2019年(令和元年)6月
マリーナベイで洗練された都会のオアシスの雰囲気を味わったあと、どこへランチへ行こうかという話になりました。候補はチャイナ・タウンか、リトル・インディア。要は中華料理とカレーに迷って、私たちはカレーを選びました。インディアっていう雰囲気の方が馴染みもないので見てみたい。
Bayfront駅から、Blue Lineで乗り換えなし4駅です。MRTスタンダードチケットの利用は3回目なので、リファンドがあり1.6SGD。
駅を上がると、雰囲気がまったく違います。なにここ?ひとことで表すなら濃い感じ。
ほとんどの人はサリーなどの民族衣装。すごい量の買い物をしており、活気ある市場が軒を連ねています。この通りの向こうまで、ずーっとひたすら果物と野菜。
見た目は日本の昔からある八百屋さんと変わりないかもしれませんが、何軒も続いていることが驚き。贔屓の店や、そこにしか売っていないものもあるのかもしれません。
見たことのない果物?野菜?もいっぱいあります。
りんごひとつとっても種類が多いし、南国らしい果物が目を引きます。
野菜の方が比較的見たことのあるものが多く、玉ねぎやジャガイモは大量にネットに入れて売っていました。
通っていくと通り1本内側に、観光客が集まっている場所がありました。ここは最古の中国人邸宅のひとつでタン・テンニア邸跡。今はインド漢方のお店になっています。
インスタ映えするところとしても有名なのでしょう。カラフルな壁面の前で若い子たちは続々と写真を撮っていました。ふむ。そんなものなのか。
この隣にランチが食べられそうなお店がありましたが、そういえば現金の持ち合わせがあまりありません。でも、ここらあたりでクレジットカードが使えそうなお店なんてなさそう・・・ 先へ進んでみました。するとこちらもまた、すごいんです。
この通りはすべてがゴールドのアクセサリーを売っているお店でした。
ゴールドの価値は変動が少ないというけれど、そんなにこぞって買いに来るもの?でも、どのお店も賑わっていました。
*後日英語のレッスンでシンガポール人の先生のときがあったので聞いてみたら、全部メッキなんだそうです。インド系の人はゴールドで見栄を張るのが好きだと言っていました(笑
そのゴールドの通りを抜けたところに、ヒンドゥ教の寺院があります。
このスリ・ヴィーラマカリアマン寺院はシンガポール最古のヒンドゥ教寺院のひとつで、邪悪なものを破壊する女神、スリ・ヴィーラマカリアマンを祀っている寺院です。
靴を脱げば入れるようでしたが、やめておきました。観光客が中で写真を撮っているのが見えたけれど、それよりも熱心な信者の方が多いようだったし、相棒の靴は脱ぐのが面倒だったので。
向かいの道路から撮っていると、12時半にいったん門が閉められました。お祈りの時間、かな?
ランチを食べるにも、どこのお店も美味しそうなカレーはあるのですが、誰もがバナナの葉が広げられた上に載せられたカレーを器用に手で食べていて、私たちが入れるような雰囲気はありません。でも、諦めかけていたとき、ふと気づきました。そうか。カレーぐらいなら現金でも食べられるんじゃないか?
そう思い至ったときに通りかかったお店は、カードも使える表示がありました。ここなら心配ないかも。
慣れている人たちは、入口に並べられているものを選んで注文しているようでした。
でも、私たちはさっぱりわからないので、セットメニューから選んでみました。しかも、他の人たちが食べているのを見ると、かなり量が多いようだったので、Chicken Briyaniと書かれているものをひとつだけお願いしました。すみません・・・8.5SGD(690円)。
これ、結構な量でした。一番無難だと思ったチキンを頼んだのですが、骨付きでごろりと中に埋め込まれていて食べにくい。添えられているカレーはかなり辛く、なくてもOK。もうひとつはピクルスみたいな感じ?玉ねぎをヨーグルトで和えているようなお味でした。
こちらは海老せんみたい。去年、SFC修行でタスマニアへ行ったときにインド料理店に入ったけど、なんだか難しかったことを思い出しました。
でも、地元の人が入っているようなお店でカレーが食べられたことは満足。チキンが食べにくかったことはご愛嬌。
Blue LineとRed Lineを一駅ずつ乗り継いで、オーチャード駅へ戻ります。MRTスタンダードチケットの利用は4回目、1.5SGDでした。