英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【京都】ぶらりと老舗旅館を眺めたあと近江八幡へ

2022年(令和4年)10月

 

大阪伊丹行きの飛行機が格安で購入できたので、突如として大阪行きを決定。相棒とは別行動。私はかねてから再訪したいと思っていた滋賀県近江八幡のヴォ―リーズ建築を見に行くことにしました。日帰りでバタバタするのは決まっているので、ひとりの方が気楽で有り難い。

 

7時発の飛行機に乗る前にANAラウンジでビールを一杯。でも時間はギリギリで、すぐに搭乗時刻です。

 

USBのついている座席は珍しいな。ポータブル充電器は古くなって、20%ぐらいしか充電してくれないから、目一杯充電しておこう。

 

空港に到着後、相棒と別れて阪急電車で京都河原町へ向います。途中の淡路駅では高架工事が随分と進んでいて驚きました。大阪在住だったころは、遅々として進まない用地買収に、実現できるのかと訝しんだものだったから。

 

京都河原町へ到着後、錦市場の前を通ります。まだ開店前の時間。

 

開店していたら、しば漬けを買っていこうと思っていたけど、まだ今日の目的地はここではないので、先へ急ごうっと。

 

途中、麩屋町通りを歩いていると、素敵な洋館が見えました。有形文化財に指定されているけど、個人宅のよう。

 

文化財の指定を受けるのはいいけど、維持管理にはさぞ大変なことでしょう。

 

この界隈にある京都御三家と呼ばれる老舗旅館の前を通ります。茶の湯として知られる炭屋旅館

 

川端康成三島由紀夫など多くの文人墨客、幕末の志士たちも泊まった柊家旅館

 

朝から出立のお客さまを送るであろう車両が待ち構えています。

 

向かいには京都御三家の中でもっとも古い300年の歴史がある俵屋旅館。故スティージョブズの定宿で、トムクルーズ、リチャードギアも泊まったことがあるそう。

 

マンションに囲まれながらも昔ながらの数寄屋造りを維持し、人を迎え入れ続ける老舗旅館。

 

今回は、この俵屋旅館が設けるギャラリー遊形に行くのを目的のひとつにしていました。1階には食器など、2階に上がると俵屋テイストのパジャマなどが置いてあります。

 

次への時間が限られていたので、じっくり見られなかったのが残念。

 

目当てはこちら。ちぢみパンツ3,850円と花王と開発したという俵屋旅館オリジナル石鹸838円。ちぢみパンツは季節外れになったので登場は来夏になるけれど、夏のパジャマ素材としては抜群だろうと狙っていたもの。

 

俵屋旅館にティーンエイジャーのころから泊まりたいと憧れていたというブロ友さんが、数十年の時を経てようやく泊まったという話を読み、紹介されていたこの石鹸をついでがあったら買いに行こうと思っていたのです。思いのほか早くにチャンス到来!(ちなみに、ちょうど俵屋旅館の紙袋を持っているときに年配の知人に偶然会って言われたことは「まぁ、俵屋旅館⁈ ここの石鹸、いいわよねぇ」でした。京都好きな方ですが、知る人ぞ知るというよりももっと知名度が高いんでしょうかね。驚きました。)

 

ギャラリー遊形では、これまで三度訪れた割烹 茂幸で話題になった辻村 塊の器も扱っており、スタッフさんに「素敵ですよね」なーんてさも知ったような顔をして言ったら、「ちょうど今、大阪梅田の阪急百貨店で個展をしているんです。お時間があれば」とハガキを渡されました。なんて奇遇!でも、結論からいくと時間がありませんでした。代わりに大阪にいた相棒にLINEしておいたら、見に行けた模様。いいな。

 

行けなかった理由のひとつには、朝から目的地の近江八幡駅を通る東海道本線が遅延と連呼していました。近江八幡行きを決行するかしないか迷ったまま、とにかく駅へ向かいます。