英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【ベトナム】まんまと騙されたハノイ・ノイバイ空港からの詐欺タクシー

2024年(令和6年)11月1日(金)

 

来年のANAダイヤモンド会員継続を確実にするため、ベトナムの首都ハノイへ飛んでいます。前回は初潜入の成田空港国際線第1ターミナルのANA LOUNGEビジネスクラス搭乗記を書いています。

fuwari-x.hatenablog.com

 

ハノイのノイバイ空港到着予定時刻は定刻23:05でしたが、遅延していたのでおそらくもう少し遅かっただろうと思います。1枚も空港での画像を撮らずに急いでいたのは以下の理由でした。

  1.Grabタクシーを手配したかった

  2.現地通貨のキャッシングが必要だった

 

空港からの市内への移動は、下記のいずれかになります。

  1.ホテルの送迎サービス

  2.ツアー会社の送迎サービス

  2.空港待機のタクシー

  3.路線バス (公式HP)

  4.Grab

 

ハノイ旧市街に宿泊する場合、GoogleMapでチェックするとホテルの間口がどれも狭く、非常にわかりにくい。どれぐらいわかりにくいかというと、これが昼間に撮った宿泊先ホテル。え?どれ?ですよね。赤い旗が掲げられているのが泊まったホテルですが、右隣りの白い建物もホテルなの。

 

しかももう少し離れて撮ったものも見てください。白い2軒のホテルとともにずらりと並び建つ各種お店。4つ星ホテルだったんですけど、ホテルらしい特別感は皆無。

 

ホテル前から撮った前面道路もこのとおり。GoogleMapで検索した以上に雑多で、道路幅も狭く、交通量もハンパなし。自力で行くのだけは無理だと思っていました。

 

ましてや夜中。バス停から徒歩だなんてほぼ不可能なので、路線バスのチョイスはいくら交通費嫌いの私でもナシ。そもそも2024年11月時点での最終バスは22:10発だったし、ましてや路線バスの利用自体が昼間でも推奨されていません。荷物の制限があるかもとか、運転が荒いとか、治安面だとか、難易度が高そうでした。

 

 

Grabはすでにクアラルンプールで利用しているので、国は違えど安全そうだったし、不安感はありませんでした。ところが空港でWi-Fiを使おうとしてもどうしても繋がりません。繋がらないことにはGrabに乗れない。どうしようかと思っていたら、群がるタクシードライバー。その中から「600kでどう?」と声が掛かりました。600k600,000VND(ベトナムドン)の意味です。これだけの桁数って、どんだけ高いのだろうと思うでしょ?

 

ベトナムの通貨は恐ろしく桁数が多く、2024年11月時点での簡易な計算は次のとおりというのを見つけました。

3つゼロを取って6を掛ける

 

つまり、600k=600,000VND600k×6という計算すればよく3,600円です。事前にホテルからもメールが届いており、ホテルでの手配の場合は600k+深夜料金120k=720k≒4,320円でした。

一応私も交渉代わりにGrabで行くからと言うと、彼はGrabアプリの現時点運賃が405kと表示されている画面を見せ、それより少し高い450k≒2,700円を提示してきたのです。

 

 当初提示額 600k=600,000VND≒3,600円

 ホテル手配 600k+深夜料金120k=720k≒4,320円

 Grab最安値   405k≒2,430円

 値下げ運賃 450k≒2,700円

 

悪くはないでしょう。わかった、と返事をしてキャッシングをし、たぶんこれで滞在期間は賄えるであろう150,000k≒9,000円を引き出しました。ここまではOK。

 

タクシーに乗ると、空港を出たところで高速に入りました。確かに200,000VNDと表示されたのを入口ゲートで見ています。ドライバーが了解を求めてくるので、OKと答えました。正直なところ、それ、ヘンじゃないの?と思ってたんです。そんなに高い料金ならGrab利用の場合、先に提示してこないんだろうか、と。

 

確かにマレーシアではGrabの高速料金は別精算でした。ただ、日本円にして100-200円ぐらいでめちゃくちゃ安いの。それに比べるとハノイ200k≒1,200円って、運賃に対して高速料金の割合が高くない?でも、Wi-Fiが繋がらないので調べようがありませんでした。

 

 実際支払額 450k+高速料金200k=650k≒3,900円

 

あとで調べると、やっぱりこの200kは不要でした。く、悔しい。まんまとやられちまったよ。

 

もちろん、たいした額ではありません。ホテルで手配してもらうよりも安かったし、なによりも、それ以外に危険なことはありませんでした。翌日以降目の当たりにするハノイの交通事情を鑑みると、無事に到着できただけでも御の字です。

 

それでもやっぱり、騙されるっていうのは自分に悔しい。してやられる自分が腹立たしい。

 

ちなみにWi-Fiが繋がらなかった理由は慌てていたので解明できませんでしたが、レンタルした海外Wi-Fiではなく、落ち着いて空港のWi-Fiを利用していればいけたんじゃないかと思います。日付が変わるような時間でなければよかったんだけどね。

 

  教訓 まずは焦らず落ち着こう

 

年末も夜中着になりそうです。今回のことを教訓にしたいと思います。