英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【秋田】47都道府県コンプリート!JR五能線の旅 秋田県エリア

2021年(令和3年)10月

 

緊急事態宣言も解除されたので、47都道府県コンプリートの最後の県となる青森を制覇しにやってきました。前回は、ANAプレミアムクラスで秋田空港に降り立ち、出発までをご紹介しました。

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青森へはJR五能線リゾートしらかみで回ります。JR東日本のってたのしい列車のひとつです。

リゾートしらかみは、(ぶな)青池くまげらの3種類の車両がありますが、こちらはくまげら。くまげらってなんだろう?と思ったら、天然記念物に指定されている鳥の名前でした。ブナ林に生息しているキツツキの仲間で、世界遺産に指定されているブナ林のある白神山地に由来しての命名でしょう。

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五能線という名前は私でも知っていたので、きっとコロナ前は特に乗り鉄垂涎の人気路線だったはずですが、ご覧のとおり乗客がいません。

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いずれの車両にも2号車にボックス席があります。こんなに空いているのであれば、2人でも占領できましたね。4人でなければ予約画面に表示されませんが、空いているので座っているカップルもいたし、ひとりで座席をフルフラットにして寛いでいる人もいました。

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連結部分の乗務員席も自由に座れます。

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先頭車両はこちら。イベントスペースです。何も行われていないときは自由に入れます。

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乗車記念スタンプが置いてありました。つい、こういうのって押してしまいますよね。私だけ?

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秋田駅でもスタンプを押しましたが、それに続いて車内に置いてあった各駅のスタンプコレクションの台紙にも押し始めてしまいました。まるで乗り鉄やん・・・何駅分押せるでしょう?

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八郎潟駅を過ぎ、遠くになまはげで有名な男鹿半島が見えます。寒風山に男鹿三山でしょうかね。ここへ行くことも検討しましたが、交通の便が悪く、うまく組み合わせることができませんでした。

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東能代駅に到着しました。五能線はこの駅が起点駅です。秋田から東能代駅までは奥羽本線。そして、そのまま奥羽本線は内陸部に入り弘前へと続きます。五能線の方はここから進行方向が変わるので、座席を自分たちで反転させます。

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9分の停車時間があったので、駅スタンプを探しに行きます。あれ?待合室には運転席。でもこちらにスタンプはありません。

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改札を出た外にスタンプを発見しました。フリーパスでは乗り降り自由なので押しに行きましょう。改札口脇には、写真用の橅(ぶな)車両が置いてありました。

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奥羽線五能線の乗換駅となる能代駅は、2013年(平成25年)から天空の不夜城というイベントを開始しています。江戸後期にあったという高さ17.6mもの城郭型の灯籠を復元させ、8月初旬お囃子や太鼓などと共に市内を練り歩く観光行事です。

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2014年(平成26年)には2基目となる城郭灯篭愛季も完成し、一基目の嘉六とともに能代の夏をにぎわせているようですが、お祭りのたびに組み立てるようで、普段にその雄姿を見ることはできません。でも、私はこの先で、青森伝統祭りのミュージアムへ行く予定を立てているので、その迫力をちょっと体感しています。その話はのちほど。

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こちらの天空の不夜城については、プロモーションビデオを見つけました。色鮮やかな美しい城郭灯篭が見られます。映像でも相当な迫力ですから、実物を見られたらさぞ圧倒されることでしょう。


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続く駅は能代能代市秋田県能代工業高校(現 能代科学技術高校)バスケットボール部の活躍が有名なことから、バスケットの街づくり事業に取り組んでいます。

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リゾートしらかみ1号と3号では、10~15分の停車時間があるので、バスケットボールシュート体験ができます。普段の私だったら参加する勇気もありませんが、何しろ乗客が少ない。しかも、成功して記念品をもらっている人を見つけてしまった(笑

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たまにはやってみるもんです。無事成功していただいたのは、こちらのコースター。杉かな?とてもいい香りがします。

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五能線沿線を紹介したパネルが駅に飾られており、歓迎されている感が伝わってきます。早く賑わいが戻るといいのだけど。

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秋田駅から乗車して、1時間余り。ここから先は各駅とも停車時間が短いので、スタンプは押せそうにありません。そろそろ駅弁をいただくことにしましょう。

秋田駅で購入したのはこちらのふたつ。

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海鮮小箱サーモンハラス980円。ハラスの脂身は本当はあまり好きではないのですが、皮まで美味しく焼けていてとても美味しかったです。

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こちらの焼さばバ寿司790円はさらに上出来でした。この角度からはわかりませんが、身が分厚くてボリュームたっぷりのサバ。こんなに肉厚のサバをこの価格でいただけるなんて信じられない!

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秋田県産プラザで購入した天寿酒造㈱ 純米吟醸 TENJU にごり生原酒(1,485円)もいただきます。これは美味しかったです。もう1本天寿の限定酒を買ったのですが、断然こちらがおススメ。にごりだけど甘過ぎることなく、イケる。

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さて、お昼ご飯を食べ終えたあたりから、徐々に海が間近になってきました。まだ秋田県を通過中。日本海に沿って走るリゾートしらかみの醍醐味を味わえる区間です。

次回記事はこちら。

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