ひたすらのんびりするほかなかったクイーンズタウンももう終わり。
でも、直前まで滞在期間のほとんどが雨との予報でしたが、この最終日まで、まずまずのお天気で過ごすことができました。
最終日の過ごし方は、一番悩みました。
15:20のフライトの場合、13:30には空港へ到着する必要があります。小さい空港だったので、実際にはもう少しギリギリでも大丈夫でしょうが、それでも手荷物がある場合のチェックインは90分前となっていました。
となると最終日は、荷造りをして、少し街を歩いて、早めの昼食をとって・・・うまくいってそれぐらい。それじゃあもったいないと思ったので、ワイナリーツアーを申し込みました。
公共の交通機関で廻るのが好きなので、本来であればバスで行きたいところですが、出発日であるということ、バスの本数はそう見込めないし、ワイナリーは不便な場所にあることが多いので、午前中にワイナリーを回って空港まで送ってもらえる日本語ツアーにしました。
メルボルンでもワイナリーツアーに参加したことがあるのですが、その充実ぶりは素晴らしいものがありました。
今回は私たちだけだったので少し気詰まり感はありましたが、期待して出発!
カウンターの上にメニューがあり確か5~10NZD。
赤ばかりのセットや、こちらの地方にしかないぶどうを使ったもの、チョコレートともに味わうものなど3~4種類ずつ飲めるようになっていました。
飲むのはすぐ後ろのテーブル。
家では毎日1本ワインを開けるぐらいワイン好きですが味はまったくわかりません。
日本酒であれば明確に好みがあるのですが、それもそこへ行きつくまでに相当飲みました。あれと同じぐらいワインにつぎ込むと、いくら費やすかわかったものではありません。1,000円程度のワインで満足していないと大変。
で、わかるようなわからないような違いを感じつつ、ここでは併設されていた隣で、ワインではなく、チーズを買い込みました。
もう1件有料のテイスティングをしました。
ここは3件目だったと思います。
試飲場所のすぐ後ろにワイン樽が寝かされていて、ここでは、希望を聞かれて3種類ぐらい試飲しました。でも、私には違いが判りません。
な~んか、嫌な予感。試飲はここも無料のようです。
前にワイナリー巡りをしたときは大人数でしたが、誰も購入する人はいませんでした。
味はともかく、行ってみなければ値段がわからないし、買う前提ばかりがワイナリーツアーではないと思っていました。でもな~んとなく、このツアーでは気詰まり。
1人80NZD(約7,500円)、回ったのは4ヶ所。
個人ではこの短時間に行けなかっただろうし、空港へも送ってもらえたし、そういう意味では良かったんです。
無料のところって、気兼ねすること気兼ねすること・・・
しかも、試飲の支払いは、その都度ガイドさんがするんです。
お店の人と顔見知りという雰囲気でもない。
最後のワイナリーではチップを入れる場所があって、そこにガイドさんがいくらか入れているのを見ましたが、申し訳なさ過ぎて終わったときにはどっと疲れが出ました。
だったら、一番安いのぐらい買えば良かったでしょって?
それはできませんでした。
既に規定本数がスーツケースに入っていましたから
ってなわけで、クイーンズタウンともお別れです。