英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

【シンガポール】2日目-1 年に1度のバーゲン期間でした~

2019年(令和元年)6月

 

シンガポール2日目。

クインシーホテルでの朝食です。ホールスタッフには「朝からワインはいかが?」とからかわれました。「飲めるんだったら飲みたいですけど、朝はないんでしょ?」と言えるなら言いたかった(笑  いや、いまだこれすら言えない私、凹むべきか(泣

 

フレンチトーストとスクランブルエッグ

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ベーコン

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ハッシュドポテトチキンポケットと書かれているのは春巻きのミニ版みたいなもの。

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ターキーハムビーフソーセージとハム

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サラダも充実しています。

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ハムが2種類。パスタはハーブが絡んでいて美味しい。マカロニサラダみたいな感じですね。

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中国粥

搾菜とネギ、フライドオニオンが添えられていて、とても美味しかったです。

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もちろん、フルーツやジュースも揃っています。写真は撮れていませんが、ミックスフルーツの中にはライチも入っていました。でも、こちらの人は断然スイカ好きです。

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他に、テーブルには朝のメニューが書いてありました。あとで気づいたので頼みませんでしたが、この日はチャーハンをリクエストすることができました。

 

食事のあと、まったく動かずにホテルでまったりしたかったのですが、部屋を掃除してもらわなければならないので、やっぱり少しは出掛ける必要があります。

植物園へ行くことも考えましたが、ちらっと見て帰れる方がいいので、やっぱりマーライオン公園へ行くことにしました。

出掛けるときにレストランを外から見ると、テラスで食べるのもいいなぁという雰囲気でした。

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まずは免税店をチェックします。出発前、相棒がBARRYで好みのスニーカーを見つけており、シンガポールでチェックしようと話していました。でも、4階まで上がってやっと見つけたBARRYの売り場に、目当ての靴はありません。

そこへ見つけたのが高島屋。このオーチャードには伊勢丹もあり、さながら日本です。

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左右対の建物があり左側が高島屋。真ん中を低層階で繋いでおり、あとはNgee Ann Cityというショッピングモールです。ご多分に漏れず1階はハイブランドが勢揃い。

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なぜに、シンガポールにまで来て伊勢丹やら高島屋を行脚しているのか?と思いつつも、ハイブランドのお店なら百貨店へ行くべし!と入ってみたここのBARRYで、相棒は出国前に見つけていたよりもさらに気に入った靴を見つけました。めちゃかっこいい。

日本では定価60,480円ですが、ちょうどこの時期シンガポールはセール期間に入っており、新作のこの靴も10%OFF+免税で47,797円でGETできました。

相棒はなかなか合う靴がなくて、購入した靴を何度も修理に出しては履き続けているので、すんなり決められるものだったのはラッキーでした。

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(画像は公式HPからお借りしています)

 

私は海外へ行くと百貨店に寄ってキッチン用品をチェックするのが常ですが、ストウブがセール中!

かねてから気にかけていた、日本ではご飯炊きの専用として売られているラ・ココット de GOHANシリーズの16cmを発見しました。もう鍋はこれ以上必要ないと反対されることもあるのですが、これは相棒もいいね~と気に入ってくれました。

日本での定価20,520円のところ、セールと免税でなんと9,169円。こんな嬉しい買物はありません。

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ところで、ストウブの素晴らしさってご存知でしょうか。無水調理ができるので、カレーだと野菜の水分だけで作れるんです。水を足さないので味が濃厚で、しかも前なら1日寝かしていたカレーも思い立ったときに作ってOK。だから、ストウブは手放せません。

さらにこの鍋はご飯炊き用なので、底が丸いところが優秀です。他のココットよりも琺瑯が分厚いのか、焦げ付きもありません。これまで使っていた土鍋をいったん片付けて、こちらで毎朝ご飯を炊いています。

 

もうひとつ人気の琺瑯鍋であるル・クルーゼも何点か持っていますが、ストウブに出会って大は小を兼ねないと知りました。小は小の役目ってあるんですね。

特にお弁当のときに少量の煮物を作るときや、アヒージョなどにはもっと小さいサイズを使います。重いけど使い勝手の良い鍋なのでおススメです。

 

いずれも戻って来たときに購入すると約束して、それぞれいい買い物をしたものだと足取り軽くマーライオン公園へ向かいます。

高島屋から出るとオーチャード・ロード。ショッピングで賑わう場所です。Orchard駅からRaffles Place駅まではRed Lineで4駅。MRTスタンダードの利用は5回目で1.7SGDです。

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電車の中で1人の男の子を隠し撮りしてしまいました。写真ではわかりにくいのですが、ベストもゴールド、靴もゴールド!でも地味な彼(笑

リトル・インディアでゴールドを買っている人が多かったように、ゴールド好きな国民なんでしょうか。

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さぁ、ラッフルズプレイスに到着。サーキュラーキーをまわって、マーライオン公園へ行けば今日のお出掛けは終了。楽勝でクリアできるはず・・・でした。

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ホテルライフでほとんど過ごすつもりだったので、ガイドブックをケチって地図を持たない私。それでもwi-fiをオンにしていれば、現在地は得られます。

ところが、地下鉄を下りて地上に出てしばらくすると、スマホがまったくスワイプできなくなってしまいました(号泣

どっちへ行けばいいの~!!!! 

【シンガポール】1日目-4 オールインクルーシブのQuincy Hotelで飲み放題食べ放題(笑

2019年(令和元年)6月

 

オーチャード駅へ戻ってきました。ここの地下街、めちゃ難しい・・・最後までマスターできませんでした。あっちへ上がり、こっちへ下りて、ウロウロ、オロオロしましたよ・・・

ホテルは駅から徒歩10分強のこちら、Quincy Hotelです。

jp.hotels.com

 

今回のホテル選びは難航を極めました。観光目的というよりは、去年秋のマレーシア旅行でラウンジアクセス付にしたのと同じく、ホテルでまったりと過ごそうと思っていました。しかし、クアラルンプールは世界一安く5ツ星ホテルに泊まれると言われているお買い得地域。でも、そこと同じグレードのホテル選ぶと1.5倍以上にもなちゃうのです。

悩みに悩んで最終的に以下の3つまで絞りました。いずれも2泊分です。

  1. パン・パシフィック(マリーナ地区)      72,000円  9.2
  2. ロイヤルプラザ・オン・スコッツ(オーチャード)55,000円  8.4
  3. クインシーホテル(オーチャード)       40,000円  9.2

1と2はラウンジアクセス付の部屋で、どちらも朝食・アフタヌーンティー・カクテルタイムの提供があり、充実したホテルライフが過ごせます。特に魅力的だったのがパン・パシフィックで、ラウンジからはマリーナ・ベイが見渡せるようでした。きっと、マリーナ・ベイで行われる夜のショーも見えるのでしょう、カクテルタイムは開店するとすぐに席が埋まっていくと書かれていました。

それでも、たった2泊には高いんじゃないかと思って選んだのが、2のロイヤルプラザ・オン・スコッツ。こちらはクラブラウンジがかなり充実しているという評判がありました。

妥当なのがクインシーホテル。駅からは10分ほど離れているのが気になりましたが、全館オールインクルーシブの部屋で、朝食からカクテルタイムまで用意されているとありました。

 

いっそ中堅ホテルで安く済ませて、食事を外でゴージャスにということも提案しましたが、なにしろ暑い国なので相棒はクラブラウンジにこだわりました。ならば、マリーナ・ベイが見渡せるパン・パシフィックに泊まりたい。でも、そのころクアラルンプールへの再訪も決めたので、散財が過ぎるだろうと反省。

相棒は、だったらそもそも行くことを止めればいいといったのですが(ごもっとも)、クラブラウンジはクアラルンプールで楽しむことにして、マリーナ地区を断念することにしました。最終案は、ロイヤルプラザ・オン・スコッツに決めていたのですが、直前になってクインシーホテルに心変わり。

というのは、料金の後ろに書いてある数字はHotels.comの評価なのですが、これが気になったのです。8.4って一番判断するのに難しい数字なんですよね。いろんなレベルの部屋を総合しての評価なので、クラブアクセス付の人がどれぐらい満足したのかがわかりません。それに対して、クインシーホテルは部屋のランクが広いか狭いのふたつしかない。この評価はたぶん間違いないと思い、こちらに決めました。

 

長々と書きました。私、ものすごく優柔不断なんです・・・

クインシーホテルへのアクセスは、車の場合はひとつです。右側のグレーのルート。ほとんどの宿泊客は徒歩でもこのルートを使っていると思います。ところが、もうひとつ点線のルートがありますよね。どう考えて途中で道路がもなくなるのですが、きっと行けると信じて行ってみることにしました。

迷っていたロイヤルプラザ・オン・スコッツの場所も書き入れてみました。隣が免税店だし、駅からも近いし、見た目もゴージャスだったので悪くないと思います。

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免税店に面している道路がスコッツ・ロードですが、ここを右折するよう書かれているその場所は、道路ではありません。よそのホテルの駐車場です(笑

このグッドウッド・パークホテルの駐車場を無遠慮にじゃんじゃん通っていきます。

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すると次に、YORK HOTELが見えてきます。柵でぐるりと囲まれており、万事休すかと思ったら・・・建物脇の駐車場から抜け出すことができました~

あ、ほら、私たちだけではなく他の人も通っているから、みんな使ってますよね?

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ちなみに、このあと一度駐車場への門が閉鎖されている時間帯がありました。引き返すなんてありえないと思ってホテルの中を通ってみたら、抜けられました。YORK  HOTELにはお世話になりました(笑

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クインシーホテルはこの向かいになります。駐車場を突っ切るときに撮りましたが、背の高いビルの右前。右肩にホテル名が入っています。そこから3階分ぐらい下に見えるバルコニーのような場所は、プールです。

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入ってすぐのロビー。この向かいにフロントがあります。荷物を預けに来たとき80SGDプラスすれば最上階の広い部屋が空いていると言われましたが、パスしています。優雅さは捨てたからこそ、このホテルなんだから。無駄遣いなしっ

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どうやら食事の提供は、ロビー奥のここみたい。確かに・・・クラブラウンジとは雲泥の差。でも、借景が美しく気持ちのいい空間。

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 部屋に入ります。この広さなら及第点。

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窓下がベンチになっていて、外を眺めながら座るのに良し。

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でも、外の景色はこんな程度(笑

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デスクの上には水が2本用意されていますが、朝、荷物を預けに来たときにももらっています。備えつけのスマホもあります。

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デスク下には冷蔵庫。これらもすべてfreeですが、飲んだのは水とビールのみ。隣の引き出しにもホットコーヒーや紅茶の用意がしてありました。中に入っていたスナックも無料だったのかは不明。たぶん、あれだけが有料ということはなさそう。

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この部屋の衝撃は、バスルーム。部屋から見えるんだから~ でもこのおかげで部屋に広がりがあります。

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バスルームに入るとこんな感じ。シャワーはバスタブ用とは別にあり、シャワールーム用にドアはあるけど、バスタブ側にはない。よって、バスルームはすべて湿度で満たされます。

バスルームの引き戸を閉めると部屋側にクローゼットがありました。スリッパがあったのは嬉しい。

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バスルーム側から部屋を見ると、やっぱり丸見え。でも、ご安心を。ちゃんとロールスクリーンがあります。

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シャワーはうまく固定できなくて使いづらかったです。でも、逆に固定式ではないので持って使うなら問題なし。

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アメニティはシャンプー・リンス・ボディーソープとボディーローション。歯ブラシがあるのはアジア圏ならでは。

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早速、アフタヌーンティータイムを楽しみにラウンジへ。キャロットケーキとココナッツ味のお菓子など、少しですがそれでも充分。

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窓際の席でゆっくりといただきました。でも、16時前。18時に迫っているカクテルタイムに差し障るよね。

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わかりにくいと思いますが、真ん中左の鏡のところに埋め込まれているのはソフトクリームメーカーです。トッピングにチョコレートなども置かれていましたが、翌日、タルトにかけている人を見かけて、私も倣いました^^

朝食やカクテルタイムの軽食は、このカウンターに用意されます。右に奥に向かって並んでいるのがそれです。

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過ごしやすい気温ではありましたが、きのうから汗だくのまま、さらにこの日も1日歩いたので、もう外出は終了。シャワーでさっぱりしてからカクテルタイムに再び参上です。

19時前に、夕食に下りました。カナッペ程度かな?と思っていましたが、きちんと夕食になるだけのものが揃っていました。これは・・・チキンだったかな?

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春巻きはちゃんと温かくて美味しかったです。

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こちらは蝶々型のパスタ、ファルファッレのクリームソース。

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なにより気に入ったのが、これ。もともと海外へ行くたびにタイ米を買うほどあの香りが好きなのですが、すごーく気に入りました。ベトナム風チキンチャーハンってとこでしょうか。Vietnamese Chicken Fried Riceと書いてありました。

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隣のカウンターにあったクラムチャウダーやチーズなどもいただいています。

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ところで。飲み物を聞かれたのでビールをお願いしましたが、そのときになってから部屋番号を聞かれました。帰り際、みんなレジのところでサインをして出て行きます。もしやアルコールは有料?でも、確かオールインクルーシブという説明だったような。チェックインのときにもらった紙にはカクテルタイムがあるとしか書かれていなかったけど、アルコールが有料か無料かまでは明言されていなかったな・・・でも、夕食に出掛けないんだったら、アルコール分が有料でもいいということになって、ワインも頼んじゃいました。そして、2杯目を頼んだところ、ボトルをテーブルに置かれたのでした。ってことは、間違いなく無料ですね。

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ホテルに戻る前にオーチャード駅の周辺でワインを探していたら、シンガポールってアルコールがめちゃ高くて、最安値でも1,500円ぐらいするんです。日本でいえば、たぶん料理酒に使う500円前後のワインと思うんですが、あまりの高さに驚愕していたのでこれは嬉しかった~

 

デザートまでいただいて、終了。右のはココナッツの入ったニョニャクエというプラナカンの人たちがもたらした生菓子です。ココナッツは大好きなのでウレシイ。シンガポールのお菓子は甘さ控えめで、私好みです。

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ホールの人はインド系やアジア系、一見とっつきにくいように思えたのですが、飲み終えたボトルを見てGOOD JOB!と笑ってくれました。もう、このホテルの大ファン!

 

【シンガポール】1日目-3 超ディープ!リトル・インディアでカレーランチ

2019年(令和元年)6月

 

マリーナベイで洗練された都会のオアシスの雰囲気を味わったあと、どこへランチへ行こうかという話になりました。候補はチャイナ・タウンか、リトル・インディア。要は中華料理とカレーに迷って、私たちはカレーを選びました。インディアっていう雰囲気の方が馴染みもないので見てみたい。

Bayfront駅から、Blue Lineで乗り換えなし4駅です。MRTスタンダードチケットの利用は3回目なので、リファンドがあり1.6SGD

 

駅を上がると、雰囲気がまったく違います。なにここ?ひとことで表すなら濃い感じ。

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ほとんどの人はサリーなどの民族衣装。すごい量の買い物をしており、活気ある市場が軒を連ねています。この通りの向こうまで、ずーっとひたすら果物と野菜。

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見た目は日本の昔からある八百屋さんと変わりないかもしれませんが、何軒も続いていることが驚き。贔屓の店や、そこにしか売っていないものもあるのかもしれません。

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見たことのない果物?野菜?もいっぱいあります。f:id:fuwari-x:20190613161947j:plain

 

りんごひとつとっても種類が多いし、南国らしい果物が目を引きます。

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野菜の方が比較的見たことのあるものが多く、玉ねぎやジャガイモは大量にネットに入れて売っていました。

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通っていくと通り1本内側に、観光客が集まっている場所がありました。ここは最古の中国人邸宅のひとつでタン・テンニア邸跡。今はインド漢方のお店になっています。

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インスタ映えするところとしても有名なのでしょう。カラフルな壁面の前で若い子たちは続々と写真を撮っていました。ふむ。そんなものなのか。

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この隣にランチが食べられそうなお店がありましたが、そういえば現金の持ち合わせがあまりありません。でも、ここらあたりでクレジットカードが使えそうなお店なんてなさそう・・・ 先へ進んでみました。するとこちらもまた、すごいんです。

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この通りはすべてがゴールドのアクセサリーを売っているお店でした。

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ゴールドの価値は変動が少ないというけれど、そんなにこぞって買いに来るもの?でも、どのお店も賑わっていました。

*後日英語のレッスンでシンガポール人の先生のときがあったので聞いてみたら、全部メッキなんだそうです。インド系の人はゴールドで見栄を張るのが好きだと言っていました(笑

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そのゴールドの通りを抜けたところに、ヒンドゥ教の寺院があります。

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このスリ・ヴィーラマカリアマン寺院シンガポール最古のヒンドゥ教寺院のひとつで、邪悪なものを破壊する女神、スリ・ヴィーラマカリアマンを祀っている寺院です。

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靴を脱げば入れるようでしたが、やめておきました。観光客が中で写真を撮っているのが見えたけれど、それよりも熱心な信者の方が多いようだったし、相棒の靴は脱ぐのが面倒だったので。

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向かいの道路から撮っていると、12時半にいったん門が閉められました。お祈りの時間、かな?

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ランチを食べるにも、どこのお店も美味しそうなカレーはあるのですが、誰もがバナナの葉が広げられた上に載せられたカレーを器用に手で食べていて、私たちが入れるような雰囲気はありません。でも、諦めかけていたとき、ふと気づきました。そうか。カレーぐらいなら現金でも食べられるんじゃないか?

そう思い至ったときに通りかかったお店は、カードも使える表示がありました。ここなら心配ないかも。

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慣れている人たちは、入口に並べられているものを選んで注文しているようでした。

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でも、私たちはさっぱりわからないので、セットメニューから選んでみました。しかも、他の人たちが食べているのを見ると、かなり量が多いようだったので、Chicken Briyaniと書かれているものをひとつだけお願いしました。すみません・・・8.5SGD(690円)。

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これ、結構な量でした。一番無難だと思ったチキンを頼んだのですが、骨付きでごろりと中に埋め込まれていて食べにくい。添えられているカレーはかなり辛く、なくてもOK。もうひとつはピクルスみたいな感じ?玉ねぎをヨーグルトで和えているようなお味でした。

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こちらは海老せんみたい。去年、SFC修行でタスマニアへ行ったときにインド料理店に入ったけど、なんだか難しかったことを思い出しました。

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でも、地元の人が入っているようなお店でカレーが食べられたことは満足。チキンが食べにくかったことはご愛嬌。

 

Blue LineRed Lineを一駅ずつ乗り継いで、オーチャード駅へ戻ります。MRTスタンダードチケットの利用は4回目、1.5SGDでした。 

【シンガポール】1日目-2 まずは外せないマリーナ地区へ!

2019年(令和元年)6月

 

シンガポール国内に足を踏み入れました。そういえば、機内でこんなアナウンスがありました。

 

シンガポールチューインガムの持ち込みが禁止されています

 

食べたらダメということは記憶にありましたが、持っているのもダメです。ふだんガムは買いませんが、この日は預けていた荷物をコインロッカーから出すために小銭が必要で、買っておりました。CAさん、これ、お願いします・・・

 

そう・・・出発の朝に遡りますが、私の汗だくの話に少しおつきあいください。

仕事のあと直接空港へ向かう予定でしたが、日増しに雨が強まる予報でした。私の出発時にはまだ降っていなかったので、スーツケースは私が引き受けることにしました。でも、私は自分のこの趣味を、会社ではまったく明かしていません。当然、スーツケースはいつも駅のコインロッカーに預けます。

ところが。駅に到着すると、駅のコインロッカーはすべて使用禁止になっているではないですか。あっちゃ~ トランプのせいか~!!!

徒歩圏内の隣駅にもコインロッカーがあるので行ってみると、空いていたけど私のサイズは無理~! さらに近隣駅にも行ってみたけど、いまどき現金のみ~! はぁ~ 念のために小銭も持って来ようと思っていたのに、クレジットカード以外全部置いてきちゃったよぉぉぉ・・・

 

もう遅刻しちゃうよ、とにかく出勤するしかない。

 

ところが運よく、誰にも会わず会議室にそろっとスーツケースをしのばせることに成功しました。そして、朝一の仕事を手早く整え、会社に置いている小銭を手に、またそろっとスーツケースを手に脱出。仕事共に、コインロッカー行脚を始めました。めぼしいところはいくつか知っています。そして無事、一軒目で預けられたんです。しかも300円で!

仕事が終わって引き取りに行きました。でも、開けようと思っても開かない。よく見ると、そのコインロッカーは8時間300円でした。そんなん知らん・・・小銭はセキュリティーチェックのときに面倒なので、海外旅行のときはいつも置いて行きます。待ち合わせている相棒が万一のための数万円を持っているはず。待ち合わせ場所まで行き、キオスクでガムを買って紙幣を崩し、無事コインロッカーを開けたのでした。でも、開けてから気づいたよ。目の前に貼ってあるこの案内。

両替は店内に両替機がございますのでご利用ください だって。焦るとロクなことがないよね。で、そんなわけで持っていたガムでした。

 

話は戻ります。 

ホテルに荷物を預け、ベイエリアを目指し地下鉄MRTに乗ります。根が貧乏性の私、ふつうの人なら必須だろう海外SIMなど目もくれたことがありません(笑

いや、これについては渡航先について調べるのが精いっぱいで、ITからはほど遠いアナログ人間には、それを理解する気力がまだないんです・・・しかも今回持って行っているのはMRTの路線図のみ。どこの駅で降りるのかは、地図ではなく路線図と、これまで調べた記憶から想像するだけ。

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なんだかよくわからないけど、MarinaとかBayとかいう名前がついてたら、そのへんのはず。とりあえず、Marina Bay駅に目星をつけてスタンダードチケットの2回目利用1.7SGD

Red Lineに乗ると、大半の人がCity Hall駅で降りて行きます。え?ガラガラになっちゃった。人について行くという作戦は無理なのか。それとも目指す駅が間違ってる?スマホ機内モードにしていても、地図アプリで現在地はわかります。すると、出発前に調べていた駅がBay Front駅だということに気づきました。一駅違うけど、料金は大丈夫かな?

Blue Lineに乗換えて1駅。地下通路は確かにガーデンズ・バイ・ザ・ベイを指しているけれど、ほんと人がいない・・・ 10時前は、早過ぎなのか?

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外へ出ると人工巨木スーパーツリーが見え、後ろにはあのホテル。

おお~!これか~!マリーナベイ・サンズ、泊まりたかったよ~ でも、今回は前回のクアラルンプールと同じく、アクセスラウンジ付の部屋でまったりすることに決めていたので、マリーナベイ・サンズでそれをしたら、桁が変わってくる・・・プールも入らないしね、眺められたらそれでいいよ。

まるっきり上ることは放棄していましたが、きのういただいたコメントによるとレストランを予約していれば入れると。そりゃそうだよね。レストランすら宿泊客以外は利用禁止なんて、あんまりホテルがすることじゃないもんね。

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途中でチケットセンターがありました。ガイドブックすら持っていないので、いったいなにがそこにあるか知りませんでした。それに、書店でパラパラ見たところ、どこにどんな見どころがあって、どこが有料かなど、すっきり一読ではわからなかったんです。

そうでなくともうろつきたくない相棒と、暑さに弱い私、無事ここまでやってこられた曇天に感謝です。あれもこれも行きたいと考えるのはやめておいた方が無難なので、スーパーツリーに近づけたらそれで良しとします。

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人工池を渡って、スーパーツリーのゾーンに近づいて行きますが、それにしても人が少ない。ほんとにここ、人気観光地なんだろうか?って思うほどですよね。

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スーパーツリーは、目の前だけでなく左手にも見えます。向こうに見えるドーム型の建物は、植物園だったはず。

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ビル群がそこに見えるのに、こちらは熱帯雨林。都会のオアシスです。

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近づいていくと、上に人が歩いているのが見えました。おぉ~ これは歩いてみたい! ちょうどそばを歩いていたアジア人のひとり旅のおねえさんも狙っている模様。私に、どこから上るの?と聞いてきましたが、私もわからない。

係の人に聞いてみると、こちらは下り用エレベーターで、向こうに入口がある、と。

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いつもは貧乏性の私ですが、こういうところへは上りたい。

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このSkywaySGD(650円)。エレベーターで上がります。

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エレベーターで上がると、おぉ~揺れてる~ でも、いい眺めです。

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見下ろすスーパーツリーはこんな感じ。高さはビル9~16階相当なのだそうです。これはちょっと低め。

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植物園フラワー・ドームや、観覧車シンガポール・フライヤーも見えます。このスーパーフライヤーはシンガポール・スリリングを飲みながら乗ることもできる観覧車ですが、どう見ても動いている様子はなかったんですよね。1周30分もかかるから、かなり遅いせい?

一応シンガポール・フライヤーのHPも参考までに。

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ここから見るとマリーナベイ・サンズのインフィニティープールが何となく想像できる気がします。屋上にあれだけ緑化してあって、プールがあって、3つの建物が繋がっているなんてすごい発想ですよね。

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スーパーツリーは人工のものですが、それ以外はすべて熱帯植物なので、人工的な嫌な感じはありません。新しいという印象でした。

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チャイナタウンの方向です。工業地帯か、埋め立て工事中か・・・さらに向こうにはリゾート地であるサントーニ島があります。

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上から見た熱帯雨林は面白い表情をしています。葉をいっぱい広げて光合成していますよね。

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Skywayの最後までやってきました。スタートの木があちらに見えます。混んでいるときは15分の時間制限があるようですが、このとおりすいていました。気温も高くなかったのでかなりゆっくり楽しみましたが、それでも20分で降りています。

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ただ、降りると列ができていたので、これから混むのかもしれません。

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このあとフラワー・ドームへ行きましたが、パスしました。この中を散策しているだけでもう充分だったし、高過ぎ。28SGD(2,270円)。

詳細はGardens By The Bay 公式HPから。

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小雨が降り始めました。駅のあるマリーナベイ・サンズへ戻ります。公園内は遊歩道が通っていて、とても気持ちのいい空間です。珍しい植物も楽しめました。

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マリーナベイ・サンズは各部屋のバルコニーにも緑化してあります。

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中に入ると、下層階は吹き抜けで繋がっています。

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先へ進むとショッピングゾーン。そう!ベイエリアと言うからには湾があるはずだったので、こちら側を見たかったのです。知っている人ならわかるのですが、ガラスの外の黒い像のようなもの(たぶん照明器具)の左斜め上に、マーライオンがいるんです。

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ショッピングゾーンからはボートで外へ出られるようです。こういうの、楽しい。することが大胆ですね~ 行ったことはありませんがドバイもこんなイメージなんでしょうか。カジノもあります。

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外へ出てみました。マーライオンが対岸に見えます。前も行ったけど、やっぱり行ってみたいな~ チャンスはあるかな~

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マーライオンの左手は高層ビル群です。照明の装置が湾の中に見えますが、夜になると光のショーがあるので、できれば見に来たいんだけどな・・・ スーパーツリーもライトアップされるし、夜こそこのエリアは過ごしたい場所!

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ルイ・ヴィトンの建物が湾の中にあります。すごいことしてますね。

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振り返って見る、ショッピングゾーンでも充分ゴージャスな空間だと思うんですけど。

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後ろにそびえ立つマリーナベイ・サンズを眺めて、ベイエリアを後にしました。

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ホテルへ戻ればそろそろアフタヌーンティーの時間ですが、そろそろラウンジから機内食にかけての満腹感もなくなったので、少しランチを食べて帰ることにしました。

 

【シンガポール】1日目-1 ビジネスクラス搭乗記~地下鉄MRT利用

2019年(令和元年)6月

 

2度目のシンガポールへ行ってきました。前回は15年前、たぶん市内観光付きのフリーツアーだったんじゃないかと思います。

覚えているのは、

  1. 当時アジア旅行のたびにそのメンバーでエステやマッサージに繰り出していたので、ここでも自力で予約に行ったこと
  2. マーライオン公園へは連れて行ってもらったこと
  3. 植物園・ナイトサファリは自力で行ったこと

 

このうち、ナイトサファリは猛獣舎の前でガオーッと言ってみたら、中からものすごい咆哮返ってきて、怖さのあまり走って逃げたのは今でも語り草。逃げる必要なんてないし、もしサイアクあるとしても・・・走ったって無駄だってば。

ナイトサファリは、最後にニシキヘビが逃げたとサクラの観客が言って探し、見つけたところでショーが終わるというものだったのですが、なによりも怖い蛇が自分たちの座っていた座席の下にいたことが今でもトラウマ。

 

そもそも、なぜシンガポールに行くことになったかと言うと、相棒がシンガポールチャンギ空港に隣接した商業施設 JEWEL(ジュエル)オープンの記事をネットで見つけたことにありました。珍しく「ここ、行こうよ」と言うので、特典航空券を探してみると、1席だけビジネスクラスに空きがありました。私はエコノミーでもいっこうに構わないのですが、それだと気兼ねするだろうから、とりあえずプレミアムエコノミーを押さえ、アップグレードのキャンセル待ちをすることにしました。7時間ほどで行けるシンガポール174,410円!去年SFC修行をしてからちょっと贅沢を覚え、交通費嫌いの私もこんなことをするようになっています(笑

 

アップグレードは、割と早くにできました。プラチナステータスでもらったアップグレードポイント片道8ポイント使えばマイルは必要ありません。でも、私が行けるような繁忙期で欧州便の空きが落ちてくることはないだろうけど、欧州便が片道10ポイントだということから考えると、東南アジアで使うのは割にあわないかなという気がします。

 

空港では荷物を預けるとラウンジへ直行。SFC修行で乗ったシドニービジネスクラス利用以降、年末年始、ゴールデンウィークと利用すると、そろそろ慣れてきています。しかも同じ空港ばかりじゃ飽きますね。

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翌0:40発の深夜便なので、時間は山のようにあります。ビジネスクラスの食事は到着2時間半前だけで、あとは希望すればおつまみと聞いたので、食事はしておかないと。炭水化物三昧を避けるためにカレーは断念し、まずは焼きそばとラタトゥイユ、稲荷寿司、サラダ。あ、多いですか?お皿が小さいので案外少なめです。一応・・・笑

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でもさらに、とろろわかめ蕎麦にかき揚げプラスしてもらって食べています。飲み物はビールを半杯とスパークリング、赤ワイン。

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長く居座っているとメニューが少しずつ変わります。通りかかるとハンバーグがあったので、それも取ってみました。悪くなかったです。

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すっかり満腹になってからの搭乗。

東南アジアへのビジネスクラスって、面白くない。やっぱり安いだけのことはあると思います。アメニティはこんなの。テンションあがらない~(使わず、持って帰らず)

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映画三昧を予定している私は、寝ている場合ではありません。シャンパンを頼むとおつまみも持って来てくれました。なにやら盛りだくさん。あとでチョコレートもお願いしましたが、噛みきれないぐらいカチカチに凍っていました。

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到着前の朝ごはんは、あまり食べられませんでした。ラウンジ利用で充実させてしまうと、こういう失敗があるので困ります。しかもなにこのボリューム。

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チャンギ空港はアジア最大のハブ空港ですが、空港から地下鉄MRTへの道は、早朝とはいえガラガラ。さすがはシンガポール、きれいな空港ですね~

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実はカナダ旅行記にうつつを抜かしていて、今回はほとんど何も調べず、ガイドブックすらケチって路線図だけプリントアウトして出発したので、ほぼぶっつけ本番でした。

ダウンタウンへ行くには地下鉄MRTに乗るのが一般的で、旅行者向けにツーリストパスがあることまではわかったのですが、あまり移動しない人は元が取れないと読んだので、それを採用しちゃいました。観光メインの人は1~3日券があるので、こちらを参考にしてください。 

 

券売機はクレジットカードが使えないということも書いてありました。クレジット機能も備えられていますが、SuicaPASMOのようなチャージ式のEZ-Linkカードのチャージに利用できるようでした。

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チケットの購入方法は簡単。私の購入したスタンダードチケットは購入時に10セントのデポジットが取られるので、チャンギ空港→オーチャード2.6SGD(2.5SGD+10セント)です。スタンダードチケット利用は、運賃の割引がありません。

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目的地の入力は、地図から選ぶこともできるし、路線から駅名を押すこともできますが、いずれにせよ行先の駅名は必要です。

 

この切符は6回利用することができます。2度目以降は券売機のトレーの部分にチケットを載せ、行先を選んで5SGC以下の紙幣かコインで支払います。3回目に購入時に払った10セント分が戻ってくるので10セント安く購入でき、6回目にも10セント割引されるようになっています。

もし、小額紙幣を持っていなければ、有人改札で両替してもらえます。チャンギ空港駅であれば、改札口傍にあります。

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距離によって料金が違うので、1日券などと迷って料金のシミュレーションをしたい場合は、こちらで検索ができます。


追記:MasterCardがあれば、事前登録してクレジットカードで乗れるという記事を読みました。気になる方は調べてみてくださいね。

 

駅は広くて清潔です。

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ホームドアも設置されていて安全そのもの。方向もわかりやすい。

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路線図を見ると公用語が4ヶ国語であることがわかります。黄色の帯に書かれているのは英語、中国語、マレー語、そしてインド系の言語であるタミル語。さすがは多民族国家。英語が必須で、あとは民族の言語を使用しているそうですね。

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シンガポールの地下鉄MRTは次々と路線を増やしており、随分以前とは違っているように思いました。チャンギ空港から市内へ行くには、2駅乗ったTanah Merah駅での乗換が必須です。向かい側のホームから乗るだけなのでまったく難しくありません。

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車内での飲食は禁止されています。座席が多かったり少なかったりしますが、そう混むことはありませんでした。

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チェックインには時間が早いので、ホテルでひとまず荷物を預かってもらいます。時が流れての再訪。今、シンガポールと言えば必ず出てくる2010年オープンの屋上にインフィニティプールのあるホテル マリーナベイ・サンズと、その向こうに広がる人工巨木のそびえるガーデンズ・バイ・ザ・ベイだけは絶対に見に行きたいと思っていました。 

 

私の渡航歴を一挙公開します!

これまでの渡航歴を一挙公開します!

行った順番に書き出し、複数回行ったところは初回のところに加算しています。

  1. カナダ            4回
  2. ハワイ            2回
  3. 韓国             2回
  4. 中国             3回
  5. タイ             1回
  6. シンガポール         2回
  7. 台湾             3回
  8. インドネシア         1回
  9. カンボジア          1回
  10. ベトナム           1回
  11. グアム            1回
  12. イタリア(バチカン市国を含む)3回
  13. スイス            1回
  14. オーストラリア        3回
  15. オーストリア         1回
  16. スペイン           2回
  17. ポルトガル          1回
  18. ニュージーランド       1回
  19. フランス           2回
  20. イギリス           1回
  21. チェコ            1回
  22. ハンガリー          1回
  23. クロアチア          1回
  24. デンマーク          1回
  25. ノルウェー          1回
  26. スウェーデン         1回
  27. アメリカ           2回
  28. ドイツ            1回
  29. オランダ           1回
  30. ベルギー           1回
  31. ポーランド          1回
  32. マレーシア          1回

 

こうして書き出すと、かなり行っているように見えますね。でも、泊まらずに日帰り観光だったところも数に入っているし、グアムやハワイを分けて数えたりで、かさ上げ感ありあり(笑 

地図を塗りつぶしてみるとこんな感じ。近年はヨーロッパ中心に出掛けていて興味はそこにあるので、これ以上増えることはほとんどないと思いますが、世界中の14.2%の国を回ったことになるようです。  

 

 

イタリアでヨーロッパデビューを果たしたあと、堰を切ったかのように西欧ばかり回りました。でも、世界史には疎いし、建築史も美術史も不勉強なので、やがて素晴らしいはずのなにかを見ても感動が薄れていくのを感じていました。そこで、中欧や北欧、オセアニアや北米といった毛色の違うところも織り交ぜ、新鮮味を保つようにしました。

また、旅にテーマを持たせ、なにかを掘り下げていきたいということも考えました。私たちの場合、それはであることは共通認識でしたが、最近ではそれすら いかに部屋で美味しく食べるか に置き換わっていっている自覚があります。

食だけでなく、なにを観光するかについてもすっかり行動範囲が狭まりました。ひたすら歴史的建造物を見、世界遺産を追って精力的に動いていたのに、ただ行ってそこの空気を感じるだけのような、いわばもったいない時間の過ごし方が増えてきています。帰国後、旅行記を書く段になってあぁせっかくそこまで行っていたのに!と忸怩たる思いと向き合うハメになるような、そんな不本意な旅こそがもはや私たちにとっての旅のスタイルなのかもしれません。

 

海外旅行はたぶん、長くてもあと3~4年で終えることになると思います。本当なら既に予約済みの今年の年末が最後のはずでしたが、ビジネスクラスにも乗り始めたことで少しだけ先延ばしに成功しています。でももう、いつどこで終わりになるかわかりません。もっと言えば、最終回は目の前のはずだったのです。それが私の旅の備忘録だったyahoo!ブログの突然の閉鎖告知。結果、こうして移行を余儀なくされたことで、なんとなく私の中でブログが活力を得てしまいました(苦笑

 

そんな中でもダレダレっぷりが激しい2度目のシンガポール、ひたすらじーっと飲んで食べて帰ってきました。動かないんなら日本にいりゃいいのにと突っ込みつつ、よろしければおつきあいくださいませ。

 

【カナダ】機内映画&お土産編

 

飛行機が苦手な私にとって、救いになるのが機内映画です。

最近は搭乗したときにはヘッドフォンが座席に用意されていますが、以前は離陸後少し経たないと配られませんでした。だから、マイイヤフォンを持参して、離陸時には多少アナウンスによる中断があっても、映画鑑賞を開始します。

インナーイヤー型だと集中しやすいので、やがて揺れが来ても「今いいところなのに!なにガタガタしてんのよ!」と没頭しやすくてさらに良し。ただし、サスペンスやアドベンチャー系は飛行機と同じくハラハラドキドキするのでパスですが、ほとんど眠ることなくひたすら機内映画を観て過ごしています。

いや、寝ていた方がいいのはわかっているんですけど、映画、好きです。

 

機内映画編

● ビリーブ 未来への大逆転

1993年に任命されて以降、戦い続ける現役最高齢85歳最高裁判事の女性、ルース・ペイダー・キンズバーグの映画です。年末年始のスペイン旅行のときに、彼女のドキュメンタリー映画の方を見ていたので、絶対外せなかったのがこれ。この2本立てでおススメです。強くてのし上がっていったのではなく、もっと静か。揺るぎない信念のもと、まさに不平等と闘っていく彼女の姿には、尊敬の念を抱かずにはいられない。この映画を観ると、政治に無関心でいてはならない。私たち女性だけでなく、せっかく勝ち取った参政権というものについて、もっと考えるべきだと思わされます。


【公式】『ビリーブ 未来への大逆転』

 

女王陛下のお気に入り

主演女優賞、助演女優賞2人が軒並みアカデミー賞にノミネートされていたので期待していた作品。

イングランドを統治していたアン女王と、その寵愛を取り合う2人の女。思っていたよりもコメディタッチで、このところ女王陛下ものが多い中で、ちょっと拍子抜けしました。 


 

● 運び屋

幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の「運び屋」。 90歳になろうとするアール・ストーンクリント・イーストウッドは金もなく、ないがしろにした家族からも見放され、孤独な日々を送っていた。ある日、男から「車の運転さえすれば金をやる」と話を持ちかけられる。なんなく仕事をこなすが、それはメキシコ犯罪組織によるドラッグの運び屋。気ままな安全運転で大量のドラッグを運び出すが、麻薬取締局の捜査官(ブラッドリー・クーパー)の手が迫る・・・クリント・イーストウッドの実生活かとも言われている作品ですね。

お金を得ることで、孤独だったアールが再びコミュニティーに受け入れられていく。満たされる承認欲求。善悪だけではなく考えさせらえるところがありました。

うらぶれたふうになっていく「アリー/スター誕生」での役柄とはまた違うブラッドリー・クーパーがまた観られたことも楽しめました。私、外国人の顔も名前もまったく覚えられないもんだから。 


映画『運び屋』特報【HD】

 

たぶん、往路はこの3本。あとは寝ていたんじゃないかと思います。

バンクーバーからモントリオールへのエアカナダにもディスプレイがあったのは嬉しかったです。しかも日本語対応の映画がいくつかありました。観たのはこれ。

 

● THE HATE U GIVE

人種差別と闘う女子高校生の話です。この女子高生役は、前にも見たことのあるアマンドラ・ステンバーグ。最近、バイセクシャルを告白していますね。

低所得者層の黒人居住地区ガーデン・ハイツに暮らすスターアマンドラ・ステンバーグ)

は、富裕な白人たちが多く通う私立学校に通っていた。貧困層と富裕層、ふたつの世界を行き来するスター。ある日、近所のパーティーで幼馴染で初恋のカリルに会う。帰り道、2人の乗る車は警官に止めらるが、やり取りの中でカリルの動作を銃を取り出す動作と勘違いした警官が丸腰のカリルを銃殺した。

間もなくして、カリルの事件は全米で報道されたが、マスメディアはカリルをならず者扱いし、警官の愚行を正当化した。警察もまともに捜査しようとしなかったため、ガーデン・ハイツの住人たちは抗議運動を起こした。スターは白人からの報復を恐れて沈黙していたが、カリルの無念を晴らせるのは彼女しかいなかった。

これはまさに、黒人差別を浮き彫りにした作品でした。この問題と、それにまつわる抗議運動はよく見聞きするけれど、どれほどまでに今なお差別されているか、よく理解できる作品でした。白人側からの主張、黒人からの主張、どちらもわかるように描かれており、切っても切れない銃社会との問題も絡めてあって、「自由の国アメリカ」の内側の理解に必見だと思いました。


The Hate U Give | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX

 

帰路はたぶん3本。

● SECOND ACT

大型スーパーの従業員として働く40歳のマヤジェニファー・ロペスが、経歴を偽証しておしゃれで高級なニューヨークのマディソン街で働くチャンスを得て、持ち前のガッツと生活の知恵を駆使しながら成功し夢をかなえていくという話。

この人がジェニファー・ロペスですか。名前だけは聞いたことがある俳優さんって多いですが、私でも知っている人ってやっぱり素敵な女優さんですね。私にとってはアメリカン・ドリームのひとつの作品でしかなかったのですが、いくつになっても道は開けるというメッセージでもあるようです。ユーチューブでは英語版しかなかったのが残念。


Second Act | Official Trailer [HD] | Own It Now On Digital HD, Blu-Ray & DVD

 

● コンカッション

心不全で死亡した元NFLのスター選手を検死した医師(ウィル・スミス)は彼の死因が頭部への激しいタックルの影響にあると突き止めたが、その報告は全米を揺るがす衝撃的な大論争に発展する・・・これ、実話が元の映画です。

タックルによる衝撃を脳が受け続けることで、若くしてアルツハイマー的症状を発症することを一件の司法解剖から推測したオマル医師。アメフトと病気との因果関係をNFLは知っているのか、選手たちに知らせているのか、驚愕の内容でした。

ウィル・スミスは「幸せのちから」で観たことがありますが、随分雰囲気が違いました。俳優だから?それとも私が誰かとやがて混同していっているのかな?


映画『コンカッション』予告編

 

七つの会議

最後に邦画。日本語の音声は、眠気が襲ってきているときに字幕を見なくて済むので便利(笑  

都内にある中堅メーカー・東京建電で働く営業一課の万年係長・八角民夫野村萬斎が、トップセールスマンである年下の上司・坂戸宣彦片岡愛之助パワハラで訴えたことから、騒動に隠された謎が社員たちの人生や会社の存在を揺るがしていく池井戸潤原作の企業ドラマ。

役者がすべて揃っているので、とりあえず見応えのある作品にはなっているけれど、ま、劇場へ足を運んでまで観る作品ではないかな。機内で観るには楽しめましたけど。


「七つの会議」予告

 


 

お土産編

ビクトリアのスーパーで早々に購入したのは以下のお菓子。

KitKat SNAXは柿の種のキットカット版みたいな感じ3.99CAD

単にのど飴代わり3.29CADとメープルクッキー2.49CAD

BROOK SIDEは日本にも輸入されていますね3.99CAD。もっと買えばよかった。

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カナダはシーチキンが美味しいと聞いて買った缶詰。レモンやガーリックなどのフレーバータイプもあるのが珍しい。左上から1.69CAD2CAD・下が2.99CAD×2。

サーモン缶もおススメに上がっていたのでふたつ。6.49CAD6.99CAD

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マスタード2.69CADとマヨネーズ3.99CAD

ケベックシティのバスチケット売場を教えてくれた店員さんのいたmetroで購入。

メープルキャンディー4.99CAD これはたいしたことなし。

メープルクッキー2.99CAD ビクトリアで買ったものよりメープル味が濃くて美味しい

カナダにしかないトマト味のプリングルス2.79CAD、これもたいしたことなし。

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メープルのお土産は4点。

 背の高いメープルシロップは加工したもののようで安価2.99CAD

その隣のメープルシロップは100%PURE 1リットル14.99CAD

手前のケースのは、モントリオールの市場で買ったメープルバター9CAD

オタワのバイワードマーケットの露店で買ったメープルシュガー7CAD 

右がおススメに載っていたカナダのドーナツチェーン店Tim Hortonsの珈琲豆7.49CAD半信半疑でしたが美味しいです。

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モントリオールの市場で買ったドライフルーツ3.99CD

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ペッコリーノ・ロマーノ13.5CADとパルメザンチーズ17.04

バター4.39CADとブルーチーズ4.43CAD

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レートは1CAD≒85円ぐらいでした。

 

次の旅行はシンガポールです。SFC修行で乗った昨秋のシドニー以来2度目のビジネスクラスです。ますます寝ているわけにはいかないバージョン。しっかり飲んできます(笑