英語も話せないし飛行機も苦手、それでも個人手配で海外旅行

交通費嫌い。飛行機は苦手だけどヨーロッパ大好き。空港ラウンジ目的でSFC修行済み。休暇の取れない勤め人。

すでに日本酒解禁しています。まずは、新潟県村上市 大洋酒造【無想】

2020年(令和2年)9月20日(日)購入

 

すっかり時間が経ってしまっていますが、9月の4連休に禁酒を解禁しました。

真夏のビールは週1~2ぐらいで飲んでいましたが、季節も良くなってきたのでぼちぼち飲み始めようかということになり、せっかくの4連休もStay homeなのだから、ちょっとは楽しもうと日本酒を解禁しました。

最後に飲んだのは、3月15日に購入した宗玄だったので、実に半年ぶりです。 

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9月はまだまだ生原酒の少ない時期なので、勧められた2本のうちの1本。もう1本は4千円超だったので、解禁には豪勢過ぎるかと(笑

この日本酒専門店は結構混んでいました。みんな考えることはおんなじなのかな。

  

辛口純米吟醸おりがらみ生原酒 無想【散憂】

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  原料米 岩船産越淡麗100%
  精米歩合 55%
  アルコール度数 15度
  製造年月 2020年3月
  3,000円(税込)
 
 無想はお気に入りのお酒で、購入するのは3度目。前回は2年半前になりますが、できるだけ飲んだことのないお酒を選んでいる結果なだけで。

 前回も禁酒がどうとか書いてあったので笑ってしまいました。

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ただ、日本酒を解禁してしまうと、一気に飲酒量が増えることに気づいて、この1本のあとはGoToトラベルでの地域共通クーポンで細々4合瓶を2度買ったのみです。

ワインはほぼ元通り飲んでいますが、これもまた、スパークリングワインを飲むと引き続き赤ワインに突入して飲み過ぎるということもわかったので、赤ワイン1本で止めるようにしています。週末のみ飲むぐらいにした方がいいんだけど・・・ねぇ。

 

【計るだけダイエット】目指せ3kg減!5ヶ月経過の10月の話

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しぶとく続けています【計るだけダイエット】。

ダイエットというより、もはやリバウンドしないように見張っているだけかも(笑

自分のための記録なだけなので後回しして、10月の話を先に少し。

 

● お花の定期便 

家に閉じこもっているあいだに気晴らしになることを考えていたとき、お花の定期便の話をラジオで聞きました。いろいろ調べて、月に2回1,700円で配達してくれるところを見つけ、楽しんでいます。

ある日の花はこんな感じ。(活け方はご容赦を^^;)

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● 10月sweets

Stay home中の気晴らしに、買ったのがこちらのショコラ 。フラワープリントのショコラがかわいいお店です。

www.lepepin.jp

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チョコレート好きの娘にどのサイズがいいか聞くと、断然一番大きいセット(笑

一番大きいセットは全種類×2個ずつのセットなのですが、×1だと2,160円なのに×2だと3,240円(税込)。確かにお得感がありますね。

ほうじ茶や玄米茶などのお味もあって楽しみました。

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その娘からのお返しは、PIERRE HERME PARIS (ピエール・エルメ・パリ)

www.pierreherme.co.jp

カロンが人気らしいのですが、うちは誰もマカロンが好きではないので、洋梨やマロンなど秋らしいセレクトのケーキにしたそう。ん?今はパティスリーと言うんかい?

さっき見て初めて知ったことですが、ひとつ864円(税込)もするんですね~ この世界は年々手が込んでいくし、価格も上がっていくので、私にはついていけないです。たった3つ買って2,592円とか言われたら、ちーん・・・って感じ。

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さて。個人的な備忘録として、体重。 

 

● タニタの健康管理アプリ ヘルスプラネット

このアプリは1日何度でも記録できますが、私が計っているのは次の3回。

① 朝起きてすぐ

② 帰宅後すぐ

③ 寝る前(食後最低2時間は空ける)

このうち一番軽いのは帰宅後すぐはずですがが、最近は①=②のことがほとんど。そこへ、夕食後に当たる③は確実にそれよりも多いので、維持するのがやっとというところです。

それでも、3ヶ月分のデータを見ると、先月急上昇したのを抑えあとは踏みとどまっているかなと思います。あと1kgがどうしても減らないんですよね(涙

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体重管理SmartRecord

前回、体脂肪が増加している話を書きましたが、前はグラフの下に体脂肪が位置していたはずなのに逆転しています。薄い色のグラフが体脂肪で、先月、一時体重が急増したのを境に、体重と体脂肪のグラフが逆転しています。

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書きそびれていますが、禁酒を解禁したことと関係しているとは思いつつ、体重はキープできているので油断しているところがあり、一気に増加に転じそうで怖いです。 

ダイエット開始時から見ると、明らかに減ったはずの体脂肪が元に戻っているのがわかります。たぶん、こういうところから知らずうちにリバウンドの芽が育っているんでしょう。そういえば、ウエストがきつく感じ始めているような。アブナイ、アブナイ。

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さて。10月はGoToトラベルを利用して2軒のホテルに滞在しましたが、11月も継続予定です。でも、いまだ新型コロナウィルスの解決策は何ひとつないままなんですよね。それにも関わらず行動し始めていることに、ちょっと危機感もあります。世界中、どこも収まっていませんもんね。

年末年始の航空券は確保できていましたが、ヨーロッパは第2波が深刻になっているし、帰国後の待機も解禁されていないので、諦めざるを得ません。一応、都内のホテルを予約するついでに年末の旅行も確保しているのですが、なんとなく気乗りがしない。でも、せっかくGoToで確保できているから、行くとするかな・・・

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【GoTo Travel】ホテル雅叙園東京-雅叙園アートツアー編

2020年(令和2年)10月17日(土)

 

ひたすら慎ましいStay home生活を送り、外食すらしていなかった私がGoTo Travelで近場に泊まろう第二弾、ホテル雅叙園東京へやってきています。

前回は、ゴージャスな建物や贅沢な室内からするとちょっと拍子抜けの印象だったラウンジ編でした。 

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ホテル雅叙園東京では、館内ツアーやヨガなどのアクティビティも開催されています。今のこの状況下ではかなり縮小されていますが、それでもこのゴージャスな館内を見学できるアートツアーとなれば、参加しない手はありません。

 

9時から始まる雅叙園アートツアーは、1階ロビーに集合です。参加者が多かったので、15人程度の2班に分かれて見学です。

まずはエレベーターをはじめ、螺鈿細工を多用した贅沢な装飾についてのお話でした。チェックイン前の到着編でも見たとおり、エレベーター内部まで孔雀が描かれたゴージャスな造りです。

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当時、結婚式場といえば美容室、写真室、神社での挙式を経て、料亭やホテルへ移動するスタイルで、特に雨の日は大変な苦労でした。花嫁や参列がゆったりと1日を過ごせるようにと館内に神殿・衣裳室・美容室・宴会場を作り、日本初の総合結婚式場としての歴史がはじまったのです。

 

館内散策や部屋を飾る絵や彫刻を見ながら、退屈することなく過ごせるように、廊下から欄間、天井を埋め尽くすように絵が飾られていたのが当時の雅叙園の特徴でした。

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そのように贅を尽くした雅叙園は「昭和の竜宮城」と呼ばれたそうです。

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1階ロビーの傍にある中華料理「旬遊記」には、鹿鳴館の設計者によって作られた部屋が2部屋あります。

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営業前のレストラン内に潜入。

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入ってすぐに贅沢に漆が塗られた壁があります。これだけの漆を使うあたりが雅叙園ならではの贅なのでしょう。

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この扉の中が、鹿鳴館設計者による部屋。今ももちろん使われています。

ドアノブの位置が低いのはお座敷だった当時の名残。

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まず、「玉城」です。あまりにも豪奢。度肝を抜かれるというのはこのことかといったお部屋です。

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暖炉もあるのが特徴。部屋を眺めているだけで飽きることがなかったというのが、誇張でないことがわかります。

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中華料理でおなじみの回転テーブルは、創業者・細川力蔵が「席に座ったまま料理をとりわけ、次の人に譲ることができないか」と考案したもの。雅叙園で発祥したのちに中国本土に渡ったのだという説もあるそうです。

日本に現存する最古の回転テーブルは、美しいブドウ柄。

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お隣の「南風」も見てみましょう。こちらもまた金尽くしの豪奢な造り。こちらにも当時の回転テーブルが修復されて使われています。

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庶民や家族連れのお客様が気軽に入れる料亭を目指したといいますから、どんなにここを訪れることに憧れたことでしょう。

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こちらの部屋にも暖炉が設置されています。

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天井を見上げてもこの装飾。なにより、実際に今も使われているというところが素晴らしいですよね。

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次は何が見られるのだろうと期待感が湧いてきます。エレベーターで5階まで上がり、結婚式場の見学です。

エレベーターの前には錦帯橋でのお花見の様子が描かれています。

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これらすべて、1枚板を掘って描かれているそうですから「東洋一の美術の殿堂」と呼ばれるのも頷けます。

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5階まで上がって見下ろすと、右に庭園、下にレストランが見下ろせます。

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お目出たいフロアということで、装飾もそれに合わせています。

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神殿は2ヶ所。

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廊下には木組細工が贅沢に施されています。螺鈿と共に木組細工は多くの場所で見られました。

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親族の控室にも、各々美しい絵が描かれています。

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扉の向こうの廊下を曲がると神殿ですが、こちらは撮影禁止。それはそれは豪華な式場でした。

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もう一方の式場の神殿前の廊下には、奈良の鹿が描かれています。雅叙園で最も大きい木彫り絵がこちらだそうです。こちらの神殿はもう一方とはまた違った贅沢さ。何羽もの鶴が羽を広げ圧倒される装飾でした。f:id:fuwari-x:20201020154103j:plain

 

式場の見学を終えて、宴会場の見学に移ります。それぞれの階で和風、洋風、中華風に分かれているのですが、まずは和風階から見学です。

当時すでに宴会場は和風から洋風に変わっていたそうですが、設計者が敢えて和風を残そうと考えたのだそうです。何やら入る前から圧倒的存在感の入口。

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設計者の目論見どおり、3部屋ある和室の宴会場はどれも好評だそう。

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天井の絵は大名行列の様子。当時は天井の絵が壁に、壁の絵は天井に設置されていたそうですが、リニューアル時にサイズの問題もあって逆転しています。

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ここは各部屋に入る前の前室。

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部屋に通される前にもこれだけの贅沢さ。ため息が出そうです。

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こちらがトイレ。

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柱には七福神が描かれています。

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まずは「竹林」から見学。美人画が描かれた控えの間を通って部屋へ向かいます。

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壁に描かれた孔雀と天井が印象的。

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雅叙園ではどの部屋も柱の装飾が見事です。

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続いては「」。宴会の準備がされています。

係の方は「宴会の準備がしてあるようですね」とおっしゃっていましたが、ほかにもモデルルームにしてあった部屋がいくつかあったので、ここもそうだったのかもしれません。そうでなければ、活けてあると思っていた花が造花だったので、興ざめです。

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そしてこちらは唯一、能舞台のある部屋です。

部屋は畳敷きにもテーブルにもできるようになっているようですが、座敷を通ってこの部屋に入るので、靴を履き直すわけでもないだろうし、列席者としては衣装に困るかも?

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最後の和室は「牛若」。こちらはほかの2部屋と違って軽快な装飾です。

東海道中膝栗毛」の図柄。

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天井にも欄間にも木彫り絵が嵌め込まれています。

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床柱は部屋の名前のとおり牛若丸が描かれています。

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私は観ていないのでわからないのですが、映画「千と千尋の神隠し」で龍が飛び出していくシーンは、この窓をモデルにしたんだそうです。そのイメージありますか?

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わかりにくいかもしれませんが、こういった螺鈿の枠に木組細工の窓がいくつも設えてありました。

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なんてことない扉にもエレベーターにも見られた螺鈿細工。

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人物ばかりでなく、花や果物などの木彫り絵もふんだんに使われています。

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和室宴会場の見学が終わりました。

豪華絢爛なんだけれど、この「これでもか!」感にそろそろぐったりしてきました。なんというか、品がないといっては言い過ぎでしょうか。

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2階宴会場に降りてきました。太陽と月が描かれたこの螺鈿細工は、雅叙園最大のものだそうです。

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こちらの作品は韓国人の作品だそう。昭和初期のこの時期は、第一次世界大戦から第二次世界大戦までの間の混乱期で「雅叙園に行けば仕事がある!」と著名な職人たちが集まって来たことから、これほどの作品が揃っているのだそうです。

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中は、2間を繋げると雅叙園最大の広さとなる宴会場。こちらも宴会の準備がされていたので、やはりモデルルームなんでしょうね。

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最後に、1階の料亭「渡風亭」を案内していただきました。

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アトリウムガーデンから見る建物は、屋内に建てられているにもかかわらず風情があっていい雰囲気。宴会場のけばけばしさから離れて落ち着きます。

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入口は一番奥。

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でも・・・なんというか、造られた感満載ですよね。

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でも、ふつうに会食で訪れるとしたら気にならないレベルかもしれません。屋内に建てられた建物ですしね。

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部屋もこれぐらい落ち着いていれば、招いても招かれても満足度は高いかなと思いました。掘りごたつ式なので座りやすいのも、いっそポイントが高いです。

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部屋の隣には、金屏風のある板の間の部屋があります。部屋なのか?広縁なのか?屋内ならではの造りかもしれません。一番奥のこの部屋は、開放感と共に趣きがあっていいお部屋です。

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これぐらいにしておけばいいものを、と思いつつ、よくよく考えてみると格式あるホテルが花魁を描かせて飾るだろうか?という疑問が湧きますよね。回廊の木彫り絵は立派だけれど艶っぽかったり、俗っぽかったり、庶民的だし。創業者の意図したとおり、庶民が気軽に訪れられる場所とするのがここの本来のコンセプトなのでしょう。

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しかし、庶民派であっても高級でありたい。田舎から上京して都会の結婚式に出てみたら、度肝を抜かれた、やっぱり東京は凄い、そう思ってほしい一念の成金っぷりが、この部屋にも表れていました。

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せっかく落ち着いた部屋を案内してもらったと思ったら、隣の部屋がこれ。

テレビドラマ「半沢直樹」の中で、頭取の会食シーンを撮ったそうですが、あまりにもケバ過ぎて結局使われなかったんだそうです。そう。やり過ぎよね。

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この部屋からこうして外を見れば、高級感に満足して食事ができるんでしょうか。インバウンドで人気だったとちらりとおっしゃっていたので、さもありなんと納得。せっかくの風情を台無しにしている気がして、どんどん気持ちが冷めていきました。

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もしこの雅叙園アートツアーに参加していなければ、ラウンジはいまひとつだったとしても、部屋の広さに満足し、高評価のままだったかもしれません。

ましてや、ここで日本料理の懐石でもいただいていたら、嬉々としてご紹介していたのではないかと思います。

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最後に極めつけのトイレをご紹介しましょう。

フロントに上がる階段の傍にあり、気になっていたトイレです。どこよりもトイレが豪華と言われているという説明を受けました。

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一度冷めてしまった私には、もう何を見ても品のなさに映ってしまいます。

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でもどうでしょう?ツアーに参加していた若い子たちは「誰かここで結婚式をしてくれないかな?」と言っていたので、度肝を抜かれたクチなのでしょう。そして、招かれた側は、このツアーのように何室も回るわけではないので、確かに見るものに楽しめ、豪華な部屋にも感嘆の声を上げ、満足して1日を過ごせるかもしれません。

ただ、ホテルでの結婚式は経験があっても、総合結婚式場に足を踏み入れるのは初めて。ホテルだと思って見学していたのが間違いだと考えると、充分過ぎる贅沢さなんでしょうね。

 

地域共通クーポンでは、初日にチェックした胡桃シナモンのパウンドケーキ2,000円と、モルトウイスキーの生チョコ「枯山水・赤銅」2,200円(いずれも税込)

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前回行った、電子クーポンの使える百貨店で純米山田錦無濾過生原酒「宗玄」(1,650円)と、スパークリング「七賢 山ノ霞」(1,980円)をゲット。

七賢はアルコール度数が11%と控えめなものの、辛口で文句なしの美味しさ。ま、泡好きだからね、私。

宗玄は前にも感じた火入れ感があったのはなぜだろう?でも、好きな一品かな。

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最後に、オチをひとつ。

外食を長らく封印していた私たち。日本酒もいいけど、地域共通クーポンがあるならお寿司が食べたいねぇと、その百貨店のレストラン街にランチを食べに行きました。季節限定のセット(2,700円×2)と生ビールで7,150円。

ところが、レストラン街は地域共通クーポンが使えなかったんですよ~

美味しかったならいいけど、見るからにいまひとつでしょ?最後にぐったりして、日本酒を買いに降りたのでした・・・f:id:fuwari-x:20201020154858j:plain

 

1泊朝食付き   29,700×2=59,400

GoTo Travelクーポン   -20,790
一休ポイント即時利用  -2,970   
   支払金額     35,640

 

以上で第二弾終了。

次回は、格式高いホテルへ潜入予定です。

 

【GoTo Travel】ホテル雅叙園東京-ラウンジ編

2020年(令和2年)10月16日(金)
 

ひたすら慎ましいStay homeを送り、外食すらしていなかった私がGoTo Travelで近場に泊まろう第二弾、ホテル雅叙園東京へやってきています。

前回の庭園編は様子はこちら。 

fuwari-x.hatenablog.com

  

エレベーターホールからの外の様子です。部屋からもほぼ同じ。

緑豊かで前回のホテル椿山荘東京より規模は小さいものの、都会のオアシスといった雰囲気は同じ。

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コロナ禍ではラウンジ利用を制限しているところも多いのですが、こちらでもエグゼクティブラウンジ「桜花」が規模を縮小して利用が可能でした。

 ● 朝食          7:00 - 11:00

 ● ティータイム    11:30 - 13:00

 ● アフタヌーンティー 13:00 - 17:00

 ● イブニングカクテル 17:00 - 20:00

 ● ナイトキャップ   20:00 - 22:00

このうち、アフタヌーンティーにはスイーツ、イブニングカクテルには小鉢やカナッペがワゴンサービスで提供されています。

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ラウンジはフロントのある8階にあります。

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廊下奥の右手です。

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入口には消毒液が用意されていました。

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ソーシャルディスタンスを考慮してのテーブルの配置。でも、満席になることはありませんでした。

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アフタヌーンティータイム

まずは飲み物をこちらから。

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軽食もスィーツもワゴンで提供されます。

サンドイッチと海老を挟んだクロワッサンサンド。

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こちらは、ミニハンバーガーです。

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スィーツは、全部ただくこともできましたが、とてもじゃないけど無理。ジュレとマロンケーキ、そして紫蘇のチョコレートをいただきました。

このジュレがとても美味しかったのですが、瞬間的な説明だったのでフルーツ系だったとしか記憶にありません。マロンケーキは特にマロンの味もしないスポンジケーキマロン風といった感じ(笑

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こちらもジュレは同じで、抹茶のケーキとチョコレート2種。

抹茶のケーキはパウンドケーキを見に行ったPATISSERIE栞杏1928で似たものを見かけたので、あちらの簡易版が提供されているのでしょう。

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チョコレートも見かけています。夕方には売り切れとなっていましたが、天井画ショコラ5個2,400円(税込)で置いてありました。

この1個400円超のチョコレートは、翌朝の雅叙園アートツアーで見学することとなる館内の天井や欄間を飾る数々の日本画をボンボンショコラで再現したもので、女性が描かれているのが紫蘇、菖蒲のものはトロピカルペッパー。

あとの3個はほうじ茶、ライチローズ、山椒ですが、ダークチョコレートに負けてるかな?物珍しさだけという感想。

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軽食からは海老のクロワッサンサンドをひとつずつ。これは美味しくいただきました。

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追加でカフェラテをもらいましたが、ワゴンサービスだとなんとなく遠慮してしまいますよね。それでも、アフタヌーンティーとしては許せるボリュームだったと思います。

 

 

● カクテルタイム

館内散歩を終えて部屋で寛いだあと、18時を回ってからカクテルタイムに向かいました。アフタヌーンティーからそう時間が経っていなかったので、お腹は空いていません。

 

ドリンクメニューは国産のアルコールで揃えられています。

山形県のスパークリングワインから始めました。キリリと辛口。なかなか好みです。

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洋風オードブルは全種類いただきました。シーフードマリネ、鴨肉、生ハムなど。

ボリュームはまったく不足ですが、まぁね、お食事じゃないからね。

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 和風オードブルはさらに質素(笑

穴子のから揚げは骨煎餅みたいな出来。右側にある菊花のお浸しは美味しかったです。チーズの味噌漬けはワインに合うのでもうひとついただきました。

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この程度で終わりなんだったら、ディナーに繰り出せばよかったねと言いながら、ワインを2杯、日本酒を2種類いただいちゃいました。

日本酒は小さなグラスに出てくると予想していたら、2合ずつぐらい提供されて驚き。部屋に戻ってちょっと休憩のつもりが、起きたのは真夜中。

禁酒がその後どうなっているかまだアップしていませんが、前ほど飲めないのでしょう。ナイトキャップに足を運ぶどころか、二日酔いとまではいかないものの、飲み過ぎ感満載で朝となりました。

 

● 朝食

朝食の予約は前日だったので洋食にしてしまっていたのですが、飲み過ぎにはお味噌汁がほしかった・・・(笑

でも、メニューを見た途端、こりゃ洋食だと珍しく相棒も言ったほど、和食には魅力が感じられませんでした。一般的な定食といったところでしょうか。

対して洋食のほうは充実してそうな表現で、推しメニューかと思ったのです。

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スタートのスムージーは小松菜とバナナと人参だったかな?

これはもう期待大!という美味しさ。

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ところが、運ばれてきたトレーを見ると、期待したほどではなさそうな・・・

メニューのままの説明でいくと、

 ● 季節のサラダ

 ● フルーツ盛り合わせ(これを盛り合わせと言うのか???)

 ● 市田牛飼いの里のプレーンヨーグルト

 ● コーンスープ

 ● 寿雀卵を使用した卵料理からオムレツ(確かに色は濃厚で美味しいかも?)

 ● ボイルソーセージと厚切りベーコン

 ● 茸のグラタン(いやいや、ジャガイモのグラタンのほうが正しいでしょ。ほとんど生クリーム味)

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 ● トースト、クロワッサン、デニッシュ

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 ● 食後のコーヒー

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食事は断然ホテル椿山荘東京が充実していました。

和食でも決して満足できなかったとは思いますが、それでも洋食というのはこれが限界なのでしょう。オムレツがいくら美味しくてもオムレツ。次回からは外れであったとしても迷わず和食にすると心に誓ったのでした(笑

 

コロナ禍であることを考慮したとしても、ラウンジの満足度はそう高くありません。全体的にゴージャスなこのホテルからすると、かなりショボイなぁというのが正直な感想。でも、その謎はこのあと参加する雅叙園アートツアーで、いっきに腑に落ちる気がしました。 

次回記事はこちら。

fuwari-x.hatenablog.com

 

 

【GoTo Travel】ホテル雅叙園東京-庭園編

2020年(令和2年)10月16日(金)
 

ひたすら慎ましいStay homeを送り、外食すらしていなかった私がGoTo Travelで近場に泊まろう第二弾、ホテル雅叙園東京へやってきています。

前回の充実した80㎡の室内のご紹介はこちら。 

fuwari-x.hatenablog.com

  

室内に置いてあった冊子によると、1928年(昭和3年)に、石川県出身の創業者・細川力蔵が、東京 芝浦にあった自宅を改築した純日本式料亭芝浦雅叙園がルーツです。 創業当時は、日本料理に加えて北京料理をメインにしていたということで、このホテルに漂う全体的な中華風テイストに納得。

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1931年(昭和6年)に目黒の地に場所を移し、日本初の総合結婚式場として目黒雅叙園が誕生しますが、料理の味はもちろん、お客様に目でも楽しんでいただきたいと考え、芸術家たちに描かせた壁画や天井画、彫刻などで館内の装飾を施したのだそうです。

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今の建物は、それらをリニューアルさせ1991年(平成3年)に再建築されたものですが、1935(昭和10)年に建てられた旧館の百段階段が今も残され、東京都有形文化財に指定されています。

宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いだ木造建築で、各部屋の天井や欄間には、それぞれ趣向が異なった美の世界が、当時屈指の著名な画家によって描かれています。残念ながら企画展のときにしか入れないのが残念。正面入り口を入って右手にその入り口がありました。

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こちらもやはり、エレベーターの中まで豪華絢爛螺鈿細工。

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総工費850億円をかけたリニューアル工事も、おそらくはバブルの崩壊で雅叙園の経営を圧迫させることとなったのでしょう。加えて創業者・細川力蔵亡き後の同族経営では体力も持たず経営破綻、外資ファンドに買収されましたが、建て直されたのち、ホテル部門はワタベウェディング株式会社の傘下となっているようです。

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地域共通クーポンを使おうと思っていた焼き菓子をチェックしに行きました。

思っていたよりもずっとスリムなパウンドケーキが2,200円(税込)。ホテルメイドは高いよね~

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でも、その他の焼き菓子はいまひとつ魅力的ではないかも。

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チョコレートは、折り鶴や手毬の形をした手の込んだものがありました。さすが総合結婚式場らしい映えるものばかり。

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でも、私が気になったのがこちらのモルトウィスキーの生チョコレート。たった9片で2,200円というお値段ではあるものの、地域共通クーポンあってこそ買い求められるというもの。候補に入れちゃいます。

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さて。お土産は翌日にするとして、気になる庭園散策に出掛けます。出入口は赤い傘の見えるところから。f:id:fuwari-x:20201020101021j:plain

 

人工滝に向かってステージのように回廊が作られています。

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一番落差のある滝の裏側は通れるらしい。手すりがこちらから見えています。 

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目指すはあそこ!階段を上がってみましょう。

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人工滝の前にあるステージでは、結婚式の前撮りに来ているカップルが撮影を始めるようでした。そりゃ、ここは必須よね。f:id:fuwari-x:20201020100622j:plain

 

思いの外、敷地は広くなくてすぐに立ち入り禁止区域になりました。ほんの少し上って終わり。それでも上から見るレストランの雰囲気は、豊かな緑が映えてゴージャス感があります。f:id:fuwari-x:20201020100742j:plain

 

立ち入り禁止に引っかかったのは右手に上がってすぐ。戻って直進するしかなさそうです。

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直進したここが滝の裏側になりそうですね。

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ひんやりとした洞窟はもろに人工的ですが、なんとなくワクワクしてしまう私。

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ちらりと覗いてみると、夕刻に差し掛かるホテルの明かりがとてもきれいです。

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あらま。前撮りカップルの撮影に、入っちゃうかしら?

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少し隠れて待ってから、こちらも改めて滝の裏側からホテルを撮ってみました。いい雰囲気ですよね~ 前回のホテル椿山荘東京のような広さはないものの、敷地内の雰囲気を盛り上げるには充分だと思いました。

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ただ、前撮りカップルの撮影会は、紫の絨毯の敷かれた階段にドレスを広げて座ってのものなど、海外でよく見かける中国人や韓国人と同じく、様々なポーズを取ってあちこちで行われていたのでかなり驚きました。日本も変わったのかしらね?それともワタナベウェディングだから?

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ホテルに料亭があるのは珍しくないとしても、ガラス張りのドームの中ということでエンターテインメント感というか、アミューズメント感というか、華やかな雰囲気が各所で感じられました。

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館内の豪華さといい、部屋の広さといい、大満足。これはラウンジも期待できそうですよね?しちゃますよね? 

次回記事はこちら。fuwari-x.hatenablog.com

 

【GoTo Travel】ホテル雅叙園東京-室内編 充実!贅沢!80㎡!

2020年(令和2年)10月16日(金)
 

ひたすら慎ましいStay homeを送り、外食すらしていなかった私がGoTo Travelで近場に泊まろう第二弾、ホテル雅叙園東京へやってきています。

前回のチェックインまでの様子はこちら。 

fuwari-x.hatenablog.com

  

チェックインのために8階フロント階まで上がってきました。やっぱりエレベーターには螺鈿細工が施されています。

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すでに2組が案内されていて、私たちは込み合っているということで先に部屋に通していただいてのチェックインとなりました。

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部屋は7階。エレベーターホールの前は簡単なラウンジスペース。

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ケイトウって案外生け花にすると映えるんですね~ でもなんか中華っぽい。

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落ち着いた廊下を通り、706号室が本日のお部屋です。

こちらのホテルでは全室が70㎡以上のゆとりの造り。楽しみです。

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まずは部屋に入ってチェックインが先です。80㎡のエグゼクティブスイート。

おお~ 思っていたよりも広い~ と内心で呟く。

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テレビのサイズはいったい?家にはテレビがないので、こういったところに来ると時代の移り変わりを感じたりします。

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ラウンジの説明と、指定のレストランでは20%OFFになるということを聞きました。うむ。ラウンジアクセス付きだけど、ディナーをいただくのもいいかも。

翌朝の朝食は、和食洋食をあらかじめ決めたうえで時間を予約します。そして、宿泊者限定のアクティビティから、翌朝の雅叙園アートツアーも予約しました。このホテルがミュージアムホテルを謳っていることぐらいはリサーチ済みです。残念なことに東京都指定有形文化財となっている百段階段は開催時期ではなかったのですが、代わりに館内のアートを見学させていただきましょう。コロナ禍でなければ、ほかにもいろんなアクティビティが用意されているようでした。

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チェックイン完了後、改めて室内の見学を始めました。

カーテンを開けてから部屋に入ったところを見るとこんな感じ。

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室内に入ると左手にまずお手洗いがあります。広くてゆったり。

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続いてはクローゼット。自動で明かりが点くタイプです。

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スリッパは使い捨ての中ではかなりフカフカのタイプで、1週間連泊ぐらいなら持ちそうな感じ。

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右手にはミニバーのコーナー。カウンターにはコーヒーマシンと無料のミネラルウォーター2本が置いてあります。

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奥の扉を開けると鏡張りでキラキラ。自撮りしているかのようになるので斜めから撮りましたが、切子のグラスがひときわ光っていました。

あとはコーヒーマシン用のコーヒーカプセルやワインなどが揃っています。引き出しにはお菓子やおつまみ類も引き出しに入っていて、充実のミニバーコーナー。

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その左隣に見える扉を開けると、こちらにもクローゼット。

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引き出しの中にはパジャマが入っていました。ワッフル地のワンピース型。

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窓辺のソファーもゆったりしていて、これだけでもう充分寛げそう。

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大満足の広々としたリビングに続き、ベッドルームへの入口が右手に見えています。

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おお~!バスルームもリビングと同じぐらいの広さがあってゆったりしています。

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リビングのテレビより若干サイズは小さいのですが、こちらにもテレビが備えられています。これまで泊まったどのホテルよりも広さといい、設備といい、充実しています。贅沢の極み。

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カーテンを開けるとビルが見えますが、緑があいだに入るので落ち着いています。

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ベッドルームにもクローゼットがあり、金庫はこちらに。

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バスルームへの入口です。

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な・なんなんだ?この充実したバスルームは?

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トレイはこちらにもありました。

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臙脂色のバスタブが、なんとなく艶めかしい。しかもジェットバス。

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正面に見えるのはスチームサウナらしいんですけど、スイッチがわかりませんでした。いずれにせよ、その時間もなく。

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奥がシャワーブース。サウナとは別の扉になっています。

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シャワーは2ヶ所から出ますが、ハンドシャワーしか使いませんでした。

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大理石づくしのバスルームは、これでもか!という感じ。

前回のホテル椿山荘東京の45㎡も決して狭くはない、むしろ広い部類と思うのですが、この80㎡のもとには霞んでしまいます。

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バスタオルは2組ずつ。ハンドタオル、ガウンもあります。

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アメニティーは、自然派コスメOMNISENS(オミニサンス)のもの。これ、どこかでも使ったなぁ。ハンドクリームまであるのが嬉しい。

シェービングフォームとマウスウォッシュもあります。

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シャンプー、コンディショナー、バスウォッシュは、シャワーブースにも備えられていたので3本ずつ。あとボディーローションが2本ありました。

私の髪とここのシャンプーとはとても相性がいいので、使用したものを1本だけいただいて帰りました。この使い残しのものってホテルではどうするんだろうと気になって。

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ドライヤーはPanasonicのナノイーですが、ホテル椿山荘東京のものと違ってそれ以上の機能のないもの。

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さて。せっかくのラウンジアクセス付きのプラン。

アフタヌーンティータイムに間に合ったので早速行ったのですが、先に次回記事で館内散歩をアップします。 

fuwari-x.hatenablog.com

 

【GoTo Travel】ホテル雅叙園東京-到着編 いったいここってどういうところなの?

2020年(令和2年)10月16日(金)

 

ひたすら慎ましいStay home生活を送り、到底出掛ける気にもならずにいたはずが、近場で動けばいいのではないかと思い立った途端、2~3週間間隔で7つものホテル泊を予約した私。まったくもって猪突猛進型(苦笑

その後、ANAのキャンペーンにも乗っかったので5つに減らしましたが、第一弾のホテル椿山荘東京に続き、第二弾ホテル雅叙園東京へ行って参りました。

第一弾はこちらから。 

fuwari-x.hatenablog.com

 

ところで、東京が地元の方にとってホテル雅叙園東京って、どんな印象をお持ちのホテルなんでしょう?

宿泊した初日と、翌日とで大きく印象の変わるホテルでした。今や、ゴージャスなホテルに泊まって来たと喜んでアップするようなホテルなのか?という微妙な感想が残っているのですが・・・その顛末をご紹介したいと思います。

 

こちらのホテルはキャンセル期限が宿泊1週間前まで。どうしようかちょっと迷っていたホテルでした。そもそも名前を知らなかったし、泊まるだけのために散財するのもねぇ・・・と。それでも決行したのは、今回予約したホテルの中で一番広い部屋だったのが魅力的だった点。

1泊朝食付き+ラウンジアクセス付き35,640円+地域共通クーポン9,000円

www.hotelgajoen-tokyo.com

 

JR目黒駅から20分ごとに送迎バスも出ているのですが徒歩でも7分足らずなので、行きは歩いてみましょう。

高低差があってわかりにくい道。ズドーンと下るとホテルっぽいのだけど、間違えると上らなくちゃいけないので慎重に地図をチェックしながら歩きます。

 

途中、お寺があったので入ってみました。

天台宗大圓寺です。

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門を入って左手には五百羅漢。

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その中央には釈迦如来。そのまわりには十大弟子像、十六羅漢も彫られています。

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通称大黒寺と呼ばれるお寺というとおり大黒天の幟がたてられています。

右手に見えるのは薬師如来像ですが、自分や家族の体で気になる箇所に金箔を貼り、病や痛みの平癒を祈るということで、キラキラと光っておいでです。

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お寺を出て、さらに下り切ったところにホテル雅叙園東京がありました。

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どれがホテル???想像よりも近代的な構えにちょっとビビっています。

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入口が見えないけど、どっちに歩いて行くんだろう?

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こっちかな?と思った方へ歩こうとすると、何やら案内板が出ています。

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え?お七の井戸

そう、ここは恋人に会いたい一心で火を放ち、その罪で火あぶりの刑に処せられたとされる八百屋お七のゆかりの地なのでした。

お七が恋した吉三は、お七の火刑後に出家して明王院に入りました。西運と名を改め、目黒不動浅草観音の間を往復十里を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げたといいます。 明王院は、明治13年頃までこちら目黒雅叙園が建つ場所に存在していました。 西運が念仏行に出かける前にお七の菩提を念じながら水垢離をとったことから、お七の井戸と言い伝えられています。

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先ほど立ち寄った大圓寺には、阿弥陀堂(右手の建物)の中にお七の木彫り像が祀られており、恋人だった西運の墓もあるそうです。

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さて。入口に向かいましょう。

なんだか仰々しい建物。後ろの近代的なビルにも圧倒され、場違い感ハンパなし。

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屋根には鯱(しゃちほこ)

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振り返ると落ち着いた景色に見えますが、おいそれと一般人が入ってはいけないような威圧感があります。

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なにやらゴージャスな雰囲気がプンプンとしていますが、入ってみましょう。

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中に入るとすぐに庭園が見え、思ったよりもずっとゆったりと落ち着いた雰囲気。

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あちらに続く回廊を歩いて行くとホテル棟へ行けそう。

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トーンを落とした回廊はこの状況下にあってか人も少なく、なーんとなく心許なく感じてしまう根性なしの私・・・

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廊下の壁には木彫りの絵がずらりと並んでいます。

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花魁でしょうか。艶やかな着物姿ですが、なんとなくこの花魁というのが私には違和感がありました。

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ブライダルサロンもゆったりゴージャス。

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回廊はやがて両脇に水を湛え、招きの大門がお出迎え。むむ?中華風の構え?

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2017年に現在のホテル雅叙園東京に変更されましたが、それまでの名称である目黒雅叙園の名が掲げられています。

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大胆に活けられたゴージャスな花が水面に映えて美しいのだけど、やっぱり中華風だよね?

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お神輿も金色。とにもかくにもザ・ゴージャス!

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両脇にはレストランが並んでいます。

こちらではおひとりさまのアフタヌーンティ利用者を多く見かけました。

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向かい側は天井までガラス張りの吹き抜けで、庭園が見える開放的なレストラン。やっと落ち着ける気がしました。

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ところが、どこまで行ってもフロントに行き着けません。

こっちは宴会場っぽいし、どこだろう?

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このホールの脇にあるエレベーターを上がった8階にフロントがあるということでした。

いやもう、このエレベーターだって螺鈿細工でキラキラ。

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エレベーターの中だって同じく螺鈿細工の孔雀がお出迎えでキラキラ。

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い・いったい・・・ここって何なの?

一般庶民が来てもいいようなところなんでしょうか?

あまりの煌びやかさに、すっかり戸惑っている私たち。部屋へ案内されると、さらに驚きは続きます。 

次回記事はこちら。

fuwari-x.hatenablog.com