2024年(令和6年)11月1日(金)
来年のANAダイヤモンド会員継続を確実にするため、ベトナムの首都ハノイへ飛ぶことにしました。前回は初潜入の成田空港国際線第1ターミナルのANA SUITE LOUNGEについて書いています。
残すところあと30分ぐらいだけど、隣のANA LOUNGEにも行く?成田空港のラウンジに覚えがあるので確認したいし。再度受付してANA LOUNGEへ入ります。
んん?でも、全然思い出せません。調べてみると、成田空港からの搭乗は過去3回。キャセイパシフィック航空での2013-2014年メルボルン、搭乗前に具合が悪くなったJALでの2015年ハワイ、カンタス航空で飛んだ2015年ニュージーランド。いずれもブログを始める前後、個人手配での海外旅行を始めたばかりのころでした。
よくよく考えてみると、どうやら羽田空港の国際線が第3ターミナルのみだったころ、両ウィングにあったANAラウンジのひとつと混同していることに気づきました。
残り30分ですが、ホットミールをチェックします。から揚げ&フライドポテトは人気。でも、すでにお腹いっぱいなのでスルーです。
シナモン風味のローストカボチャと芽キャベツとトマトのローストと台湾風ルーロー焼きそば。う、焼きそば、食べたい。ついつい少しだけ取ってしまいました。こういうジャンクな焼きそばって、こういうところでしか食べられないもの。
珍しかったのが上海焼焼売。ラウンジでこういうのを見かけた記憶、ないんだけどな。いや、はじめての成田空港だからつい目が留まったのかも。
種類は少なくてもANA LOUNGEのサラダのほうが私は好きです。レタス、人参、紫玉ねぎ、紫キャベツ、ミニトマト、きゅうり、コーンなど、いちいち自分でチョイスするより、こうしてざっくりでいいと思っちゃう。全体の種類が少なければ、サンドイッチにも手を伸ばせるし。
でも、麺類はいただきますが、それ以外の炭水化物はほぼ食べることがありません。これしか置いていない国内線ANA LOUNGEで食べて、案外いけるなと思ったけど。
カレーライス好きの相棒も、さすがに今回はANAオリジナルチキンカレーもスルー。
ビールは、こちらでも1種類アサヒスーパードライしか見かけませんでした。ただ、これはチェックしきれなかった可能性大です。
冷蔵庫には、SUITE LOUNGEになかった前回飲みそびれの醸し人九平次がありました。ブロ友さんの推薦もあったので飲んでみたかったのに、もはや満腹。
それでもやっぱり、麺類好き。ヌードルカウンターでそれぞれラーメンとお蕎麦を頼んだのですが、時間切れになってしまってキャンセルしました。なのに、ゲートへ向かう途中で遅延のアナウンス。
え、キャンセルしたものをまた頼むのは嫌だよね。ということで、もう一度ANA SUITE LOUNGEへ舞い戻り、それぞれとんこつラーメンととろろわかめそばにきつねを追加していただいてから搭乗しました。①-⑦の麺類についてはANA SUITE LOUNGEとANA LOUNGE共通です。
相棒はとんこつラーメン、私はとろろわかめそばにきつねを追加。
最後にトイレへ寄りました。もはや国際線と国内線の区別も脳内では曖昧ですが、このすっきりとした造りが一番いいんじゃないかな。ただ、洗面ボウルは水が飛び散りやすいかも。
25分遅延で18:45発となったハノイ行きNH897便。いつもは気づくとギリギリ時刻になるのに、珍しく一番で搭乗しました。
THE Room以外のビジネスクラスは、ボーイングでもエアバスでもおおむね同じ仕様で私には違いがわかりません。
あれ?アメニティがない。クアラルンプール便とシンガポール便は行きのみにアメニティがありますが、それもない。
予約が遅かったので、空いていたのは最前列の1H。ギャレーより後ろには空席もあったけど、前のほうが好き。機内食が選べなかったら困るしね。
ハノイ行きはギャレー前はほぼ満席、後ろがほぼ空き状態の予約状況でした。アップグレード狙いでエコノミークラスを予約することもできたのですが、その価格帯だとほぼビジネスクラスと同じ。なんかね~ それじゃアップグレードってなんだろうって思うよね。
ウエルカムドリンクはもちろんスパークリングワインで。ウエルカムドリンクが出されるかどうかも、アメニティと同じく必ずではありません。ビジネスクラスの座席数が、以前に比べてぐんと増えたことによる負担軽減もあるのかな。
機内WiFiサービスのカードが配られました。行きは使わず。帰りはうまく繋がりませんでした。使わなくても、アナログ人間の私の場合、機会があるならこういうのは試しておいたほうが良さそう。
機内食の事前サービスをお願いしようかさんざん迷ったものの、その日の気分というのもあるのでやっぱり当日の決定にしました。
まずは飲み物から開始。泡好きの私はシャンパン一択。
日本酒は七本槍 純米もしくは紀土 純米大吟醸。醸し人九平次はなかったよ。事前に調べていたのでわかってはいたのだけど、ANA LOUNGEにせっかくあったのに飲まなかったのは失敗だったなぁ。焼酎に屋久島大自然林 麦なんて言うのも見えるわ。
できれば洋食を選択したいと思いつつ、やっぱり和食にしました。相棒は洋食にしたけど、冷たかったんだそうです。言えばいいのに、どっちみち美味しくなかったから、だって。
前菜 ●貝柱と白滝の明太和え ●蟹とガリの伊達巻寿司 ●もち湯葉 えごま味噌田楽 ●紅芯大根の酢漬け
こういうサイズ感のものはいまひとつであっても食べやすいところが好き。どれもそこそこ美味しくいただきました。
小鉢 ホッキ貝 林檎 白酢チーズ掛け
ちょうど機関紙「翼の王国」で機内食への情熱に燃えるシェフの話を読んだばかりだったので、贔屓目に食べていましたが、それでもこれはアウト。ホッキ貝の一度冷凍した食感がもはや貝ではありませんでした。味付けは悪くないんだけどね。
主菜 サーモンバター醤油焼き 鶏塩麹焼き 俵御飯
和食の決め手は主菜が好みだったこと。サイズもいいし味付けも好み。これはとても美味しくいただきました。メインにサーモンと鶏の2種類というところもいいしね。
デザート ANA FINDELISH チョコサンドクッキー
機内では食べていないのですが、食べ切れないことを考慮したデザートというのはアリかも。高揚感は足りないけどね。このチョコサンドクッキーはとても美味しかったです。ビターだけど苦過ぎず、フォンダンビスキュイを分厚くした感じ。
一方、フォンダンビスキュイのほうは、随分薄くなったように思いました。こういうところもケチっていくのか、ANA。
赤ワインにそろそろ変更しよう。用意されているのはフランスワインか。順番に行くとしましょう。
あれ、ハーゲンダッツのサイズが小さくなってる。私はこのほうがいいけど。6:45のフライト時間はあっというま。ほとんど寝ずに映画とワイン三昧でした。
ところで機関誌に書かれていたところによると、シェフが自費で実際に乗って機内食を食べている様子を観察したそうなのですが、「意外に」お酒とともに食べている人が多かったと思ったんだって。え、そっちがフツーでしょ(←あくまでも私目線)。料理の感想がもう少し届くシステムがあったらいいのかなぁなんて思いました。
さて、ノイバイ空港着は深夜。公共交通機関ならば路線バスというハノイの事情では、ここからの移動はGrabを選択すべきでしょう。しかし定刻でも23:05着の夜中なので、ここが唯一の懸念事項でした。無事にホテルへ行けるでしょうか。