英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【フランス】リヨン歴史地区「Mercure Lyon Centre Beaux Arts」宿泊記

2024年(令和6年)1月5-7日(金-日)

 

年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。最後の3ヶ国目、フランスです。前回はロストバゲージのままリヨン中心部に移動し、美食の巨匠ポールボキューズ市場でシーフードランチに舌鼓を打った話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

ランチを終えてホテルへ向かいます。ローヌ川を渡るとホテルのあるリヨン旧市街。

 

美食の街として知られるリヨンだけど、ここを選んだ理由は他にもあって、アフロヘアの元朝日新聞記者、稲垣えみ子著「人生はどこでもドア リヨンの14日間」を読んだことがあったんだよね。住んでいたのはあのあたりかなぁ。  

 

たった14日間なんだけど、暮らすように住まうリヨンでの日常でのあれこれ。今回、メニューがフランス語だというだけで、怖気づいてしまっていた私には彼女の挑戦が少しわかる。ヨーロッパはあちこち行って、今に始まったことじゃなかったのに。

 

こんなアーケードの中のお店は見に行ったけど、近くに百貨店があることにすら気づかなくて、わざわざ2日とも初めに入ったショッピングモールまで行ってたわ。各国へ行ってる割に、旅行の経験値が低過ぎ。もちろんスマホで調べたんだけど、なぜかヒットしなかったんだよね。

 

興味深かったのはゴミ箱。「生ごみは紙袋に入れて」などの指示付き。

 

さて。リヨンもまた世界遺産の街。今回泊まるMercure Lyon Centre Beaux Arts(メルキュール リヨン センター ボザール)は、旧市街の一角に位置しています。ショッピングセンターに直結しているとあるが・・・どうやら背後にあったみたい。知らなかったよ~

 

フロントは狭くてあっさりしていて、ロビーもソファーが2組分ぐらいあっただけ。

 

エレベーターを取り囲むように階段が設置してあるという構造。何度かこのパターンはあったけど、エレベーターが一基なのでめちゃ混む。

 

フロントでロストバゲージである旨を伝え、手ぶらでチェックインする私たち。デポジット50EURが取られました(もちろん返してもらえる)。そして今回このホテルだけがチェックイン時にパスポート不要でした。

 

部屋が狭い。そうでなくとも荷物がなくて凹んでいるところへ、この狭さに詰め込まれるとは。

 

ほら、右に見える黒い扉が入口で、これっぽっちのスペースしかないのよ(涙

 

ベッドからデスクまでの距離もこれだけしかありません。侘しさ倍増。

 

ミネラルウォーターはサービス。

 

そして優秀だったのは、栓抜きが作りつけられていたところ。借りに行ったこともあったので、こんなことでも助かりました。

 

テレビとデスクに並んでバスルームへの入口があります。

 

とてもスタイリッシュできれいなのだけど、とにかく全体に狭い。

 

洗面所からトイレ、シャワールームがオールインワンなので1人でこのスペースを独占するのだけど、シャワールームにドアがないのでトイレがびちょびちょになりがち。

 

しかも、レインシャワーなの。このタイプはとても好きなのだけど、扉のないシャワールームで使うのはなかなか大変でした。

 

そして気づいたことには、化粧品類が皆無の現状。マイ歯ブラシをいつも持参するのですが、それすらない。着替えもない。パジャマもない。

 

歯ブラシは、どこで購入できるかフロントで聞いたところ、出してくれました。今、どこのホテルでもなくしていっているアメニティの代表格。以前は提供していたのでしょう。これだけでも気持ちが救われました。

 

夜のホテル前です。旧市街は南北にスカッと通る車道がないのですが、その中で比較的メインとなるとおりでした。

 

朝食編に続きます。朝食会場は2階だったと記憶しています。土日は7:30オープン。

 

待ち構えるように行くと誰もいませんでした。でも、すぐに2,3人やってきたので、これまでよりも出足早め。

 

品数は非常に少なくて、2日間物足りなさを感じました。ただ、ホットミールがあっただけマシかもしれません。

 

スクランブルエッグだけでなく、オムレツもありましたが作り置き。

 

でも、ゆで卵は作れるようになっていたので食べました。家でするのは面倒なんだよね(鰹節やチーズを削るのは面倒ではないので、そこまで好きではないということかも)

 

ハム類やフルーツなど、種類はとりあえずあると思います。ただ、ほら、あれがないのよ。泡。フランスなのに~ 美食の街なのに~

 

さすがフランス、パンはどれも美味しくいただきました。娘はいつもサンドイッチにしていたので、このごろ私たちもそれを思い出して倣っています。

 

カプチーノが飲めたので、とりあえずOK。焼き菓子などもあるし、4つ星レベルだとこれで及第点と言うべきかなと思います。なにより、旧市街の中心部にあるからね。

 

2泊2食付き55,749円ルクセンブルクよりは少し高く、マドリードよりぐんと安いという価格帯。マドリードとは星の数も違いますが、これをお得というのかどうかが判断の分かれ目になると思います。

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