英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【高知】食べログ高知No.1に輝く「座屋」再訪&お土産編

2022年(令和4年)4月17日(日)

 

ANAの今週のトクたびマイルを使って、高知の日曜市へ買い出しにやって来ました。15:55のフライトで戻るので、あとはランチを食べるのみの弾丸旅行。前回は日曜市の安くて新鮮な野菜などを一挙公開しています。前回と同じフライトで訪れていますが、前回は高知城内を見学できたのに、今回はほとんど日曜市での買い物に時間を費やしてしまいました。

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さて、高知でランチのお店を見つけるのは案外難しく、大半がひろめ市場のフードコートか土佐料理の有名店である土佐料理 司酔鯨亭あたりで済ませているんじゃないかと推察しています。

今回も検索したものの選択肢が増えず、座屋(いざりや)へ再訪決定。気になるのは、5日前でも予約できてしまうあたり。7室しかなかったと記憶しているのに、今回もやっぱり空いてるの?

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でも、美味しかったしね、あの鰹のタタキがたべられるなら、まぁいいや。

 

間口の狭い細長いビルに個室をずらりと並べたつくりは悪くない。まさか4ヶ月で再訪するとは思わなかったけど、楽しみです。

 

私たちは前回と同じのランチコース5,500円を予約していますが、天丼1,650円座屋丼1,650円のほか、鰹タタキ定食1,980円座屋御膳2,750円などのリーズナブルなメニューもあるようです。

 

1階は店主が手掛ける16,500円コースのみ。評価は高いけど、予約が取れないお店というほどではないみたい。

 

一番に到着しましたが、まわりの様子を窺っていると丼系を頼んでいる人が大半。しかも満室にはなっていませんでした。でも、ここに限らず街中を歩いていても日曜市以外の人出は少なくなく、飲食店はどこもガラガラの雰囲気でした。充分これでも健闘しているのかも。

 

生ビールもありましたが今回は日本酒も飲む予定にしていたので、瓶ビール720円から開始。

 

はじめはあさりと春野菜の白和え。うるいやわらびが入っていて、ジュレとよく混ぜていただきます。ジュレの酸味がよく効いて美味しい。

 

早速お造りが運ばれてきました。本鰹のタタキはお醤油ではなく、塩、ニンニクと薬味で食べてくださいとのこと。あとは、金目鯛真鯛太刀魚です。

 

こりゃ、日本酒がいる。前回は赤ワインをボトルで頼んだけど、やっぱり日本酒にしよう。生酒もあるし今回は上々だね。あ、前々回の日本酒の記事で合わなかったと書いた「南」の生酒もある。でも、このときはまだ火入れだった事実を知らず、試さなかったんだ。残念。

 

まずは、高知18蔵のうち西岡酒造久礼(小売価格3,300円)からいただきます。純米吟醸あらばしり。生酒が飲めるのは嬉しい。辛口となっていますが、そうでもない。食事に合うお酒です。

 

さて。ほかのお造りは特筆するほどではありませんが、やっぱり鰹は絶品。前回、初鰹の5月がおススメと言われたのだけど、もうその時期は始まってるよね?藁で焼きたてのその香りもいいし、鰹の独特の生臭さなどどこにも感じられず、濃厚な味わい。やっぱりこれは地元ならではのものでしょう。

 

早くもご飯が炊き始められました。ん?スタートから2品目ではちょっと早いような。でも、土佐ジローの卵かけご飯は楽しみです。

 

鰆の幽庵焼きノラボウ菜のグリーンソース独活のきんぴらフルーツ金柑が添えられています。ふっくら焼き上げられた鰆は控えめな幽庵で淡白な味付け。グリーンソースとよく合います。フルーツ金柑がまた美味しい。甘酸っぱくていい箸休めです。

 

日本酒は船中八策(小売価格3,432円)に進みます。このお酒は有名なので名前は知っていましたが、司牡丹酒造とは知りませんでした。きっと王道中の王道でしょうに日本酒が好きとは言えないわ(恥

 

桜海老と新玉葱のかき揚コシアブラ。フレーク状の淡雪塩はお米と一緒に作っていますと言うので調べて見ると、米粉と塩が原材料みたい。塩味が控えめなのでたくさん振りかけてあっても淡い味です。

 

土佐酒造㈱桂月(小売価格3,520円)、山廃純米酒です。

 

土佐ジローの卵かけご飯の用意が運ばれてきました。あれ?もうお料理はおしまいだったっけ?思わず前回の写真を確認すると、あと2品あるはず。コロナ禍で実質値上げをして、減らしたのかな?

 

いえいえ、出てきました。鯛と菜花、大根の蒸し物。でも、なんとなく魚が too much に感じられる。魚の種類も調理法も違うからこれは私側の問題で、たぶんお腹が空き切っていないうちに食べているせいなんだろうな。

 

小豆島オリーブ牛。そうそう、前回とても美味しかった記憶があります。日曜市ではトマトも多く売っていたのですが、これもフルーツトマト系で濃厚かつ甘い。

 

土佐ジローの卵かけご飯は、ご飯にお醤油をかけ、卵を溶くのは5回ぐらい、そしてご飯にかけたあと泡立つぐらいかき混ぜて食べるのがセオリーと教わりました。泡立つぐらいって・・・^^;

でも、すっかり炊きたてを逸した釜飯は残念。あとの料理が遅めだったので、もう少しキッチンの状況を考慮して、タイミングを計ってほしかったな。そして前回ほどの感動がなかったのはそれ以外にも、やっぱりお腹が空き切っていなかった要因も大きいと思います。大反省です。

 

ブリュレ苺のアイス、隠れていますが小夏が添えられています。苺のアイスはさっぱりと美味しかったし、小夏も瑞々しい甘酸っぱさ。ブリュレは濃厚な味わいが好みでした。

 

さて。日曜市には必ずまた行くことにしていますが、次回はどうしよう?自分の管理の悪さで前ほど美味しさが感じられなかっただけですが、一方でここのお料理がわかってしまったのも確か。再訪をさらに重ねたいかといえば、鰹のタタキ以外は微妙。ただ、高知の食材を中心にしたコースにせず、通常のコース料理にしたらどうだろう?という好奇心もあるので、ほかにお店が見つからなければ少なくともあと一度は行く予定です。

高知はランチにいいお店がなく、かといってひろめ市場のフードコートでの食事はあまり気が進まないので、いっそ今回も行けなかった牧野植物園のレストランで軽く食べるというのもありかな。そうすれば、夕方のフライトでも日曜市との両立が図れるから。

 

ランチコース5,500×2+瓶ビール720+日本酒3種(逆算すると3,200円)-ポイント利用1,200=13,720円

 

明細は必要ですか?と聞いてくれたのにもらわなかったから、日本酒の内訳が不明なのが失敗だったな。

tabelog.com

 

お土産編

日曜市で買った野菜については、前回記載のとおり。それ以外は、高知空港ANA FESTAで購入しています。

 

前回と同じく、かんざし648円。ホイルに包まれたしっとり生地は外せません。

 

同じものばかりも芸がないので、南風小夏サンド705円。悪くなかったです。小夏の酸味もちゃんと効いているし、ポソポソでもないし、まぁ及第点。

 

野根まんじゅう450円は、皇室へお茶受け菓子として献上したと謳われていました。

 

日曜市に酒盗がなかったのでANA FESTAで買いましたが、塩辛さがハンパなし。甘口と書いてありますが、塩味が強すぎて前回のものとは雲泥の差。あぁ、いつかまた出会いたい。842円。

 

お土産は日曜市の野菜で充分。そのうちまた行こうっと。