英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ベトナム】ハノイ旧市街「L’HÔTEL du LAC Hanoi」-施設編

2024年(令和6年)11月1-2日(金-土)

 

来年のANAダイヤモンド会員継続を確実にするため、ベトナムの首都ハノイへ飛んでいます。前回はノイバイ空港から旧市街のホテルへ移動する際、まんまと詐欺タクシーに騙された話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

ぼったくりというほど騙されたわけでもなく、ホテル着の時点では調べがついていないので、まだ疑惑の段階。でもそれよりもとにかく眠かったです。6時間程度の飛行時間では食事と機内映画に忙しくほぼ寝ていないし、時差も2時間なので逆に調整ができません。現地時間0時半、日本時間で2時半というホテル到着時刻。そんな時間でもスタッフはにこやかに出迎えてくれ、ウエルカムドリンクも出してくれました。

 

4つ星ホテル「L’HÔTEL du LAC Hanoi(レオテル ドゥ レイク ハノイ)」に1泊します。間口の狭いホテルですが、雰囲気は悪くありません。フランス統治時代の流れで、こんなホテル名なのかしら。内装は中華系っぽく感じるけど。

 

間口は狭いながらも全66室のホテル。夜中にもかかわらず、フロントだけでなく4,5名のスタッフがきびきびと働いています。意外なほど洗練されているわ。

 

色彩が鮮やかで、たぶん広く見せるために鏡も内装に使用されているため、どこに視線を定めればいいのかわからないレセプション周囲。すこぶる評価の高かったホテルということで選びましたが、この時点では少なくとも落胆せずに済みました。

 

ベトナムへは20年ほど前にツアーで訪れています。アンコールワットとセットでホーチミンに滞在したのですが、ツアー故、いまひとつ位置も把握しないまま終えてしまった痛恨の体験。クチ地下トンネルにも潜ったっけ。閉所恐怖症なので移動の数mが恐ろしかったのを未だくっきりと記憶に残っています。

 

眠さに負けそうだけど、とにかく手早く部屋の画像を撮りました。狭っ!!!

 

この扉を開けたところから撮ったのが上の画像。室内に入ってしまうと、もはや全景は撮れません。ちょうど年末年始のリヨンのメルキュールホテルがこんな感じのサイズ感だったわ。

 

どこに立って撮っても狭さに困りますが、雰囲気は悪くありません。ベトナムっぽさも演出されていて、好感度は高いです。

 

ここへは1泊限り。なにしろ夜中着なので多くは求めなかったのです。ただ、このところクラブフロアを選んで泊まることが多かったので、ベトナムなら最低でも4つ星は必要だと考えました。

 

旧市街は観光の中心地で、界隈は徒歩で回ることができます。翌日はこの付近を見て回り、あとはクラブフロアのあるホテルでまったりすることにしていました。

 

朝食付きのプランで予約していますが、ランチのレストランもチェックしました。ただGoogleMapで見る限り、旅行者にはハードルが高そうに思え、極力外食は回避できるプランにしようということになったのです。

 

あ、クローゼットの中のスーツケースは、リヨンで荷物がディレイドだったときに購入した機内持ち込みサイズのSamsoniteです。私たちの場合、アジア圏ならばふたりでひとつ。ヨーロッパならふたつ持って行っています。

 

クローゼットの中には飲み物の用意がありました。あれ、ミネラルウォーターがあるな。眠すぎて気づいていませんでした。機内で配られたものを持っていたので買い足してもいません。

 

冷蔵庫は有料だと言っていました。片方の水がサービスかと思っていたのですが違いますね。外にある水がサービスだと言われたような気がします。とにかく眠かった・・・

 

テレビの並びにバスルームへの入口がありました。TOTOの便座です。ビデが別に備えられているタイプ。ヨーロッパのビデ専用と同じく、どうやって使うのかいまひとつしっくり理解できないわ。

 

カウンターの上の箱にアメニティーが入っています。歯ブラシ、シャワーキャップ、シェービングキット程度。化粧品類はありません。

 

シャワールームはトイレの前を脱衣所と兼用するという狭さですが、レインシャワーもついていて快適そうでした。私の好きなスタイル。でも、ラウンジで入っていたので使っていません。

 

驚愕したのがトイレの横、洗面所の手前に貼られていたプレート。トイレットペーパーは流さずゴミ箱に入れてくださいと書いてあります。旧市街は下水設備が整っておらず、水洗なだけマシ。他は自分で桶を使って水を流す旧式なようです。

 

スリッパは使い捨てではありません。持って帰りたいなら100,000VND≒600円と書いてありました。

 

ウエルカムフルーツのうち、みかんは翌日食べてみましたが甘味少なめ。全体的にハノイで食べるものは甘さ控えめでした。暑さの中で有効なのかも。

 

近隣工事のためにうるさいかもしれないという手紙がありました。夜中着、翌日は朝食後に出掛けたので気になることはありませんでした。狭いけど、悪くはない。なによりもスタッフがとても親切だったのが最後まで印象的なホテルでした。その話もまた後日。

 

旧市街のホテルは割と強気の設定が多いです。間口が狭い建物が多いので、このホテルのように10階建てでようやく66室を確保しているというような規模がほとんどです。ベトラムらしいとも言えるので、レビューなどを参考によく研究されることをお勧めします。

今回は、1泊朝食付き17,185円/2名。GoogleMapの評価で4.8、Hotels.comでは9.8という高評価です。是非、候補のひとつにしてみてください。次回、朝食もご紹介します。

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