英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【空港ラウンジ】寂れた国際線と混み合うANAラウンジ

2022年(令和4年)8月

 

コロナが囁かれ始めた2020年2月初旬、マレーシアへ行ったのが最後の海外旅行でした。あれから2年半、キャンセル待ちしたもののあぶれた特典航空券に、なぜか出発1週間前になって空席を見つけ、戦々恐々行ってきました。直前に社内で初感染者疑惑も浮上していたので、私にしてはかなりの及び腰(結局その同僚は陰性で、ふつうの風邪だった)

 

前回は日本帰国時に必要なPCR検査など、出入国情報をご紹介しています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

22:20羽田発のフライト。京急羽田空港第3ターミナル駅に降り立ったのはそれより4時間ほど前。国内線はここ1年で何度か利用していましたが、1駅手前の国際線で下車する人はほぼ見かけませんでした。でもこの日は、各国の渡航規制が緩和されていることもあって、スーツケースを持った旅行者もちらほら。

 

でも、出発ロビーを見てください。本当に閑古鳥が鳴いていました。もちろん、出発時刻に近くなれば、それなりに人は集まってくるのでしょうが、大きな声で話せばエコーがかかりそうな静けさ。

 

一応、ビジネスクラスのチェックインカウンターも設けられていますが、いやいや、誰もいないのでどこでチェックインしても同じ。

 

上級クラス向けの優先保安検査場は閉鎖されていました。カウンターで案内もされなかったので、たぶん、私が気付かなかったということではないだろうと思います。

そして、この場所は保安検査を終えて最初に目にするゴールドカード保持者のラウンジへ向かうエスカレーター。その下にあった免税店も閉鎖されています。

 

ブランドショップも、もちろんすべて閉店。そういえば、関西空港へ行ったとき、飲食店を含めほぼシャッター街となっていましたもんね。国際線主体の空港はそうなってしまうんでしょう。

 

わずかにお土産物屋さんは開いていました。タバコやアルコール類の免税品のほか、日本のお菓子類が中心でした。

 

いったい、こんな状態でラウンジはどうなっているんだろう?成田空港からロンドンへ発った娘は、日本人はほぼゼロだったけどそこそこ賑わっていたと言ってたな・・・

 

ANAラウンジへ入ってみるとソファー席はほぼ埋まっていて、シャワールームの予約に至ってはなんと30人待ち。入口での機械予約だけでなく、ラウンジ入室後はアプリでも予約が可能でした。でもね、搭乗30分前になっても7人待ちで、結局シャワーはできなかったんだよ。シャワーブースの水滴すら残さないようにお掃除するから仕方ないんだろうけど、3時間半前に予約して無理ってひどすぎだよね。

 

同じ画面にお食事オーダーと書かれてありますが、麺類の予約は直接カウンターで頼まなくても、アプリから注文できます。カスタマイズしたい場合は、カウンターへ。

 

おそばが食べたかった私は、機内食に向けてボリュームを減らそうと思い、カウンターでとろろのみにしてもらいました。でも、そっけないわ。ネギぐらい追加するべきだったかも(汗

 

飲み物はビール。

 

ワインなどもありますが、種類は最低限。

 

ペンネはアラビアータだったかな。向こうにデニッシュなども見えます。

 

チキンはまぁまぁ悪くなかったです。それとポテト。

 

こっちもやっぱりポテト。芽キャベツと炒めてあったのかな。この芽キャベツがいまひとつ。

 

巻き寿司やいなり寿司などは変わらずありました。サラダバーも最低限。残念だったのが、チョコレートがなくなっていました。ケーキはあったけど、ちょっとした甘いものとして便利だったのにな。持ち去る人が多いから止めたんだろう、きっと。

 

こうなりゃ、俄然人気は定番のカレー。私もルーだけちょっといただいたけど、なぜかこの平凡なカレーが出発前には欠かせません。

 

でもね~ ANAラウンジしか入らないし、品揃えも地味に減らしているということもあるんだろうけど、ラウンジへのワクワク感は少なくなったなぁと思いました。贅沢な話なんだけどね、2年半ぶりの海外旅行というのに、高揚感は持てなかったな。帰国時のラウンジをを楽しみにするとしよう。

 

ラウンジの日本人比率、そういえばまったく考えませんでした。思い出してみると、視界には座っていなかったので1割以下だったかも。いずれにせよ、コロナ禍とあって混み合っているのに静かなラウンジでした。