英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シドニー】ANAビジネスクラス搭乗記&IC交通カードOpal Card

2022年(令和4年)8月

 

2年半ぶりの海外旅行。前回は久しぶりだというのにいまひとつ盛り上がらなかったANAラウンジの様子を書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

いかにも緊縮財政といったANAラウンジは残念でしたが、それでも出発の時間までをゆっくり過ごし、ゲートへ。

 

ボーイング789。ビジネスクラスの入口は別に設けられています。先に特典航空券が取れた相棒の予約を見てわかっていたことは、ビジネスクラス40席のうち、座席が埋まっていたのはその1/3。だから、私もすぐに取れると思ってたんだよな。

 

でも、実際に機内に入ってみると、空席は後方に10席あったかどうかで、座席指定していなかっただけのようでした。私は前方だったので周囲はあまりわかりませんでしたが、日本人は見かけていません。

 

座席にセットされたベッドパッドと掛け布団、枕、スリッパ、アメニティポーチ、ヘッドフォン。

 

あっちゃ~アメニティポーチは2020年2月下旬より順次変更予定と書いてあったけど、今も英国グローブ・トロッターかぁ。これ、嵩張るだけで使い道はあんまりないんだよな。相棒は置いて行くって。私は押しつぶされたら困るものを買った場合に備えて持ち帰ります。濃い緑色は前の水色より渋くていいね。

 

中はANAカラーの鮮やかな青。でも、アメニティポーチはビジネスクラスデビューしたときのNEAR’S YARDのポーチが一番シンプルで使いやすかった。

 

歯ブラシ、アイマスク、イヤープラグ、SHIROの柚子リップクリームと柚子フェイスミスト。オーストラリアは乾燥しているので、フェイスミストはよく使いました。

 

配られたお水は、なぜか相棒と私とで違う。前に国内線でも同じことがあったけど、在庫整理をしているんでしょうね。

 

メニューが配られました。珍しく洋食にしたのだけどこれがもう・・・痛恨のミス。魚ヘンの漢字、画数が多過ぎて読み間違えたんです(恥

 

飲み物は、シャンパンと赤ワインを一緒に持ってきてもらいました。ラウンジでも飲んだし、これ以上はあまりいらない気がして(こういうところに体調不良を感じる・・・)

 

アペタイザー 山葵香るアボカドサラダとローストビーフ 和風ジュレとともに
メインディッシュ 鱸のポワレ トマトのタブレ添え 山椒風味のオリーブソース
ブレッド バゲット トマトフォカッチャ
デザート ラクテ シトロン

読み間違えて頼んだ魚はスズキ(なにと読み間違ったかは恥ずかしすぎてナイショ)。山椒風味のオリーブソースとかいう食欲の湧かない色に絶句。焼き加減はとてもよく、身もふわっと仕上がっているのですが、なにが美味しくない要因なんだろう?半分食べるのがやっとでした。ローストビーフとデザートも一部食べただけ、美味しかったのがフォカッチャで、あとは残しました。食べ物は残さないのがポリシーの私でも食べられない・・・と思っていたら、ビジネスクラスデビューしたシドニーの復路便でも同じことを書いていました。デビュー時なのにダメってよっぽどよね。シドニー便はあかんのか?

 

出発が遅れたこともあって、夕食を出されたのが日本時間0時前。ラウンジも機内食もそんなに食べていないとはいえ、ひっきりなしには食べられない。しかも、コロナ禍においては体調管理も大事なので、いつものように映画を観続けることなく眠りに入る私。近年、もっぱら不眠に悩まされていますが、2,3時間はうとうとできたかな。

到着1時間半前までは注文できると聞いたので、朝食は和洋食を選ばずに一風堂ラーメン コク極まる味噌「大地」を頼んでおきました。CAさんによってラーメンは伸びていたりぬるかったりするのですが、この出来はとても良かったです。

 

調子に乗って、チーズプレートと赤ワインも。

 

チーズは、ブルードーヴェルニュA.O.C.ブリヤサヴァラングラナパダーノ。グラナパダーノは、削ってパスタなどにかけて食べるだけと思い込んでいたので、意外な美味しさに驚きました。家にもあるぞ、そのままも食べてみよう。

これらはきれいに完食。ラーメンといい、チーズの量やバランスといい、往路のCAさんはいいセンスでした。

 

シドニー空港は2016年に行ったときには既にスマートゲートを取り入れていました。あのときは、入国のスタンプがなくて残念だったな。

 

地味にお店は開いていましたが、閑散としていました。

 

タバコやアルコールは保存もきくし一定の需要があるのでしょう。一応の品揃え。

 

シドニー空港からエアポートリンクに乗るのはもう3度目。迷いはありません。

 

エスカレータを下ると改札口の右手に交通系ICカードOpal Cardを売っている有人窓口があるのですが、いつもそこは混み合っているので、今回は前回、前々回に使ったOpal Cardを日本で登録してから出掛けました。登録しておけば、日本と同じで紛失や盗難時に残額が保証されます。前回は私ひとりだったので手許にあったOpal Cardは3枚。そのうち2枚を統合させ、わずかな残額を移しました。

カードの登録や統合はこちらからできます。日本とは違って乗り越し清算は不可。料金不足には罰金が科せられるので、クレジットカードを登録して自動チャージにしたかったのですが、どういうわけかクレジットカードの有効期限が入力できず断念しました。

 

空港利用の場合、アクセス料金として運賃以外に別途15.74AUDを払う必要があります。シドニー中心街までの10-20kmの料金4.71AUDと併せて片道20.45AUDかかるので、帰りの分も見込んでひとまず60AUDをチャージします。チャージはこの1回きりでしたが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では公共交通機関でのマスク着用を義務付けていますが、着用率は50-60%程度でした。

 

T8はセントラル駅で乗り換えが必要な電車と、そのままシティーセンターの方まで行く電車がほぼ交互できます。待ってもせいぜい5分でしたがとっさに乗ってしまい、セントラル駅でスーツケースを持って階段を上り下りするハメに。はじめてのシドニー訪問時にはそれがわからず、右往左往したことも思い出しました。

さぁ、慎重にシドニーで過ごしましょう。果たして3度目のシドニー、感染予防しながらどう楽しめばいいのでしょう。ホテルステイを中心に、地味ながらも安上がりで楽しい旅行になったので紹介していきます!