英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【屋久島】JRホテル屋久島-食事編

2021年(令和3年)8月

 

負傷した足も回復していないのに、無理矢理屋久島行きを決行しています。

前回は、JRホテル屋久島の施設をご紹介しました。 

fuwari-x.hatenablog.com

 

今回は、評判の高い期待していた食事編です。でも、屋久島の宿泊を検討しても、ほとんどがトレッキング目的で来る人が多いのか、そこそこのレベルのホテルがそもそもありません。その中での評判の良さということで、一抹の不安は抱いていました。

さて。海に面した1階にレストランがあります。

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食事はなんと17時半から30分毎、たぶん19時半までの予約。そこそこスペースは取れていて、ソーシャルディスタンスは守られていました。

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【1日目 夕食】

前菜 ゴーヤの土佐和え・地魚の燻製 大根と和辛子のマヨネーズ和え・黒毛和牛のたたきポン酢ジュレ

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本日のお造り

3人での宿泊特典に舟盛があったので楽しみにしていたのですが、この量!!!私たちには、多過ぎでした。鮪、カンパチ、鰹、水イカなどが盛られているのですが、味が単調で、飽きが来るんです。熟成させたお造りや、スモークなど工夫を凝らした魚を食べていたせいか、生魚一辺倒はちょっとキツイ。

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調味料はオリーブオイルや味噌、塩など、考えてくれてはいましたが、翌日にいただいたふつう盛りで充分でした。

ところで、お皿の右上には、グレープフルーツに盛り付けられた魚・・・ん?ちゃんと食べるようにナイフを入れてあるんですけど、いったいこれって?(魚の下にあるフルーツは嫌だと誰も食べないので残せない私が味見しましたが、このグレープフルーツがやたら美味しい)

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替り皿 生野菜と塩麴ドレッシング・飛魚のつけ揚げ

替り鉢 親鶏と屋久島タンカン風味のつくね 卵黄ソース

屋久島で有名な飛魚をさつま揚げにしてあります。鶏はコリコリしていて美味しい。

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魚料理 鹿児島県産うなぎの白焼き ジャガイモムース銀餡と山葵を添えて

屋久島でうなぎ?と一瞬思いましたが、鹿児島はうなぎが有名ですもんね。美味しくいただきました。

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肉料理 鹿児島県産六白黒豚の低温ロースト インゲンのマリネ添え

あっさりした豚肉と豆乳胡麻だれチリソースがよく合っていました。インゲンはこれでマリネか?という感じでしたが、まぁ3本だし(笑

ジャガイモが思いの外、うちでは高評価でした。

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お食事 大分県産ひとめぼれ・香の物・屋久島の地魚の赤出し汁

うっかり撮り忘れていました。ご飯は美味しく炊けていました。結構それ、重要です。

 

デザート 柚子シャーベットといろいろフルーツ グレープフルーツのバブルジュレ

マンゴーやグレープフルーツ、パイナップルなどが隠されていて、上にシャーベットとジュレ。さっぱり美味しくいただきました。

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【2日目 夕食】

前菜 炙り生湯葉の鼈甲餡 山葵添え・屋久サバブシのクリームチーズディップスタイル・種鶏のサラダ柚子胡椒風味

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本日のお造り

1人前でこの量がしっかりあるんです。だから、舟盛りじゃなくて充分。こちらのお造りは分厚くカットしているのがちょっと私には苦手。そして、まさかのグレープフルーツアゲイン!!前日の舟盛り同様、大葉の下にやっぱりグレープフルーツが敷かれているのでした。この手法、なぜ?屋久島仕様?

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替り皿と替り鉢は、きのうとまったく違うものが提供されます。嬉しい。

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替り皿 野菜のサラダスティックと鰹味噌・ホエー豚の黒砂糖黒酢

ホエー豚の黒砂糖黒酢煮が柔らかくてお酢も効いていていい。好みの味です。 

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替り鉢 大ぶりメヒカリの唐揚げ レモン添え

メヒカリって好きなんですよね。軽くうす塩をして一夜干ししたものを米粉で揚げています。頭から全部いただきました。米粉の力を借りてカリッとしているところがなおいい。

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魚料理 鹿児島県産ブリの幽庵焼き 薩摩芋の甘露と青味野菜添え

タンカンとタンカンの皮に半日漬けて寝かせ、上にタンカンの皮をふってあります。屋久島で収穫できる柑橘はタンカンとポンカン。地元を意識した料理は好感が持てます。 

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肉料理 鹿児島県産黒毛和牛のポワレ 温野菜添え

スパイシーな燻製醤油クリームソースが牛肉とうまく絡みあって、ちょっと新しい味わいでした。牛肉はこれぐらいの分量が、もう少し食べたいと思わせるので好きです。

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お食事 大分県産ひとめぼれ・香の物・飛魚の揚げつみれのおすまし汁

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デザート クリーミーなパンナコッタと季節のベリー フランボワーズソース

パンナコッタとフランボワーズソースという黄金の組み合わせ。美味しくないわけがありません。いい締めとなりました。

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2日とも、まったく異なったメニューで工夫されており、好感度は高いです。もう少し前菜に手を掛けると尚よしなんだけど・・・お子さんも多いホテルなんですよね。それを考えると、こんなあたりがお値段なりで無難な路線なのかもしれません。

近ごろ、子どもの声があちこちから聞こえるようなところへは泊まっていなかったようで、新鮮な驚きでした。

 

朝食はバイキング形式です。あまり撮っていないので、2日とも一気に行きます。

ビニール手袋をして、一方通行で回ります。

スタートは野菜から。フルーツにライチがあるあたりが屋久島らしいですね。

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ポテトや卵料理、ベーコン、ソーセージといったあたり。

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さつま揚げは毎回ありました。魚は、初日がサバ。

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2日目は鮭でした。

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きんぴらごぼう、茄子の揚げびたし、鳥なんこつの炭火焼。

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玉子焼き、葉野菜の白和え、青菜のおひたし。

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ご飯は白米のほか、初日が雑穀御飯、2日目は豆ごはんがありました。

初日は牛乳にコーンスープを取っていながら和食中心のしっちゃかめっちゃかの取り合わせ。

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2日目はお味噌汁に納豆、明太子とほぼ完璧に和食仕様です。

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いずれも、ご覧の通りのお味といったところ。

でも、夏休み期間で初日の舟盛りありのプラン22,400円/人、2日がスタンダードプラン22,000円/人なので、充分及第点じゃないでしょうか。

www.jrk-hotels.co.jp

 

次回は、屋久島の廻りかたについてご紹介します。

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