称は氏の雅号「完之」にちなんだものです。飛騨の山村に残っていた推定600~700年前の古屋で小倉氏が自身の邸内に移築し愛用していたものを移築しています。
お手入れされた庭園には思いの外、人もいたので、泊まり客が多いのかと思っていました。
違うんですね。早稲田大学の敷地にあるので、大学生や近くの人も集う公園となっているのでした。隣接してカフェもあります。
庭園からリーガロイヤルホテル東京を見上げます。いい場所に建っていますね。
私でもここがどこだか分かったのはこの大隈講堂があったから。都内のことはいまだにほとんど知りませんが、山の上ホテルに隣接して明治大学等があり、こちらには早稲田大学。ホテル巡りで有名どころを垣間見ることができました。
ぐるりと回ってまたホテルの正面玄関の方へ回ってきました。
都内ホテル巡りもこれで5軒目になりました。GoTo Travel の中止でThe Okura Tokyoに泊まれなかったのが心残りですが、コロナ禍でお値打ちプランがあったのは嬉しかったです。
とはいえ、ホテル業界も大変だろうと思います。生き残りをかけ、どこも必死のはず。密を避けつつ、ちょっと楽しめるような計画をまた立てられたらいいのですが。
1泊朝食付き 14,200×2=28,400