英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【フランス】世界遺産のリヨン歴史地区 夜と朝の散歩

2024年(令和6年)1月5-6日(金-土)

 

年末年始、ルクセンブルクを皮切りにヨーロッパ10日間の旅行です。最後の3ヶ国目、フランスに滞在中です。前回はロストバゲージで失意の中、荷物もないままに泊まったリヨンでのメルキュールホテルの話を書きました。

fuwari-x.hatenablog.com

 

夜のリオン歴史地区。ベルクール広場には観覧車が回っています。地下鉄駅の乗り場で、ここへは翌日地下鉄のエージェンシーを探しにまたやってきます。

 

ホテル近くのメルシェール通りには魅力的なお店が軒を連ねていました。

 

1月5日になってもクリスマスデコレーションが健在。

 

でも、どのお店もメニューがすべてフランス語。更にはネットで検索しても、たいしてどこも評価が高くなかったので、足を運ぶことはありませんでした。でも改めて見ると、いいお店ばかり。あのとき表示されていたのはなんだったんだろう?

 

私たちのホテルはローヌ川とソーヌ川に挟まれた細長い地区にありました。西側のソーヌ川まで来るとフルヴィエールの丘の上にノートルダム大聖堂がライトアップされて浮かび上がっています。川のそばにある白い建物も要チェック。あとでまた出てきます。

 

281mの高台に建つフルヴィエール・ノートルダム大聖堂は、リヨンの街のどこからでも見える象徴的存在。大聖堂めぐりとなった今回の旅行でしたが、最後のひとつです。

 

リヨンはローヌ川とソーヌ川が合流する地点にあり、どちらも春から秋にかけては水上バスのヴァレッポやクルーズ船が行き交う川だとか。ローヌ川はスイスのローヌ氷河を源流に地中海まで流れているので、贅沢なクルーズなんだろうな。究極の旅はクルーズだっていうもんね。

 

対岸に見える白くライトアップされた建物は先ほども登場していました。王権のあったロアンヌ家の宮廷があった場所で、1847年完成の裁判所です。ファサードに24本の柱があることから二十四柱の宮殿として知られています。

 

ランチでお腹がいっぱいだったこともあって、結局、散歩をしただけでホテルまで戻ってきてしまいました。スーツケースが気がかりだったこともありますが届いていませんでした。

 

ポールボキューズ市場からホテルまでの道中で購入したオリーブのパンが夕食。

 

さらに、コンビニでピザとドライフルーツ&ナッツを購入だとは、なんというお粗末さ。いくら待っても届かないスーツケース。着替えのない私たち。ランチを除いては気分の下がる1日でした。

 

翌朝はソーヌ川を渡ってリヨン歴史地区をさらに観光します。まずは、ホテル近くのジャコバン広場からスタート。1885年4人の芸術家へのオマージュとして造られた噴水があります。

 

ソーヌ川へ向かいます。昨夜観たノートルダム大聖堂が見えます。手前に見える教会はサン・ジャン大教会。あとで向かいます。

 

すぐに川を渡らなかったのは、ソーヌ川沿いで土曜日の朝のマルシェが開催中でした。8時20分が日の出のこの時期、9時過ぎにはすっかり準備万端だったので、夜明けを待ってお店を出すのでしょう。

 

牡蠣、海老、そして蟹も!

 

牡蠣は大きさによって価格が異なり、9.7EUR(1,560円)を筆頭に6.1EUR(980円)まで。

 

野菜やフルーツもふんだん。

 

カラフルな野菜はいかにもフランスのマルシェらしい。

 

ポールボキューズ市場でも色とりどりの瓶を見かけたのだけど、これはフルーツジュースなんだろうか?それともアルコール?まさかね。

 

花卉もあれば、クレープのお店もありました。食べたかったのだけど時間が早くて、出来上がりがどんなものかがイメージできなくて買えなかったのだけど。

 

ルクセンブルクでも見たローストチキンの車もありました。こちらはポークも売っているみたい。価格表を見る限りハーフで10EUR(1,610円)は、ルクセンブルクで購入した7.4EUR(1,187円)より高い。やはり物価はフランスが一番高かったかな。

 

マルシェを通り抜けていくと、昨夜も撮った橋が見えてきました。歩行者専用のPalais-de-Justice橋です。意味は正義の宮殿への入口ってことかな。

 

そう、ここが昨夜白くライトアップされていた裁判所です。24本の支柱がきれいに並んでいるのが確認できました。主だった裁判所機能は他所へ移転していますが、控訴裁判所がまだここに残っています。

 

さて。次回から本格的に歴史地区散策に入ります。